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あかないキミの、異能世界  作者: 竜世界
ProgressⅣ-PROCYON-
27/67

第27話 ぶちまけるは私の感情の雫

 一ヶ月にも渡る他のガーデンとの統合準備期間も明日で終わる。


 そういう意味では最終日となる本日発生したフィールドは毒沼マップ。


 上位勢達が本気を出せば浄化装置が起動し毒沼が浄化されてから復活するまでの周期が早いのだが……この日は上位勢の稼働率がいつもより低いようだった。


 そんな中、リーダーを含め残り三名となった『プロキオン』のグループは熱心にポイントを集め、上位を維持していた。


 統合対象に選ばれるほど全体人数が減り、明日を迎える為か強豪グループが参加すらしていない今日ならばトップを狙える見込みは高そうだが……それでも今日は随分と盛大にやっているな。


 『エルドーラ』のリーダーがそう思っていると、前方から参加者が走って来て、情報を聞き出す事に成功した後、その参加者は走り去って行った。


――スキュラが現れた。


 驚異的な再生能力と特殊な眷属エネミーの発生能力を持つ、今回のマップで出現するエネミーの中でも最上位の存在。


 以前同じ毒沼マップに現れた際は稼働していた参加者の誰一人として情報を持っておらず、大まかな性能が明らかになる頃には当時台頭していたグループの全滅を筆頭に幾つもの参加者が葬られ、再び出現した時は誰も倒す事が出来なかった。


 実際はスキュラを出現させ続ける事で毒沼浄化ボーナスを排し、全体のポイント獲得速度を鈍化させた末に最後に自らのグループがスキュラを倒す事で一気にトップに躍り出るという目論見を眷属狩りに移行した結果だった。


 スキュラの眷属を撃破するとスキュラの能力により強化状態で復活し、再び倒せば二度目のポイントが得られる。眷属を素早く倒せるならばスキュラ本体を倒して浄化中に出現するアイテムを集めるよりも効率的となる。


 そんなスキュラ出現後もプロキオンによるポイント獲得速度は衰えなかった。ランキング推移を見れば眷属狩り目当てに加勢した参加者が何名か現れたと判るが、眷属一体倒すのにも一苦労しているペースだと読み取れる程度の戦力か。


 参加者が勝手に名付けて定着した呼称に過ぎないとはいえ、女性の上半身に異形の怪物の集合からなる下半身の姿をした今回のエネミーは「スキュラ」と呼ばれる要素を忠実なまでに兼ね備える。


 眷属は下半身の集合の一部が独立したような造形で、性能が変わらないにも(かかわ)らず姿のバリエーションは多く、強化後はその造形が増殖したような状態になり再生能力も獲得。


 エネミーが持つ再生能力は「ゲージ」の概念を用いれば説明が円滑になるだろうか……ゲージとは数値の量を横棒で表したものを指す。


 例えば体力ゲージと再生ゲージの二本があり、体力ゲージが減れば再生ゲージを消費してその減少分を回復。再生ゲージがある程度まで減少すると再生速度も減衰するようになる。


 そんな基本的な再生能力に対し、スキュラはこの再生ゲージも時間経過で回復する為、時間を掛けて攻撃し続ければいずれは倒せると言う従来のやり方がスキュラには通用しない。


 短時間で体力ゲージを大幅に削り、再生ゲージ回復が追い付かない程の攻撃間隔の両方が要求される相手という事実を知る者が不在のまま、プロキオンのメンバーを始めとする参加者たちがスキュラとの戦闘を始めてからの時間が淡々と経過。


 沼が……浄化されて行く?


 エルドーラのリーダーが唖然としていた。


 浄化装置はエネミーからダメージを受けると修復時間が追加され、周辺に出現するボスクラスエネミーを倒す事で修復時間の蓄積は無くなる。ボスエネミーを倒さずに浄化装置を防衛する方法はあるものの、装置の起動時間は短くない。


 浄化装置を起動しても、その時のボスエネミーは残った上で次のボスエネミーが出現する為、ゲーム終了間際ではない限り撃破しておきたいのが実情。


 エルドーラのリーダーはプロキオンのリーダーの登録名(エントリーネーム)『テオドール』のポイントが一気に増加したのを見て、スキュラの撃破を確信する。


「大したヤツだ……」


 エルドーラのリーダーはその長身からなる背中を覆う程の金髪と女性という情報を不必要なまでに与える程に膨らんだ胸の持ち主であるが、その呟き声は女性らしさを残しながらも男性的。


