閑話休題 ―誇りと意地―
「………ふう」
ロナはドアを開け、小さくため息を吐いた。朝、書斎は本と書類の海になっており、その中に我らが王女が沈んでいる…。
「バレーナ様、お目覚めください」
「う………朝か……うおぁ!」
バサバサと紙の束がバレーナ様に降り注ぐ。その様子を見て、ロナはまた聞こえないようにため息を吐く……。
バレーナ=エレステルは才色兼備などという一言では片付けられないほどの傑物である。容姿、才能、その全てが圧倒的であり、性格も猛々しい。近しい部下に対しても弱みを見せることはほとんどないと言っていい。しかし、それでもいくつか欠点がある。その一つがこの現状ー―――片付けができない。
王族なのだからできなくても仕方ない部分はある。通常、掃除は城お抱えのメイドの役目である。城に住まう限り、それは一生変わらない。ただ、この書斎だけは別で、執事もメイドも勝手に立ち入ることを許されない聖域である。バレーナ様は通常の事務仕事をここで済まし、ロナも付き従っている。代々引き継がれたこの書斎には様々な資料や重要な書類もある。まだまだ経験値の足りないバレーナ様が学ぶべきものがたくさんあるし………何より、羽を伸ばせる場所でもある。
だが、バレーナ様は勤勉でもあるが、多少横着なところもあった。今もそう―――おそらく寝る前に何かを調べたくなったのだろう。時間を気にせず没頭し、挙句ここで寝落ちした。いつものことである。
「たた……今、何時だ?」
「七時前です」
「早いな……急ぎの案件があったか」
「いいえ。ですが、早めに纏めたいものがありまして」
嘘である。バレーナ様がここにいる気がして様子を見に来ただけだ。
「……朝食にするか。ロナも一緒に食べるか?」
「はい。では、お部屋に戻りましょう」
「仕事をするのだろう? ここで食べた方がいいだろう」
「少々、手狭かと…」
その言葉は嘘ではないが、それよりもバレー様を部屋に戻すことが先―――王女が寝巻きでうろついているなんて以ての外だ。
思い起こせば、かつてこの書斎に勝手に立ち入っていた人物が一人だけいた。ウラノというメイドだ。彼女は自分と同じ年頃だったと思うが、ブラックダガーの面々とは違う意味でバレーナ様に近い人物だった。彼女は時に、作業に没頭しているバレーナ様の机に皿を並び始めたこともある。メイドの領分を超えた、傍若無人にも見える振る舞いは、彼女の上役であるはずの執事たちの怒りを買っても仕方のないものだったが、なぜかバレーナ様のお気に入りであり、アケミ様の信頼も得ていたようだ。その理由がわかる一幕が、この部屋の片付けである。彼女は食事の皿を下げる流れで少しずつ片付けに手をつけていき、既成事実の積み重ねで、いつのまにか勝手に部屋の掃除をするようになっていた。それだけでなく、驚異だったのがその整理の仕方だ。資料、書類をカテゴライズするだけでなく、日付・期限、優先度を確認して適切な順にまとめる。最優先に処理が必要なものは、書類だけでなく、必要な関連資料までまとめて揃えていた。
これは尋常ではないことだった。メイドといっても、貴族筋の人間が奉公に来ている場合もある。城で仕えた経験は淑女のステータスにプラスになるし、上手くいけば王族の子供の世話係などの重要ポストに就ける可能性もある。そういう目的の人物は評価を受けられるように教育を受けている。だが、書斎でバレーナ様と私が行っているのは一般教養でどうにかなる内容ではない。ウラノはそれを読み取っていることになる。
