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時空魔法で異世界と地球を行ったり来たり  作者: かつ
日の出の塔攻略編
169/438

160.日の出の塔2階

 二階の探索を開始した。


 アヤが先頭、

 続いて、リルラ、エレナ、ヒルダ、俺の順番だ。


 通路を進み、ひとつ目の部屋に入ると、

 二匹の狐が襲ってきた。


 二匹とも、アヤに飛びかかってきていたが、

 一匹は、アヤが瞬殺し、

 もう一匹は、リルラの盾に弾かれて体勢を崩していた。


「行きます!」


 そこへ、エレナの氷の魔法が炸裂し、

 体勢を崩していた狐は、腹に魔法の氷が刺さり、動かなくなった。



「瞬殺かよ」

「うーん、なんか弱いね」


「まあ、まだ二階だしね」


 実際の所、数で押してこない分だけ、大ネズミより楽勝だ。


 ヒルダが狐の尻尾を切り落とすのを待って、次の部屋へ向かった。



 次の部屋では、狐が3匹出現した。


 アヤが、三匹の狐の攻撃を避けまくっている間に、

 リルラが盾で殴って、一匹ずつ吹き飛ばし、

 エレナの氷の魔法で仕留めていく。


 エレナの魔法が二匹目を倒すと同時に、アヤも最後の一匹を倒していた、



「ガンガン行こうぜ!」


 アヤは、ハイテンションだ。


~~~~~~~~~~


 3つ目の部屋に、敵は見えなかった。


「ちぇっ、外れか~」


 アヤが、引き返そうとしたが、

 俺は、敵がいるのをわかっていた。


「バカ、居るぞ!」



 アヤが振り返るより早く、その敵はアヤに飛びかかってきた。


ドン!


 鈍い音がして、

 敵の攻撃は、

 リルラの盾で受け止められていた。


「リルラ、ありがと」


 アヤにお礼を言われて、リルラはニッコリ微笑んだ。



 謎の敵は、リルラの盾を蹴飛ばして、

 くるりと空中で一回転してから着地し、

 素早く暗がりへと逃げ込もうとして―


 後ろからアヤに斬られて、絶命していた。



 倒れた敵は、黒い狐だった。


「アヤ、黒いのは隠れるのが得意みたいだから、気をつけろよ」

「う、うん」


 アヤは、隠れたりする敵が苦手みたいだな。



 ヒルダが、解体をして取り出した魔石は、

 【闇強化魔石】だった。


~~~~~~~~~~


 次の部屋には、普通の狐2匹と、

 体が一回り大きな、焦げ茶色の狐が居た。



「強そうなのが居た!」


 リルラとエレナで、普通のを1匹倒している間に、


 アヤは、もう一匹をすれ違いざまに切り裂き、

 そのままの勢いで、焦げ茶色の狐にも攻撃を加えた。



 しかし、焦げ茶色の狐は、アヤの一撃を耐え、

 なんとか攻撃態勢を取っている。


 お、やるな!


 と思ったら、アヤの二撃目であっさり沈んだ。



「ちょっと強かった」


 アヤは、ほくほく顔である。



 ヒルダが取り出してくれた魔石は、【土強化魔石】だった。

 なかなかいいのが出ないな。


~~~~~~~~~~


 それから、幾つかの部屋を攻略し、

 7部屋目に入った時だった。



「あ、キレイ」


 アヤの言葉に部屋の中央を見てみると、

 そこには、金色に輝く狐が居て、こちらを威嚇していた。


「アヤ、気をつけろよ」

「わかってるって」


 アヤは、不用意に近づき、攻撃を仕掛けたが―

 金色狐は急加速してアヤの攻撃を躱した。


「うわ、こいつ、すばやい!」


 アヤは、何度も攻撃を仕掛けようとするが、

 金色狐は、その度に急加速して攻撃を躱してしまう。



「アヤ、手助けしようか?」

「兄ちゃんは、手出ししちゃダメだからね」


 まあ、まだまだ弱い敵だし、大丈夫だろう。



 金色狐の速度が早くて、リルラとエレナは参戦できずに居た。


 しばらく、アヤと金色狐の1対1の追いかけっこが続いていたが、

 やっと金色狐の息が上がってきて、急加速の速度も落ちてきた。


「チャンス!」


 アヤは、金色狐の急加速に追いつき、後ろからナイフをぶっ刺し、一撃で仕留めた。


「やったー!!」


 まあ、アヤはまだ魔法を使ってないみたいだし、

 準備運動と言ったところなのだろう。



 ヒルダが、解体を終えて魔石を持ってきてくれた。

 魔石は【ビリビリ魔石】だった。


 残念、これは大量に持ってるやつだ。


~~~~~~~~~~


 そんな感じで、幾つかの部屋を探索していくと、

 十数カ所目で大きな部屋を見つけた。


 部屋の奥には、上の階へ登る階段が見える。



 しかし、部屋の中央には、

 巨大な白狐が、待ち構えていた。


果たして主人公達は、4階以降にたどり着けるのだろうか。


ご感想お待ちしております。

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