嘉納秋さんに突撃インタビュー!!
今回は嘉納秋さんにインタビューしてきました。HITTOさんからのご紹介で、インタビューさせていただきました。
嘉納秋さんは様々な小説を書いてらっしゃる作者さんです。ファンタジーや文学、恋愛やホラーまで本当に様々な小説を書いています。
では、いつも通りの質問をさせて頂きました。
あ……そろそろ信じてください。
・今書いている小説を書くようになったきっかけは何ですか?
「ブレイク ~ある魔女の物語~」…魔女狩りとエロスをテーマにしたハードなファンタジーが書きたかった為。
「乱」…神話的な戦国英雄譚を書きたかった為。
「骸」…アングラ&ノワールは自分の原点で、その集大成を書きたかった為。
「少年」…ヲトメワールドの発展形として。
「血、乾びて【200文字掌編小説集】」…文字数の限定はとても勉強になる為。
文字制限は確かに勉強になりますね。最近流行ってるっぽいし、今度やってみます。
・小説を書くときに心がけていることは何ですか?
視点人物に文体を合わせること。性別や年齢によって考え方が違うように、視点人物の造詣により文体も変化させるべきだから。
無駄のない必要最小限の登場人物とその描写、無駄に難解な言葉で飾らない、どんな人物にも汚い部分があることを表現等。
確かにこれは重要ですね。人によって考え方は様々ですから、本当に難しいです。
それと、無駄に難解な言葉で飾らない、と言うのも大事ですね。自分にとってみれば、カッコよく見えるかもしれませんが、他人から見れば意味不明な言葉しかありませんしね(笑)。
・更新はどのくらいのペースでしていますか?
更新は基本的には毎日ですが、不定期です。文学賞投稿用の作品も執筆しているので、どうしても不定期になってしまいます。ただ、200文字はできる限り毎日していくつもりです。
文学賞に投稿するんですか、頑張ってください!
・好きな小説は何ですか?(プロでもアマでもかまいません)
基本的に読書は一切しません。
ひとつは極端に影響を受け易いからで、師と仰いでいる夏目漱石大先生の作品を読み漁っていた頃は作品自体が漱石色になってしまい、それが抜けるまでに1年以上掛かりました。
確かに書き方の勉強にはなりますが、その作者さんに影響され過ぎるのもよくないですね(笑)。自分も影響されないように気をつけます。
・プロットはどのように書いていますか?
粗筋(特にラストシーン)、登場人物、各話のタイトルを先に決め、そこから先は基本的に(破綻しない程度に)インスピレーションに任せます。
タイトルから決めるんですか。自分はタイトルは話を書いた後にその場のノリで決めるタイプなんで、やったことありませんでした。
・ストーリーはどのように構成しますか?
書き始める前に自分の中でじっくりと熟成します(半月~一ヶ月程度)。短編の場合、半分ほどを書いた時点で一度止め、半月ほど時間を置いてから後半を書きます(客観性を持つ為)。
長編の場合は熟成後に各話のタイトルからインスピレーションを働かせて展開させます。これも半分ほどを仕上げた時点で一度止め、半月ほど時間を置いて前半を一度修正し、それから後半を書きます。
一ヶ月ですか……長いですね。確かに客観的に見ることが大事たとはよく聞きます。そういう面で考えると、時間をかけて書くということは、とてもいいことなのかもしれませんね。
嘉納秋さん、ご協力ありがとうございました。いろいろな自分の知らないことなんかを知れて楽しかったです。あ、楽しいだけでなく、ちゃんと勉強もしましたよ?
時間を空ける、というのは今度試してみます。
次回もお楽しみに!(よし……定番化したよね? 大丈夫だよね?)