スパイなのかとも疑ったが、バレーナ様は「それはない」と笑った。スパイなら、わざわざ気に障るような振る舞いをするはずがないと。確かにそうなのだが、では彼女の能力の所以はなんなのか? ウラノの過去を探ってみるが、両親は他界。メイドとして務めることになったさる貴族の屋敷で才能を見出され、グロニア城に務めることになる………特に不審な点はない。貴族の屋敷で何かを学んだのかもしれないが、その貴族は古くから王室を支持する一族で、先王とも親しくしていたらしい。そこが彼女をスパイに仕立てたとは考えにくい。それとなく城中での行動を観察してみるが……どうやら彼女の物言いは元来の性格のようだ。よくそれで城のメイドになれたと不思議に思うが、それを差し引いても優秀だと認められたのだろう。不審な行動が見えない限りこの件は保留にしておく………と思っていた矢先、彼女の姿が見えなくなった。他のメイド達もただ辞めたとしかわからず、結局謎だけが残ってしまった……。
だがウラノがいなくなっても、ロナにはもう一人懸念する人物がいる。ミオと一緒になし崩しにブラックダガーに参入したソウカと名乗る女である。「名乗る」というのは、実は本名が違うからである。彼女の本当の名はナーヨ=イッシュ。どこから「ソウカ」が出てきたのか最初は理解できなかったが、アケミ様の父であるシロモリ前当主によって与えられた字だという。要するにシロモリの武人として認められた証ということらしい。ソウカの弓の腕前には、アケミ様の剣と同じ類の天性のセンスを素人目にも感じる。しかしアケミ様が「鬼才」であるのに対しソウカは「変人」なのである。
まず行動原理がミオであること。ミオを第一に考え、ミオのためなら全てを優先する―――ミオが望む・望まずに関わらず。なぜ姉を自称しているのかはもう知ったことではないが、ブラックダガーの一員ならば何よりもバレーナ様が一番でなければならない。が、彼女は全く聞く耳を持たない。かつて暴れ牛と呼ばれたミストリアにも大分手を焼いたが、ソウカはそもそもの立ち位置が違う。どれほど才能があったとしても、果たして女王陛下の側近に迎え入れていいのかどうか……というか、客観的にもアウトだと思うのだが……。
そうした中、ブロッケン盗賊団が来襲し、バレーナ様は自ら兵を率いて飛び出してしまった。結果的に多くの民衆の支持を得ることになったが、これは愚かだったとしか言い様がない…。バレーナ様は危うく死にかけ、率いた民兵にはかなりの被害が出て、ブラックダガーのメンバーの一人、メアが負傷・脱退することになった。全体の結果から見れば些少のことかもしれないが、ブラックダガーの少女たちに与えた精神的な影響は大きい。個人的な意見を述べれば、バレーナ様はここで事を成せない方がよかった。
王の実力とは、家来の力と忠誠にあると私は考える。大きな家来の力、それを纏められる力こそ王に求められる能力だ。だからこそ、実力不足の現状では多少下手に出てでも周りの力を借り、連携して盗賊団を討伐することで連帯感を作り出したほうがよかったのだ。実際、アケミ様が軍の様子を探り、司令官であるベルマン大隊長にはその準備があったようだ。ブロッケン盗賊団の挑発的な行為に対し、急を要するのも確かではあったが、だからといって急増の民兵隊を率いるのは間違いだった。後から聞いたアケミ様の「四百人斬り」がなければ、私たちは全滅していたかもしれないのだ。
バレーナ様は時々感情的になりすぎる。聡明であるし、勇猛果敢、女性とは思えない威風堂々とした佇まいには確かに王の資質と品格がある。実は多少ズボラなところも可愛い欠点だ。しかしスイッチが入ると暴走しがちで………どうして民兵を率いて出撃しようとしたのか、今でもその理由がわからない。アケミ様も破天荒な部分が目立つが、バレーナ様と対照的に根っこの部分では怖いくらいに冷静……というか、冷徹だ。リアリストであると言える。これは良くも悪くもクーラさんの影響があるのだろうけれど……。
