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時空魔法で異世界と地球を行ったり来たり  作者: かつ
日の出の塔攻略編
173/438

164.隠し部屋?

 3階の地図を確認してみると、

 行ける場所は全て埋まっている。


 にも関わらず、階段はない。



 おかしいのは、ゴブリンジェネラルだ。

 地図上にゴブリンジェネラルが居るのを確認できるのだが、

 その場所は壁で囲まれていて、行けない場所だ。


 隠し扉でもあるのか?



「兄ちゃん、ここって、さっきも通らなかった?」

「うーむ、この先に隠し部屋があるみたいなんだが、入り方がわからないんだ」

「「「隠し部屋?」」」


「よし、皆で隠し部屋の入り口を探すぞ!」

「おー!」「「「はい」」」



 見つからなかった……


「参ったな~

 この中にボスのゴブリンジェネラルが居るから、

 4階への階段があるのは、間違いないんだけどな~」

「壁壊してみようか?」

「止めなって」


 アヤは、俺の静止も聞かず、

 土っぽい壁に触って【土の魔法】を発動させた。


バチンッ!


「うわ! 魔法が弾かれた!」

「ズル出来ないようになってるのか」



 これだけ調べて入り口がないとしたら、

 考えられる可能性は―


「これは、下からだな」

「下から?」


「つまり、2階から4階へ続く階段なんじゃないか?」

「まさかー」



「根拠は有る」


 俺は、【地図】の魔法を全員に見えるようにした。


「これも魔法!? こんな魔法もあるのだな」


 リルラが、特に驚いていた。



「これが今いる3階の地図で、

 ここが、今いる場所。

 すぐ隣が隠し部屋になっていて、

 そして、その中に見える点が、

 ゴブリンジェネラルの反応だ」


「そんな事まで見えるんだ。

 いいな~」



「そして、こっちが2階の地図」


「あれ? 兄ちゃん、

 2階の地図は、見えてない部分があるよ」


「それは、まだ行ってない場所だ。

 そして、さっきの3階の地図と同じ場所に、

 行ってない場所があるだろ?」

「うん」


「そこから3階のボス部屋を通って、

 4階に行けるんじゃないかと思うんだ」

「なるほど~ 可能性は高いね」



「よし、じゃあ、2階に戻ろう。

 みんな、手をつないで」


 アヤ、エレナ、ヒルダは、素早く手を繋いだが、

 リルラはキョトンとしていた。


「さあ、何してるんだ。手をつないで」

「何をするのだ?」


 エレナとヒルダが、リルラの手を取ったのを確認し、

 俺は【瞬間移動】を発動させた。



~~~~~~~~~~


「フニャッ!」


 リルラは、なんて声を出してるんだ。


 空気は、2階のヒンヤリとした感じに変化していた。



「い、今のは何なのだ?

 周りの様子が、急に変わった!?」

「【瞬間移動】だ。

 前にも見せたことあっただろう?」


「あ、あれか!

 急に消えたりしていたのは、この魔法だったのか」


 もしかして、姿か消えるだけだと思ってたのかな?

 まあいいか。



「それじゃあ、さっきと同じように、

 皆で隠し部屋の入り口を探すぞ!」

「おー!」「「「はい」」」



 また、見つからなかった……



「マジかよ!

 もしかして、1階から入るのか?」

「兄ちゃん、

 1階も、同じ場所に行ってない場所があるの?」

「ああ、その通りだ」


~~~~~~~~~~


 俺たちは、さらに【瞬間移動】をして1階へ。

 空気は、土臭い感じに変化していた。



「それじゃあ、またまた、

 隠し部屋の入り口を探すぞ~!」

「……」「「「は、はい」」」



 また、見つからなかった……



「なぜだー!!」

「兄ちゃん、もしかして……

 更に()があるんじゃないの?」



「最初から『もしかして』と思ってたんだが……

 やっぱり、あそこか……」


~~~~~~~~~~


 俺たちは、またまた【瞬間移動】した。


「兄ちゃん、ここはどこ?

 匂いが変わってないから、まだ1階だよね?」


「ここは、この塔に入って最初の―

 『分かれ道』だ」

「あー、あそこか!

 最初に、ここを右に曲がったんだよね」



 俺たちは、『分かれ道』を真っ直ぐ進み、

 大きな部屋に行き着いた。



 そして、その部屋の中央には―


 大きな『落とし穴?』が、ポッカリと口を開けていた。

振り出しに戻りました。


ご感想お待ちしております。

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