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XXX日後に呪われるだけの誰かさんの日記  作者: 寝舟はやせ
日記
42/97


 地蔵の首がへし折られていた。

 なんてこった。何しやがる。何処のどいつだ。

 顔がなかったら供物が食えねえだろうが。


 スプレーだのなんだので落書きをされていたので、多分どっかのクソガキどもが集団ハイでやらかしたんだろう。

 クソガキは集まると残念ながら知能が下がる。

 三人も集まれば相当なデバフがかかる。

 ことわざも泣いて逃げ出すレベルだ。


 幾度か酒を分け合った仲なので、とりあえずバカを使って綺麗にしてやった。

 バカは現在休学中で、時間なら有り余っているのだ。

 地蔵は無事に綺麗になった。

 首はへし折れていたが。

 そもそも首だけどっかに出掛けているらしいが。


 三日後。

 綺麗になった地蔵の身体に、不格好に頭が乗っていた。

 全くくっついてはいなかったが、良い感じには乗っていた。


 供物の皿にはバラバラの指が乗っていた。

 六本。綺麗に親指だけだった。



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