「――そこなロナ女史はバーグ商会の将来の会長候補として期待された逸材だと聞きますぞ!? 現会長の直系の孫であれば、商会との繋がりはそうそう切れるものではありますまい! 実際に今までも商会と連携した動きがある……そして商会をはじめとして女史と縁のある商人は皆利益を得ている。改めて問おう! 貴殿は国の財産を私的に流用し、権益を得ているのではないか!?」
窓が揺れるような裂帛した声が微睡みを誘う午後三時の会議室に響き渡る…。
最高評議院の議員も含めた定例会は二ヶ月に一度、三日間に渡って行われる。その二日目、議員による活動・経過報告が行われ、問題点の指摘とその改善策について議論した後、最後に新たな議題を提案する時間―――ある種のフリータイムになって、議員の一人が高らかに発言する。名をガニダスという。地方貴族の一人だ。
彼がロナのことについて発言するのは昨日に続いて二日目、前回と前々回の定例会を含めると五回を超える。
いい加減、他の議員も辟易する中、ロナは毅然として答弁に立つ。
「そのような事実はありません。以前にも申し上げました通り、特定の商人に便宜を図ることはいたしませんし、私に国庫を私物化できる権限もありません。伝手を求めて知り合いに紹介してもらった商人・職人に依頼をしたことはありますが、それも必要だったからであり、稟議も通っている正当なものです」
「だが、結果的に貴殿の仲間は利を得ているではないか!」
「商売ですから利益を得るのは当然です。取引も法外でなく、適正価格です」
同じことの繰り返しにあくびを隠さない議員も出てくる。バレーナも眠気を我慢しているのか、目頭を押さえている。
「…ガニダス殿。繰り返し発言されておられるが、何か確たる証拠があるのですかな?」
椅子に深々と座り、腕組みをしたバラリウスが首を捻る。バラリウスは正式に第一大隊長の大隊長になることが決まり、今回はベルマンの代理として出席している。
「証拠は見つかってはいない……されど事実として結果がある! 疑いがある! ならば追求しなければならないだろう! バラリウス殿は生え抜きの戦士と聞きましたぞ。剣の腕は確かでありましょうが、ここは門外漢と言わざるを得ませんな」
「仰ることはまこと、正論でありましょう。されど提言に意味があるとは思えませんな。ガニダス殿は戦士というものをわかっておられないと見える」
「? なんのことだ…? …ともかく、口先三寸では証を立てたとは言えませんぞ! ロナ殿が才女であるのならば、悪事を闇に葬ることもできるのでしょうからな!」
「全く……何ですのあの物言いは! 同じ貴族として恥ずかしい…!」
毒を吐くのはイザベラだ。かなり酔っているのをハイラがなだめる。
時刻は午後十時を過ぎている。定例会三日目の準備で一人食事の遅れていたロナに、イザベラ、ハイラ、マユラの三人が付き合っている。三人はバレーナの警護で現場にいたので、ロナの苦労をよくよく見ている。
「ロナほど才知と誠実さに溢れた女性を私は知りませんわ! だというのに…!」
「はいはい、ちょっとペースを落とそうね。ベラちゃんは悪酔いするんだから…」
「ハイラ! そのちゃん付けはやめなさい! 私、そんなに可愛いらしくはありませんから…」
「はいはい…。でもロナはすごいね。あんなに大勢の前で全く物怖じすることないんだから」
「いや、あんなのは実家で散々やらされてきたことだから……それに去勢を張ってることも多いし」
謙遜するロナもグラスを空にする。翌日の仕事に支障が出ないように一口だけというのが常だが、さすがにストレスが溜まっているらしい。
「…ロナ、カッコいいよ。私にはできないから…」
隣のマユラがロナの頭を撫でる。マユラの性格なら人前の発言が苦手なのは当たり前だが、分野が違うとはいえ、そのストイックさは第三者が認めるほどだ。ブラックダガーの中で一番長い付き合いでもあるマユラの褒め言葉は上辺だけの意味ではない。タガが外れたのか、酒の入ったロナは目を潤ませた。
