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XXX日後に呪われるだけの誰かさんの日記  作者: 寝舟はやせ
日記
14/97


 玄関を出たら鶴がいた。

 立派なタンチョウである。


 なんだ? 御伽噺か?


 一瞬、生肉の友達かなんかかと思ったが、四つ足の生の肉は、しっかりきっかり怯えていた。

 縮こまって震えている。ついでに情けない鳴き声もあげている。

 分かるぜ、鶴って思ったよりデカくて怖いよな。


 返してもらうような恩は一つもないので、是非ともお帰りいただきたいところだ。

 どうやったら帰っていただけるのか見当もつかなかったが、とりあえず胡麻を供えておいた。ちょうど死骸があったので。


 最近は胡麻の死骸が多い。

 俺が料理を沢山してるからかもね。

 そうだね。


 俺が自炊に長けているおかげで、鶴には無事にお帰りいただけた。よかったよかった。


 ちなみに、得意料理はピーマンの肉詰めです。

 嘘です。


 あれってどうやったらピーマン剥がれずに済むの?

 のり? なんかのりとか塗んの?


 何?






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