 スキュラ撃破後もプロキオンはその勢いを止めず、最終的に今回のゲームでトップを取ったのはテオドールだった。


 そしてプロキオンの三名がグループ設立時に生成される建造物内部――拠点(アジト)へと帰還した時の事。


「テオ!」


 先に拠点で待つよう言われたメンバー二名の中でリーダーの帰還を真珠髪の少女は胸に飛び込むほど喜び、ネオンイエローのサイドテール少女は言葉だけ述べる。


「リーダー。生還おめでとうございます……願いの方は?」


 あれほど全力でトップを狙っていたからには、今日までに叶えたい願いがあったのだろう。


 捧げたクラウンの数と願いの内容が釣り合わなければ願った者は死ぬ……テオが帰還せずに死亡する懸念は大いにあった。


「クラウン三個で足りたよー」


 真珠髪の少女ほどでは無いがある程度以上に膨らんだ胸に埋まるその少女の頭を撫でながら、やや緩やかで静かな口調でテオは更に続けた。


「マイちゃん。手ぇ出してー」


 テオは三人の中では一番背が高いが、そこまで差は無い。その背丈の大部分を覆うほど伸ばした後ろ髪を三つ編みにした水色の髪は若干の青味を帯び、その銀色の瞳はいつ見ても穏やかに輝き、表情に温厚そうな雰囲気を纏わせる。


「あ、うん……」


 互いに距離を取り向き合った状態になってから真珠髪の少女が手を出すと、


「受け取ったって意志を強く……頭の中に描いて」


 そんなテオの言葉を何一つ疑う事無く、真珠髪の少女は返す。


「はい」


 次の瞬間、真珠髪の少女の手の平の上に金色の光が集まり……その光が弾けて現れたものを見て、サイドテール少女が驚きながら呟く。


「クラウン……? 何故?」


 クラウンはフィールド内でトップを取った参加者が行ける特殊な部屋でのみ出現する……その常識が覆る光景をよそにテオが発言する。


「これで……マイちゃんは残り五日間くらい、一度だけ好きな時にクラウンを呼び出してクラウン一個分の願いを叶える事が出来る」

「え……?」


 マイの困惑は当然だった。クラウンは獲得したその参加者だけが使えて、クラウンを保持する参加者が死亡した場合、持っていた全てのクラウンは誰の者にもならずに消滅する。こうしてクラウンを他人に譲渡する事は不可能なのだ。


 しかし、願いとは既存の状況や法則で実現出来無いからこそ生じるもの。


 死んだ者は蘇らない、衰えた肉体を全盛期に戻す事は出来ない、過去の過ちを無かった事には出来ない……そんな不可能を覆し、可能にしたいと抱く想いが願いであり、願いが大きくなるほど巻き込むものとその規模も肥大する。


 プロキオンのリーダーが願った内容は以下の通りである。


――クラウンを三個使用。一個分のクラウンを常に呼び出す事を一度だけ可能にしこの力を保持する時間と、この力自体を受け取る意志を示した相手に一度だけ譲渡する事を可能とする力を得る。譲渡の際は多少の時間だけクラウンの幻影が出現する。この力が保持可能な時間は常に把握出来る。


「一度しか呼び出せないから、残り時間ギリギリまで願いの内容をよーく考えて決めてね」

「え、えーと……?」


 今にも呆然としそうなマイを眺めながらテオは言う。


「クラウン一個分しか無いけど……それでマイちゃんが何を願うか、わたしわかってるから」


 その言葉を聞いてサイドテール少女が反応する。


「確かに……物資も電気の供給も乏しかった以前のガーデンと真逆なこのガーデンでなら……サリーはここ最近ずっとネットへの動画投稿の方法調べてたし」


 テオはその口調を更にゆったりと優しさを帯びながら言葉を紡いで行く。


「歌おうよ、マイちゃん……プロキオンはもうこれで解散にするから、何気兼ね無く思う存分――マイちゃんが歌を頑張るようになるなら、果たせるか分かりもしない、わたしの目的より、そんな道をマイちゃんが歩めるようになる方が、ずっと、ずっと……わたしの願いだって言えるから」


 グループを解散するという言葉が飛び出したにも拘らず真珠髪の少女――マイとサイドテール少女――サリーの反応に驚きの声は薄かった。


「テオ……」

「もうグループの為に行動しなくていい、自分の為に活動しなさい……そういう事なのテオ?」

「解散理由はそうだねー……今までは、いつか帰れた時の為に曲や歌詞を考えるだけだったけど、このガーデンではやろうと思えば相当な環境を整えられる」


「……実際、この仮のガーデンに来てから、作りかけだった曲が完成まで行ったからなぁ……紙とペンで書いてた楽譜が、専用ツールで作成してそのデータをいつでも印刷出来る」