「……マユラ、好き…!」
酔いが回っていることもあって、ついついロナは甘えて抱きついてしまった。背が高く男顔負けの力を持つマユラだが、女性として抜群のプロポーションの身体は、抱き心地が格別だ。
「…もはや、これは決闘ですわ! ロナ、私が見届け人になります。あの九官鳥のように小煩い男を叩きのめしなさい! 徹底的に!」
「こらこらベラちゃん、もうグラス置いて…」
立ち上がるイザベラの肩を抑えるハイラだが―――
「……乗った」
「「え」」
マユラとハイラがギョッとする。
「私は忙しいの……ただでさえ片付け下手なバレーナ様のお世話をしたりアケミ様に無茶ぶりされたりミストやソウカが問題を起こした始末とかしなきゃならないのに、もうあんな虚言に振り回されている場合じゃないわ…!」
食事も半ばでふらりと立ち上がったロナは、少しおぼつかない足取りで部屋から出ていこうとする。
「ちょっ……どこ行くのロナ!?」
「バレーナ様のところ…」
「ええ!?」
こんな夜中にバレーナの部屋に、しかも酔って向かうなんて尋常じゃない…! さすがにハイラも焦った。
「待ってロナ、気持ちはわかるけどまた明日に―――」
バンッ―――!
ロナがドアを叩き、部屋は静まり返る…。
「…私はぁ! 忙しいのっ! 邪魔するヤツは許さない……叩き潰してやる…!」
ロナのメガネの奥の目は座っている……。狂気すら感じてハイラも何も言えず、そのままロナはフラフラと廊下の闇へと消えてしまう……。
「え、なっ…………マ、マユラ、止めないと…!」
ハイラがマユラを振り返るが、
「……ロナ、カッコいい……!」
「えぇ……」
この場に一人残された正常な人間であるハイラは、しばらく目を瞬かせ……テーブルに突っ伏して潰れてしまったイザベラを介抱することにした……。
翌日――――定例会三日目。
「……コーヒーのおかわりをくれ…」
カップを渡したバレーナは俯いて額を抑える。
「殿下……お加減が優れないようですが…」
「いや……問題ない、続けてくれ…」
議員からの声に問題ないと答えつつも、バレーナはかなりぐったりしている。そのバレーナを脇に、指名されたロナは立っている。相手はやはりガニダス。喋っている内容も昨日のリピートである。
「…であるからして、ロナ殿には疑わしき点が多々あり―――」
「わかりました。ガニダス様がご納得いただければよろしいのですね」
固い…ほんの少し固い声。これまで平々淡々と答弁してきたロナが、わずかに感情を滲ませる。それだけでガニダスは黙ってしまった。
「あれを持ってきてください」
ロナが指示を出す。すると会議室のドアが開いて料理を運ぶカートが入ってきた。しかし、乗っているのは山積みされた紙の束……それが五台分ある。
カートを前に、ロナはガニダスをキロリと睨む。
「ここにあるものは、私が決済権を持つ案件によって生じた出納を記録した帳簿です。いつ、どのような理由で、どこと取引をしていくらかかったのか、全て記載されています。これにはバレーナ殿下のお使いになる物品も含まれるので本来は門外不出ですが、条件付きで開示してよいと許可を頂きました。なお、内容についてはバレーナ様にお改めいただき、不備がないことを精査しております。この帳簿は今回に限り、書き写しでの複製が許可されました。これからこれをガニダス様と私の立ち会いの元で複写していただきます。その上で帳簿に過ちがないか、適正だったかどうか、ガニダス様に調査していただき、次回の定例会までにご報告願います」
「…………はア?」
唐突な物量と提案と制約に、ガニダスの頭が追いつかない。
「フッフッフ……ワッハッハッハ! これはしてやられましたな、ガニダス殿」
バラリウスが声を大にして笑う。他にも何人か苦笑しているものがいる。
