南師さんに突撃インタビュー!!
「なりたくないけどチートな勇者」などで有名な作者さん、南師さんにインタビューしてきました!!
ファンの方は、寄ってらっしゃい見てらっしゃい! (セコイことは認めます)
知らない人は、「小説家になろう」トップに行ってランキングを見てきてください。すぐに見つかります。
奇跡ですね。インタビューに答えてくださいましたよ。
では、いつも通りの質問をさせて頂きました。
あ……何度も何度も何度も何度も言いますが、ご本人です!
・今書いている小説を書くようになったきっかけは何ですか?
仲間探しと布教です。私の趣味がわかる人をネットで探すのと、わからない人でも知ってもらいたいという願望から。あと、昔から漫画家やら小説家に憧れていた所もあり、たまたま見つけたこのサイト様で書き始めたのもきっかけの一つですね。
布教って(笑)。やっぱり人気作でもきっかけは些細なことなんですね。ちょっと、安心しました。きっかけからボツ作品だったりしたら……
・小説を書くときに心がけていることは何ですか?
ナルミ君(主人公)をなるたけ成長させないようにしています。ある程度は成長させますが、なにせ異世界トリップモノで、しかも人間が全くいなく、王政で魔物までいますから、現実には全く有り得ないモノです。そんな中、読んで下さる方々が一番入り込みやすいキャラクターといえば必然的にトリップしたキャラクター、つまり現代の高校生たるナルミ君です。そんな彼まであちら色に染まられたら、読み手としては全くもって入り込みずらいお話しになってしまいます。だからナルミ君は現代によくいる“ちょっとキレやすくて周りの目が気になるちょっとオタな男子高校生”というキャラクターにして、名前もどこかにいそうな“長谷川鳴海”というものになりました。話の都合と布教(笑)のため、結婚やらキノコやら前世やらの無理設定は多々ありますが、やはり軸は“長谷川鳴海”という普通の高校生であります。後はまぁ、こういうと色々あれですが、布教のためにはやはりこちら側の神経を持ってもらわないと……。究極言うと、物語の主軸はナルミ君、何を伝えたいかの核は布教、これをコンプリートする事が出来るように気をつけていますね。
「小説のコツ1」でも書かせてもらいましたが、主人公に入りやすくするということは大切なようですね。
やっぱり親近感が湧く主人公は売れます(笑)。
・更新はどのくらいのペースでしていますか?
週一を目標にしてますが、最近色々私生活やスランプで滞りがちに……
スランプであれだけの人気を誇るなんて……
何があったか分かりませんが、頑張ってください。←ちょっと適当。
・好きな小説は何ですか?(プロでもアマでもかまいません)
橋本紡先生のリバーズエンドと御影瑛路先生の僕らはどこにも開かないですね。特に御影瑛路先生の作品は私的にはど真ん中ドストライクな衝撃を受けました。御影瑛路先生の作品は全部集めるほどにファンですね
自分の知識不足で知りませんでした。南師さんがそこまでおっしゃる作品……気になります。今度調べてみます。
・プロットはどのように書いていますか?
起承転結の起と結を最初に考え、その後にどんなモノを出したいのかを考えて作りますね。大まかに決まれば、後はそれらをどう動かすかを考えて書きますね。
起と結から考える方法は主流なようですね。自分は結が全く思い浮かばない状況に陥ることが多々ありますが……
・ストーリーはどのように構成しますか?
上記と同じで、ストーリー上の大まかな流れ、というかオープニングとエンディングを最初に決め、そこに至るまでを細かく分けてそこに繋ぐのが私のやり方ですね。だから、ぶっちゃけ言うとエンディング意外は行き当たりばったりな感じになってしまい、ブレが大きくなっていってしまいます。でも、“じつはあれが伏線だったのか”とか言われたいという憧れがありますので、小さな伏線から意外な事実が発覚する、なんて事を目論んでいますから、そこまで行き当たりばったりなつもりもありません。
とにかく、私は始まりと終わりをまず見つけ、そこから様々な細かい道のりを経て完結させる、という形ですね。やりたいことと終点さえブレなければ、なんとかなるのだと私は考えています。あとは、どれだけその終点までの道筋を見つけて、その中で自分が一番気に入ったモノを文章にすればいいと思って私は文章を書いています。
「やりたいことと終点さえブレなければ、なんとかなる」勉強になりますね。ブレなければ大丈夫! ちょっと自己暗示かけてきます(笑)。
途中で伏線を入れるのが一番大変なんですよね。
南師さん、ご協力いただきありがとうございました。
今回もたくさん勉強させて頂きました。
「小説の書き方!!私的メモ」を連載してから、たくさんの人にインタビューに答えて頂いて、成長できた気がします。あくまで、"気がする"だけですからね。これだけのことをしていても、実際は全く成長していません(泣)。
次回もお楽しみに!(また、アニメっぽくやってみた)




