転生仲間?
前回
アーナとケインも転生者だった
読んでばかりで書く方が遅れててすいません!
誤字脱字報告、ポイント評価ありがとうございます!
「え、ほんとに……転生仲間ってこと?!え、え、!?というか、第2部って??」
私がプレイしてた時は続編が出てるなんて知らなかった……!というか、転生仲間が私以外にも、しかもこんな身近に2人もいたなんて!
「まぁ、転生したって行っても僕はこのゲームのこととかはあんまり知らないんだ〜。僕が前世を思い出したきっかけはアーナに出会ってからだよ。」
「そうそう。私も全く同じタイミング、入学式でケインと会った瞬間に前世を思い出したの!実は前世ではケインと夫婦だったんだけど、旅行中に飛行機が事故で墜落して2人して死んじゃったの。でもこうやってまた会えたってことは神様がきっと采配してくれたんだなーってま、会ったことはないけどね?」
「ふぇー!凄いね!愛の力って感じだね……!」
前世からの縁で……しかも元夫婦ってすごーい!
「ほーんと、前世よりかっこよくてしかも貴族になっちゃうなんて反則よね!でも悪役だけど!かっこいいから許す!」
「アーナこそ前世も可愛かったけど、もっと可愛くなっちゃってさ、で、僕の死亡フラグ?を折るために奮闘してくれてたら急にシナリオ?では出てこないはずの君がこの国に現れて、様子もおかしかったから僕たちと同じ転生者なんじゃないか?ってなったわけさ」
「ちょ、ちょいちょい惚気入れてくるのやめてーー!非リアには辛いからっっ!……で、悪役ってことは、まさかヒロイン、この国にも来るの??それともまた別のヒロインなの?」
「……えーっと、ヒロイン?は私。」
「あ、アーナがヒロイン!!!!???」
た、確かに平民でこの学園に入れて、可愛くって才能もあるとくれば……納得ね。第2部があるとは思ってなかったから思いもよらなかったけど
「そーそー。でも私は攻略する気はさらさらないし、本来のヒロインとは性格がまるで違うから。攻略対象には逆らわないように口答えしないようにしとけば好かれないし、私にはケインがいるから。」
「そうそう。口答えして正論をぶつけるとそこから興味を持たれて……召し抱えられて結婚ルートとかねぇ。」
へー。口答えする女子が好きとか、変な趣味の人もいるもんだなぁ
「あ、ヒロインってことはもしかして、なんかチートあるんでしょ?アーナは何のチートなの?」
「目を見るだけで他人のパラメーターが見えるわよ。あと基本能力の魔力とか体力も結構あるわよー。セシリアちゃんも悪役令嬢なだけあってかなり多いわね!」
「パラメーターが見えるなんて!すごー!!!」
「あ、せっかくだし後でもよければ紙に書いて写しあげよーか?」
「ぜひ!!!!」
というわけで話に夢中にながらの昼食会はあっという間に終わった
♦︎♢♢
放課後、授業終了の鐘がなるとすぐにシオンがやってきた
「姉さん!帰ろう?」
「うん。ちょっと待ってね。少しアーナと話したいことがあるから……」
「……わかった。じゃあ廊下の方で待ってるね?」
一瞬、いつもの笑顔が消えて冷たい雰囲気になったけれどすぐにいつもの穏やかな表情に戻って、何事もなかったように教室から出て行った
「こっわ!え、セシリア。あの子さ〜攻略対象のシオンでしょ?なに、めっちゃ好かれてるじゃん……?気をつけなよ?」
「シオンが怖い?もしかしてお昼の時一緒に食べられなかったから拗ねちゃったかな?」
「いやいや〜あれは敵かどうかを見定める目だったよ。僕達のこと一瞬睨んでたけど……セシリアにちょっかい出したら殺されそうだから今後気をつけるわー。」
「大げさだよ!さっきのは睨んでたんじゃなくて、私を心配してのことだと思うよ。なんか、シオンが纏ってたのは悲しみのこもった感情?だったもん」
「さっすがセシリア!もう闇属性コントロールできてるんだね!本当は周りの悪意に塗りつぶされて、悪役令嬢に育つはずだけど……制御できてるなら大丈夫そうね!」
「制御はできてないよ……実は朝ぶっ倒れちゃったのも、お守りのネックレスを外して周りの悪意を読み取っちゃったからなの……」
「ふーん。多分体力が30しか無いからじゃないかな?もっと歩かないとダメだよー?」
「ぶっ……30!?それはやばいね。あーでもその歳の令嬢はそんなもんなのー?あ、僕の体力は君の50倍はあるよ」
50倍……!?!?てことは……1500くらい?
