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XXX日後に呪われるだけの誰かさんの日記  作者: 寝舟はやせ
日記
26/97

同窓会


 同窓会に出てきた。

 俺の出身校のではなくて、何にも知らない中学校の、何にも知らない集まりに、代理で出席した。

 ちょっとしたバイトである。


 『タバヤマ ヒロキ』くんは現在引きこもりで、働いてこそいるもののあまり外には出たくないんだそうだ。


 タバヤマって誰だっけ、お前そんなんだったっけ、あれ? いや〜変わったなタバヤマ!とかいうクソ適当なやり取りをして、俺はタバヤマ ヒロキくんとして勝手に飲み食いしてきた。


 ぶっちゃけ生肉のが美味かった。

 まあ、そんなもんだよな地元の同窓会なんて。


 ところで、会場には『恩師』として中央に銅像が鎮座していた。人を作ろうとしたんかな、とかろうじて分かる造形である。

 伊藤先生と言うらしい。出席者はみんな伊藤先生が大好きみたいでしょっちゅう話しかけに行ってた。

 会話成り立つんか? そもそも誰がここまで運んだんだ。


 伊藤先生は二次会にも行くみたいだったが、俺は遠慮しといたのでその後のことは知らん。

 タバヤマくんからも、特に詳細は聞かれなかった。



 五年後くらいにまた依頼してもいいですか、と聞かれたが丁重にお断りしておいた。

 生きてるか分からんし。



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