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時空魔法で異世界と地球を行ったり来たり  作者: かつ
ゴールド編
309/438

299.頂上に待つものは?

 翌日の日曜日、

 引き続いて、別行動で事にあたっていた。


 俺は、日の出の塔攻略。

 55階まで攻略済みなので、今日中に頂上まで行けるだろう。


 アヤは今日も、舞衣さん百合恵さんりんごの3人と遊びに出かけている。

 今日の行き先は『ネズミーランド』だそうだ。


 エレナは、ナンシーとナンシーママの『日曜礼拝』に同行する予定だ。

 二人は熱心なクリスチャンだったらしい。


 ヒルダは、今日もめぐみちゃんと一緒だそうだが、

 どこに行くかは、まだ聞いていないそうだ。



 ゴールドや、情報を盗み出そうとしていた『あいさん』は、まだ動きがない。

 なにもしないつもりなのか?


~~~~~~~~~~


 日の出の塔56階に登ると……。



 いきなり『ドラゴン』が、いた!


 マジか!

 この世界に『ドラゴン』って、いたのか!



 ドラゴンは、低い声で一声なくと、

 火をはいてきた。



 凄い!

 あたり一面、火の海だ。


 まあ、俺は【瞬間移動】で、少し離れた位置に移動して状況を観察してるんだけどね。


 レベルもそれなりに高いので、

 アヤたちを連れてこなくて正解だったかも。



 よーく観察してみると、

 背中に、1つだけ色の違うウロコがあったので、茶帯刀でぶっ刺してみる。


 ドラゴンは、悲鳴のようなものすごい声を上げて、のたうち回っていた。


 しぶといな~。


 俺は、色違いのウロコにぶっ刺している茶帯刀に『雷』を流してみた。



 『ドラゴン』は、びったんびったんと痙攣して、

 とうとう動かなくなった。



『レベルが61に上がりました』


 うお、1匹でレベルが上った。



 俺は、調子に乗って、他の『ドラゴン』を探して倒してまわった。

 けっきょく『ドラゴン』は、最初のを合わせて、この階に3匹しかいなかったが、

 その3匹を倒しただけで、レベルが63に上がっていた。


 ドラゴンの死体も3匹手に入れたし、

 後で何かに使えるかな?


~~~~~~~~~~


 57階は、光と闇が混ざり合った『太極図』の様な模様の火の玉の魔物がたくさんいたが、

 狂ったようにデタラメに襲ってくるだけで、それほど強くはなかった。


 それでも、それなりの数を倒したおかげで

 レベルは64に上がり、

 茶帯刀の試練の、『闇属性魔物討伐』が、30/30でクリアになっていた。


~~~~~~~~~~


 58階は、キラキラ光る氷の結晶のような魔物がたくさん襲ってきた。


 レベルは66にあがり、

 茶帯刀の試練の、『氷属性魔物討伐』が、30/30でクリアになっていた。


 なんか、凄く順調だな。


~~~~~~~~~~


 とうとう59階だ。

 頂上まであと1階!


 59階は……。


 ただただだだっ広いだけの、『荒野』だった。


 そして、上空には今にも雨が降り出しそうな、黒い雲が立ち込めている。



 しかし、敵がまったく居ない。

 どうなっているんだ?



ピカッ!!

ドカンッ!!


 急に、黒雲から稲光が走り‥‥。



 その稲光が……。


 巨大な、光る『龍』となって、現れた。



『よくぞ、ここまでたどり着いた、人間よ。』


「しゃ、しゃべったー!!」


 も、もしかして、願い事でも叶えてくれるのかな?

 だとしたら、何をお願いしようかな~


 ギャルのパン…

 いや、なんでもないです。



『私を倒せば、この上にいらっしゃる【あのお方】に会う権利を獲ることとなる。

 しかし、私はそうやすやすと倒されはしない。

 心して戦うのだぞ』


 マジか、

 やはり、次の階で頂上なのか。


 そして、頂上には、誰かが待っているということか。



 俺が決意を固め、茶帯刀を構えると、


 光り輝く龍は、まっすぐに襲いかかってきた。



「【バリア】!」


 俺が、目の前に『雷』を防ぐ【バリア】を展開させると、


 龍は【バリア】に跳ね返るように方向を変え、

 そのまま、俺の頭上を旋回し、

 真上から襲ってきた。


「おっと!」


 俺がバックステップで避けると、


 龍は、そのままの勢いで地面にぶち当たり、

 弾けて粉々に砕け散った。



 あれ?

 これで終わりなんてことはないよね?



 違ったみたいだ。

 光る龍は、砕け散ったのではなく、分裂しただけのようで、

 小さいまま、ものすごい速度で、それぞれで動き回っている。



 小さなたくさんの龍は、磁力線の様な模様を描きながら、隊列を組んで俺のまわりを飛び回り、

 すきを見ては個別に襲ってくる。


 おそらく、1匹1匹の攻撃力は低いのだろうけど、

 『雷』属性なのは明白で、

 直撃を喰らえば、しびれてしまい、

 その隙に連続攻撃を食らってしまう。


 一匹たりとも攻撃を受ける訳にはいかない。



 試しに、小さくなった龍の1匹に茶帯刀で攻撃してみたが、

 その1匹がはじけ飛ぶだけで、龍全体にはほとんど影響が無いみたいだ。



 うーむ、こまったな。



 小さな龍は、俺の逃げ場を奪うように、なんども攻撃を仕掛けてくる。

 【攻撃予想範囲】と【瞬間移動】で、なんとかよけてはいるものの、これではらちがあかない。



「あ」


 【瞬間移動】の移動先を読まれ、

 逃げ場を囲まれてしまった。


 ヤバイ、これは避けられない!



「【トキ召喚】!」



 俺は、とっておきの【トキ召喚】を使って、時間を止めた。


「ずいぶん苦戦しているみたいですね」


 トキに心配されてしまった。



 とりあえず、小さな光る龍に囲まれている状態から、【瞬間移動】でぬけ出すと、

 俺は、辺りを見回した。



「あった!」


 じっくり辺りを見回して見つけたのは……。



 1匹だけ色の違う他より若干大きめの龍だった。


 おそらく、こいつが『核』なのだろう。



 俺は、その『核』めがけて茶帯刀を振り下ろし、

 『核』に茶帯刀が当たる直前に、時間停止を解除した。


スパッ!


 龍の核は真っ二つになった。


『見事なり!』



 龍は、徐々に元の龍の姿に戻っていき……。


 そして、弾けて光となって消えてしまった。



「勝った!」



 龍の消えた場所には、

 大きな『魔石』が落ちていた。


┌─<鑑定>────

│【核融合の魔石】

│常に1GWの電気を発生させる魔石

│雷魔法習得者には安全装置が働き

│感電することがない。

│レア度:★★★★★★

└─────────



 何だこりゃーー!!!


 GWってなんだろう?

 ゴールデンウィークかな??



 しかし、おしいな。

 後ちょとで、1.2GW……。


 そうしたら、デロリアンが時間を超えられたのに……。



 こんなの何に使えばいいんだ?

 発電所でも作れってことか?



 とりあえず『魔石』をインベントリにしまい、


 俺は、

 とうとう60階に向けて歩き出した。


ご感想お待ちしております。

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