 マイがそう返したが、サリーに至ってはインテリア同然で購入したエレキギターを電気が自由に使えるようになってからは連日ネットで楽曲を漁っては耳コピ演奏に励んでいた。


 それから幾らかの沈黙が流れ、マイが発言する。


「そうした方がいいのかもね……それにしてもテオ、火傷直さないんだね」


 リペアガンナーは強化が進めば全身に負った大火傷も直せるが過去に負った損傷や欠損を直す事は出来ない。対象が生物や人体の場合「この短期間で最も身体的に万全な状態にする」事がリペアガンナーが定める完治。


 機械的な構造物は万全な状態が一通りに定まる為、何年も前に壊れた腕時計を直す事は可能だが、積み重なった月日の分だけ修復速度は低下する。


「これ小さい頃に出来たし、特に嫌な思い出も無いから……愛着湧いちゃってる感じかなー」


 テオの向かって額右側には酷い火傷跡があり、その部分を包帯で覆い、出撃時は小さなお面……普段は小さな帽子を被せている。


 テオが幼い頃、教育方針の相違による両親の喧嘩が激化して行き……その様子を心配したテオが両親に近付いていた結果……加熱中だったスープがテオの左目付近に掛かるという事故へと至った。


 酷い火傷跡が残った割には視力への影響は一切無く、顔に包帯が巻かれている姿が気に入ったテオは左手の拳と手首に包帯を幾らか巻くように。


 自分が火傷を負った事であれから両親は口だけで喧嘩するようになり、それも長引かないようになったから、悪い事じゃなかったのかもしれない。


 幼心にそう思っていたテオは成長するにつれ、以下の見解も持った。


 思えばあの時は包丁も傍にあった。失う恐れがあったのは自分の左目だけでは無かったかもしれない。


 テオが火傷を負った経緯はマイとサリーも何度か聞いていたので、マイがこんな発言をした。


「そういえば明日から地球にいる家族とアンドロイド越しに会えるようになるんだなー……」

「ダウンロードのみだったネットもアップロード出来るようになる」


 サリーが言ったように、この仮ガーデンの段階でも地球のサーバーにアクセスする結果を疑似的に得る特殊サーバーが設けられ、地球側から統合先のガーデン側に情報が漏れないようにネットは閲覧のみが可能だった。


 その制約も明日の統合により無くなり、実際には地球側と送受信しているわけでは無いという実態も既に一般的な情報。


 その後は目立った発言も無いままやり取りが進み……やがてテオが、


「じゃあ……プロキオンは今日で解散って事で」


 そう発言すると、マイが続いた。


「完全にお別れじゃ無いけど……お世話になりました」

「ありがとうテオ……どうかお元気で」


 サリーが言うとテオは「あ、そうそう」と呟いた後、こう言った。


「締め括りの挨拶代わりに……わたしの本名、教えちゃう」

「そういえばずっと能力名の略称だったなぁ」

「サリーはマイの本名知ってるけどね……マイにはサリーの本名言ったっけ?」


「どうだったかなー……」


 マイの曖昧な返事に対し、サリーは言った。


「ネーテル・サリドー……だよ。そしてマイが」

舞良角(もろずみ)泉舞輝(いぶき)……舞の漢字が二つある」


 テオが空中にテキストウインドウを表示しながら「そしてわたしは……」と言った後、穏やかな口調で言い切った。


「シューラ・オーヴェルバーグ……内緒だよ」

「あー……テオってここから」

「こういうスペルなんだー」


 表示されたアルファベットの文字列を眺めながらサリーとマイが呟いていた。


 そして統合四日目。地球側にある大手動画サイトに一件の動画が投稿され、立体ディスプレイでも再生可能だったがテオは平面モードでその動画を眺めていた。


 真珠色の髪を伸ばした少女がボーカルとなり、ネオンイエローの髪を向かって右サイドテールにして左側にワインレッドのウィッグを付けた少女がエレキギターを弾き、ピンクゴールドのツ―サイドアップの少女がドラムを叩く。


 歌唱と演奏の強さに合ったオリジナル曲も目を引くが……三人の背後で自動的に鍵盤を叩く無人キーボードや路上の一角を埋め尽くす立体ディスプレイ空間によるエフェクトの数々。


 音響設備もプロ仕様のものが揃っており、このガーデン内に本格的なスリーピースガールズバンドが誕生したという事実を視聴者の誰もが認識した。


 チャンネル名にもなったユニット名は固有性を重視した結果、読み辛さは否めないが『ミーティア(MeTEAR)()ブラスト(BLAZT)』と読む事は動画概要欄に掲載されていた。


 動画再生を終えるとテオは立体モードで同じ動画を再生し、その後何度も視聴を繰り返したが……最近のテオは白い包帯では無く、黒同然の青緑の暗清色の両端に金色のラインが走る帯を使うのがお気に入り。


