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時空魔法で異世界と地球を行ったり来たり  作者: かつ
ナンシー来日編
273/438

263.浅草観光

 つけてきている『何者か』だが、

 かなりの手練てだれだ。


 ある程度離れた位置にいて、直接見える位置には絶対に来ない。


 悪いことに、徐々に人数が増え、

 現在は6人体制になっている。


 これでは【鑑定】しに行くことも難しい。

 何をされるか分かったもんじゃないから、ナンシーたちの側を迂闊うかつに離れることも出来やしない。



「セイジ様、どうかなさったんですか?」

「いや、なんでもないよ」


 いかんいかん、せっかく楽しんでいるエレナたちに水を差してはいけない。



「センソウジ・テンプルは、凄くカッコ良かった!

 でも、おなか減ったから、なにか食べたいな」


 もうお昼の時間か!


----------


 という訳で、お好み焼き屋にやって来ました。


「オコノミヤキ??」

「英語で言うと、『セイボリー・パンケーキ』かな」


「それは美味しそうだ!」



 それぞれ注文をすると、お好み焼きの粉や具材などが運ばれてきた。


「あれ? これがパンケーキなの??」

「自分たちで、このテーブルの鉄板を使って焼くんだよ」

「そうなのか!??」

「セイジ様、私、焼き方がわからないです」

「私もわからないです」


 みんな、焼き方を知らないのか……



「よし、俺に任せとけ!」


 俺は、4人分のお好み焼きを、テキパキと焼いていった。


「セイジは、料理が上手いんだな!」

「おうよ!」



 みんな美味しそうにお好み焼きを食べていた。


 怪しい『追跡者』は、流石に店の中には入ってこず、ここなら安心だ。



 結局、プラス4人分注文して綺麗に平らげ、みんな満足そうだった。



「じゃあ、この後は『花やしき』に行ってみるか」

「ハナヤシキ??」


~~~~~~~~~~


 俺たちは、『花やしき』にやってきた。


「なんだいここは!?

 移動遊園地かい?」

「違うよ、歴史あるれっきとした遊園地だよ」


「だいぶ古そうだけど、いつぐらいに出来たんだい?」

「ちょっと調べてみるよ……

 えーと、1853年開園だってさ」


「1853年!!??」


「1853年は……

 ペリーが日本に来た時か」

「……」


 ナンシーは、口をあんぐりと開けて言葉を失ってしまった。

 古い遊園地だとは思ってたけど、そんなに古かったのか~



 ナンシーは、関心しきりで、色々な乗り物に乗ったりして楽しんでいた。

 エレナ、ヒルダも、遊園地というものが初めてなので、ナンシーと一緒になってはしゃいでいる。


 いつかネズミの国とか、連れて行こう。



 楽しそうに遊んでいる3人を微笑ましく眺めていると、

 アヤから電話があった。


 『兄ちゃん、今どこ?』


 『花やしきだよ』

 『花やしき? それってどこだっけ?』

 『浅草だよ』


 『私もそっち行く』

 『短大は終わったのか?』

 『うん、終わった。

  ついでにりんごちゃんも誘っていい?』

 『ナンシーに聞いてみる』


「ナンシー、これから妹のアヤと、妹の友達も来たいって言ってるんだけど、いいかな?」

「ああ、アヤちゃんか! もちろんいいとも」


 『ナンシーがいいってさ』

 『うん!

  じゃありんごちゃん誘ってそっちに行くね!』


「アヤちゃんとお友達、来るって?」

「ああ、

 そろそろ花やしきは終わりにして、

 アヤたちと合流したら、次の場所に行こう」


「次は、どこへ連れて行ってくれるんだい?」



「アレだよ!」


 俺は、花やしきから見えるタワー(・・・)を指差した。



「ああ! あれか!

 ずっと、なんだろうって思ってたんだ。

 アレは何なんだい?」


「アレは、『スカイツリー』と言って、

 人工の建築物としては世界2位、

 電波塔としては、世界一位の高さを誇るタワーだよ」

「ほう! そんな凄いものだったのか!」



 俺たちは、そんな話をしながら、

 アヤを迎えに『浅草駅』へ向かった。


~~~~~~~~~~


 日も暮れ始めた頃。

 浅草駅に、アヤとりんごが到着した。


「ナンシー久しぶり」

「あれ? アヤも英語が話せるようになったの?」


「ああ、アヤも英語を覚えたんだ」

「そう、覚えたの!」

「凄いじゃない!」


 ナンシーはアヤの手を握って、喜んでいた。



「そして、こっちの子が、りんごだ。

 りんご、この人がナンシーだよ」

「ははは、はじめめままして。

 りりり、りんごです」


 りんごは、だいぶ緊張した感じの英語で挨拶をした。


「こんにちは、ナンシーです。

 りんご、よろしくね」


 ナンシーは、普通に挨拶をして、

 二人は握手を交わした。



 握手の時も、りんごは緊張しているみたいだった。


「りんご、なんでそんなに緊張してるんだ?」

「だだだ、だって……

 あの! ジュエリー・ナンシーの、

 ナンシーさん、でしょ!?」


「ナンシーって、そんなに有名なの?」


 ナンシーは困った顔をして……


「有名なのは、ママだよ。

 私は、ママのお手伝いをしているだけ」

「だってさ」

「う、うん」



 りんごは、しばらく緊張しっぱなしだったが、

 そんなりんごを連れて、俺たちはスカイツリーへと向かった。


~~~~~~~~~~


 スカイツリーに到着する頃には、

 日も暮れて、暗くなってきていた。


 展望台行きのチケットを人数分購入し、

 みんなでエレベーターに乗り込む。


「世界二位の高さ、楽しみだね」


 エレベータは、静かに、そしてかなりの速度で登って行った。

 そして、第2展望台に到着すると―



 すごい光景が広がっていた。



「うわぁー!!

 すごい!!」


 ナンシーは、東京の夜景に心を奪われていた。


 エレナもヒルダも、アヤもりんごも……

 そして俺も、感動しちゃったよ。


----------


「みんな、私の泊まっているホテルに来ない?」

「ナンシーの泊まってるホテル?」

「うん、素晴らしい夜景のお礼に、ホテルでディナーを奢らせてよ」


「わーい、ホテルでディナーだって!」


 アヤは無邪気に喜んでるけど……


「ホテルのディナーって、ドレスコードとかあるんじゃないの?」

「そうか、

 じゃあ、私の部屋に料理を持ってきてもらおう」

「ナンシーの部屋?」


 ナンシーは、いったいどんな部屋に泊まってるんだろう?



 けっきょくホテルに到着しても、後をつけてきていた怪しい奴らは接触はしてこなかった。


場所の名前とか問題があるようなら修正するかもしれません。

ご感想お待ちしております。


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