タチバナ ナツメさんに突撃インタビュー!!
はい、今回はタチバナ ナツメさんにインタビューしてきました。現在は「ギルティ・ディペンダンス」などを連載されてる作者さんなんですが……とりあえず、画力半端ねぇ。そう言う自分は、画力に一目ぼれをしたから読み始めた不届きものです。
画力もそうなんですが、文章もとてもきれいですので、一度読んでみてください。
質問はいつもと同じです。
あ……言っておきますが、今回も本人です。以後お見知りおきを。
・今書いている小説を書くようになったきっかけは何ですか?
高校の時、受験勉強が嫌で妄想に走っていて、今の小説の原案を書いていました。当時は今より数段こじつけばっかりのとんでもない設定で、読み返すといろんな意味で泣けます。
今の形になったのは一年位前でしょうか。とにかく自分の好きな要素(陰陽師、日本刀、怪しい秘密組織、ドラッグなど)を余すところ無く盛り込んだら今のような感じに……
つまり、現実逃避から生まれたということですかね。面白いですね。
好きなもので作ると、面白い世界観になりやすいのでしょうか? まあ、嫌いなものでやるよりは全然いいってことです。
自分も宗教関連はいろいろと勉強しているつもりでしたが……勉強不足でした。陰陽師は五要素を使ったり、様々な職業の元になっていることくらいしか知りませんでした。
・小説を書くときに心がけていることは何ですか?
似たような表現を繰り返し使っていないかという事には一番注意を払って書いていますね。同じ動作でも、同場面内では絶対に同じ表現方法では書かないように心掛けてます。
二番目は、音読した時にテンポよくすらすらと読める文章を目指して書くということでしょうか。だから、執筆中はかなりブツブツ独り言言ってるアブナイ奴です(笑)推敲時は必ず全文を音読してチェックしてます。
あとは、キャラクターの台詞を書くとき、地の文に名前を書かなくてもそのキャラだとわかるくらいに個性を出そうと……努力してます。一つの台詞を一通り書いた後、本当にこの台詞はこのキャラが喋りそうな台詞かなぁと、かなり立ち止まって考えてる事が多いです。
自分も「そして」と「そして」がくっつかないように努力してます。気を抜くとすぐに使ってしまって大変です。
自分は他小説様を読んでる時はニヤニヤしていて完全にヤバい奴になってます。
・更新はどのくらいのペースでしていますか?
週一で本文と絵を一つずつあげる事を目標に頑張っています。調子がいいと何回も更新したりする事もあります。
絵も自分で書いているんですから大変そうです。
ちなみに自分は、どんなキャラクターを書いても「人型の何か」にしか見えなくなる能力の持ち主です(自慢)。
・好きな小説は何ですか?(プロでもアマでもかまいません)
実は小説をそれほど読まないので、小説家の方でこの人!という方がいなくって;作家さんという事でしたら、浦澤直樹先生を心の底から尊敬してます。とくにお気に入りなのはMONSTER。漫画なのに小説顔負けのストーリーをご自身で考案されてる事に脱帽……あんなスリリングなサスペンスを書けるようになりたいです。私は専らファンタジー書きですが。
小説を読まずにあの文章力とは……感服いたします。
・プロットはどのように書いていますか?
基本、プロットはルーズリーフに走り書きです。まず全体的なストーリーをザザッと書き、それから章ごとの細かい部分を書いてるのですが、私の場合、例えばバトルフィールドの配置などは絵も交えながらゴチャゴチャと書いてます。他の人が見たら全く読めないかもしれません(汗)
あとはもう、矛盾が出ない程度にキャラクターに動いてもらいます。心の赴くがまま!
ルーズリーフですか。たまにしか使いません。まず、鉛筆を持つことに虫唾が走ります(笑)。
バトルフィールドの絵……羨ましい。自分は妄想狂なので、すべて妄想で行っています。弱点は毎回バトルフィールドが変わることです。
自分はいつになったら「キャラクターに動いてもらう」という、高度なことを出来るようになるんでしょう……
・ストーリーはどのように構成しますか?
基本的にお風呂場で思いつく事が多いですね。(←超長風呂女)書きたい場面がパッと思いつくので、そこにつなげるためにストーリーを組み立てていく感じ。だいたい起承転結で言う“転”か“結”の部分から思いつく事が多いです。
おこきさんと同じですね。さ、参考にならなくてすみません……
いえいえ、十分に参考になります。このようなタイプが多い、という統計が取れます。
お風呂ですか。自分の場合、のぼせてしまって思いつくどころの話ではありません。
タチバナ ナツメさん、ご協力ありがとうございました。とても勉強になりました。
今までにない「絵」を取り入れたスタイルでしたので、参考になりました。やっぱり、絵が描けるのは強みですよね……
次回もお楽しみに!!(ちょっと、アニメっぽく終わってみた)