「じょっ…冗談ではない! これを複写するのに立ち会う!? 私は今夜、会食の予定がある! 立ち会いなどできん!」
「私も今日中に済まさなければならない会議が五つありますが、五時間ほど延ばしました」
それを聞いたガニダスは嘘だろうと叫びそうになった。今は昨日と同じ午後三時過ぎ……この後すぐに複写に取り掛かったとしても、会議が始まるのは午後九時前だ。どの程度の会議かはわからないが、全て終わるのは深夜になる。
「…もはや逃れることはできぬのではありませぬか、ガニダス殿。王女殿下をご覧あれ。すでに洗礼を受けておられるようですぞ」
バラリウスを始め、察しのいい議員はバレーナが弱っている理由を理解していた。「バレーナが精査した」のはおそらく昨夜――――この紙の山と一晩中睨み合っていたのだ。五時間という具体的な時間も、そこから割り出したものだろう。しかも普段あれだけ覇気に溢れているバレーナがこれだけ弱っているというのに、同じ時間を過ごしていたはずのロナはまたこれに挑むというのだ。若さが成せる技―――というにはいささか狂気じみている。それだけロナ=バーグという少女の逆鱗に触れてしまったということなのだ―――。
「では、この案件についてはガニダス殿に一任するということで……他に事案がなければ、今回の定例会は終了いたします。殿下…」
「……皆、ご苦労だった…」
議長であるオーギンに促され、顔を伏せたままのバレーナが手だけ上げる―――それで集まっていた議員たちは一斉に席を立つ。
「な!? 待て…!」
一人焦るガニダスの肩をバラリウスの大きな手が叩く。
「昨日も申し上げましたな、ガニダス殿…戦士を知らぬと。剣を取らずとも、彼女は間違いなく戦士。兵士が剣に誇りをかけているように、商人も信用に誇りをかけているのではありませぬか? いたずらに傷つけてはなりませんな……特に女は、容赦なく喉元を抉ってきますぞ? ワッハッハッハ…!」
バラリウスが去った後には、向かい合ったガニダスとロナ……そしていつの間にか、数人のブラックダガーの少女たちが囲むように周りに立っている。
「…ガニダス様、お部屋を用意しておりますのでそちらへ。ではバレーナ様、失礼いたします。また五時間後の会議で」
バレーナが弱々しく手を振るのを見て、ガニダスはゾッとした。この少女は昨晩王女を引っ張り出しただけでなく、今日参加する会議まで後回しにさせていたのだ。どのように脅したというのか…!?
ガニダスは後悔した……愚かな己を。バラリウスの言うとおり、目測を誤っていた。ブラックダガーは王女を飾る子女の集まりではない。時には王女すら持て余す、鋭利な刃なのだ――――。
お久しぶりの方、初めての方、およそ三ヶ月ぶりの更新になります。
新しく作品を書こうと思い、しばらく更新を休んでいたのですが、プロットを書き上げてしばらくして「これ、本当に面白い…?」と悩み……結局手付かずのままです。ないなー(´Д⊂。
その間、なにもしていなかったわけでなく、ノクターンの方でずっと書いていました。18禁のガチ百合で……ここは青少年が見る可能性もあるのでタイトルなどは伏せますが、長いことシリーズを読んでくださった方ならわかるかもしれません。ペンネームも変えているとはいえ、語感は似ていますし(笑)。
今回は番外編で、あまり表に出てこないロナ視点で書きました。内容としては少し総集編的な、個人的にリハビリ感覚のものではありますが、ロナは個人的にはかなりのキーパーソンだと思っています。彼女がいなければほとんど個人で動くアケミに物資は回っていませんし。
そろそろ本格的に再開したいと思っていますが、まだ少し先になるかもしれません……評価を頂いた方々には申し訳ないですが、いましばらくお待ち頂けると幸いです。