 今まで使っていた兜とも言える小さなお面の着用は減る一方だった。


 動画はルプサの拠点内に新たに追加された広い一室で撮影したものだが、そのリハーサルと宣伝を路上で行っていた、この日から数えた前日にて。


「ふーん。じゃあ貴方達自体にはクラウンの力が適用されてないんだ」


 紅牙(こうが)学園のセーラー服を着た少女が、このステージに投げ銭機能がある事に気付き、先日宣言したのもあり、その機能を利用し幾らかの金額を投じた。


 完全電子マネー体制のガーデンに物質通貨は存在しないが、立体ディスプレイ内で投じる金額に応じて硬貨のグラフィックを変更して行き、それを容器の中に投げ入れる映像を作成する事で実現した。


 問題なのが、そんなシステムは今まで存在しなかった事。この少女三人が開発したので無ければ外注した事になるが……こんな大掛かりなプログラム開発料を払えるだけの資金力が少女三人にあるとは思えない。


 故に制服少女は先程このような言葉で切り出していた。


「で、これを実現する為にクラウン何個使ったの?」


 ボーカルのマイを始め、三人は悩んだ。


「んー、話していいのかなー」

「でも……隠すほどの事かなぁ」

「ザックリでなら……いいんじゃない?」


 マイが更に「んー……」と唸った末、


「じゃあ、幾つか質問してもらってイエス、ノー、沈黙で返す方式でなら」


 と提案して来た条件を制服少女は飲み、暫くやり取りした後、先程の発言へと至り……その言葉に対しマイがこう返す。


「まー……使ったクラウンの数はお察しの通りです」

「一個ね」

「イエス」


 それで制服少女が得たかった情報が出揃ったのか、先程より二段階上の硬貨表示になる額を投げ入れ、


「ま、ヒマな時間出来たら貴方達の音楽で埋めるのもいいわね」


 そう言って制服少女は去って行った。


 ボーカルのマイがクラウンに願った内容は「自分達が音楽活動を行う際にはこのガーデンのシステムからサポートを得られるようになる」という単純なもの。


 そう願ったマイたちはシステムが立ち所に作成したライブ支援システムの使用権とライブ演出に使用可能な膨大なエフェクトデータ、完全整備された高品質機材の貸し出しとライブ中の使用機材の保全全般。


 ここで言うエフェクトとは、例えばステージ上に大きなスピーカーが両側にありそのスピーカーの表面を暗くしたり表面にエネルギーラインが走る、ステージ全体に風船やシャボン玉の群れが飛び交うなどの描画演出オプションの事。


 それが明日を迎えぬ内に膨大なバリエーションが作成されると共に提供され、ライブで使用する曲調を基に有力と思われるエフェクト候補のピックアップ……破格のサポートを三人の少女は獲得した。


 これはこのガーデンのシステムが極めて高水準のAIに制御され、そのAIが僅かな時間だけ彼女たちのライブを支援する為にそのメインリソースを使う事で実現した、このガーデンならではのクラウンの効率的な使い方と言えよう。


 前述の通り、クラウンで叶えた願い自体は今後は街のシステムが限定的な条件下でマイの為に使われるという処理項目が追加されただけに過ぎない。


 このサポート体制は月に一定量以上の利用を行うと料金が発生するが、三人一組で活動するだけのバンドには有り余る条件の為、足りない月が発生する心配は不要に思える。


 ミーティア・ブラスト初の動画の話題性は地球で世界的規模となり、個人勢バーチャルタレントや著名アーティストによるカバー動画が次々と上がる日々を迎える事となろうとは……。


 投稿直後のマイとサリーとアンが冗談でも思い描かなかった光景だった。



 これでProgressⅣは読了となります……本当に、ここまで読み続けて頂けた事に感謝……ありがとうの言葉を重ねます!


 そして「よければブックマーク、相応と思った評価ポイント、感想の検討。お願い致します!」と続けたいところですが……今回はスペル各種を色々と記載しておこうかと。


・ELDORA[エルドーラ]

 グループ名である事は確か。黄金郷を意味するEl Doradoが元となったという説は有力過ぎるかもしれない。


・PROCYON[プロキオン]~マイが所属していたグループ。

・Thewla Overberg[シューラ・オーヴェルバーグ]

 プロキオンを立ち上げたリーダーで愛称はテオ。グループを解散したならば現在は無所属(ソロ)


・MeTEAR☆BLAZT[ミーティア☆ブラスト]

 meteorがメテオと読まれるリスクをMe Tear(私の涙)とする事で確実にミーティアと読ませ、blaze案の名残としてblastの一文字を置き換えた。


・舞良角泉舞輝[もろずみ いぶき]

 ミーティア☆ブラストのボーカル担当。マイの本名。


・Natel Salidor[ネーテル・サリドー]

 ミーティア☆ブラストのギター担当。サリーの本名。


・Angela Fleckerl[アンジェラ・フレッカール]

 ミーティア☆ブラストのドラム担当。アンの本名。

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