いやいや、男の子だからでしょう!ええ!あと倒れたのは精神的な問題のせいだし!体力関係ないもーん!!
「セシリア〜?体力は倒れたのに関係ないでしょーって思ってる?めちゃくちゃ関係してるからね?体力と精神力って双対してるからね?あと、モブの貴族女子の体力が80?くらいだから…体力は半分以下だね……」
えええええっ!?以外とモブの体力が高い!
「あ、もう全部書いといたから家帰ってこっそり読んで?多分弟さん待ってるだろうから〜。」
「わーありがとう!!ごめんね!無理言って!今度何かお礼するから!!」
「今度何か甘いものでもちょうだーい!それでチャラにしてあげる!じゃ、またね!」
「また明日ね〜。弟くんによろしく」
「うん!じゃあまたねー!」
ふふっ、やっぱりこういうやりとりいいよねー!公爵令嬢としてはこんな挨拶言語道断!ってなるけど、平民ならこんなふうに気軽な挨拶ができるもの
そのあと、すぐに廊下で待っていたシオンと合流して馬車に乗り込んで帰宅した。シオンはいつも通りで、今日はどんな授業を受けたとか、色々話をしてくれた。私も話したけど、前世云々の話はいけないからごまかした
夕食後、自室に戻ってからステータスの写しを見てみることにした
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【名前】セシリア・フォレスター
【年齢】7歳
【性別】女
【体力】30
【魔力】200,000
【特技】
《魅了》《威圧》《読心》《4属性魔法》
【称号】
《転生者》《公爵令嬢》《悪役令嬢》《魔法の申し子》《賢者》《病弱》《天然》
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……魔力は20万…か、前より増えてるなぁ〜。でも体力30ってやばすぎだよね……ちょっと運動しよう。あと称号の《病弱》と《天然》って何!?《悪役令嬢》の称号あるのになぜ……!?天然で病弱な悪役令嬢ってなんなんだ…。
うん。とりあえず体力を80以上にするのが目標!!思えば最近持った1番重いものって、ハード版の教科書だわ。それ以上のものは私が持つ前にシオンや他の人が運んでくれるし、しかも、休日は家にこもって読書で、学校までも馬車通学……校舎も一階だから……全然歩かない。そりゃ体力つかないよね……。前世から比べたら怠惰すぎたわ。明日から意識して頑張らなくちゃ。
あ、メモの裏にまだ何か書いてある……
『セシリアへ!体力30だったからって無理したらまた倒れたり寝込んだらするから気をつけて!ちなみにこの世界の赤ちゃんの体力は20で、7歳女子の貴族平均は80だけど、平民は150くらいだよー。』
こ、行動が読まれている……!さすが二作目ヒロイン!!!
それにしても、二作目ヒロインが転生者だったことを鑑みると、一作目のヒロインが転生者でもおかしくないよね……?アーナみたいに気の合う友人になれる可能性もなくはない……けど、死亡フラグに自分から突っ込んでいくのも……うーん……。でも、どっちにしても学園入学までヒロインがいる場所は分からないし、やっぱり様子見かなぁ?明日またアーナに相談してみよう……
読んでいただきありがとうございます!




