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時空魔法で異世界と地球を行ったり来たり  作者: かつ
ストーカー編
159/438

150.マジかよ!

「知らない天井だ」


 このセリフは、病院に泊まった時に言うセリフだよね。

 一度言ってみたかったんだ。



 その日は、

 会社に連絡したリ、

 精密検査を受けたり、

 警察の聞き取り調査があったりと、大忙しだった。


 警察の方の話によると、

 あの男は、意識を取り戻し、また暴れたらしい。

 実は、過去に何人も人を殺していたらしい事も判明したそうだ。


 まあ、後は警察に任せよう。


~~~~~~~~~~


 夕方になって、やっと帰宅した。


「セイジ様!」


 帰るなり、エレナに抱きつかれてしまった。

 いやされるー。


「兄ちゃん、おかえり」

「セイジさん、おかえりなさい」


「ただいま」


 いやあ、女の子に出迎えられるのって、至福の喜びだな。


「兄ちゃん、鼻の下が伸びてる」

「うっさい!」



「セイジ様、今日は私が、お夕飯を作りますね」

「ありがとう、エレナ」


「エレナさん、私も手伝います」

「私も手伝う」



 しばらくして、

 俺の前には、3つの料理が並んでいた。


 1つは『愛情』がこもっていて、

 1つは『アート』な美しさ、

 1つは……


 『愛情』のこもった料理は、優しい味がした。

 『アート』な美しさの料理は、バランスの取れた、美しい味がした。

 もう一つの料理は…… そっとしておこう。


「もう! 兄ちゃん、なんで私のだけ食べないの!!」


 だって、見るからに怪しいんだもん。


「お前が作ったのバレバレだ、何か仕掛けをしただろう?」


「こんな可愛い子2人に料理を作ってもらったんだから、1つぐらい変わったものも食べないとバランスがとれないでしょ」

「変わったものってなんだよ!」

「オイシイヨ~」


「お前、これちゃんと食べられるのか?」

「大丈夫大丈夫、 (たぶん)



 俺の胃袋は、愛情とアートとおぞましさで満たされ―



 4人で一緒に、無事を祝った。


~~~~~~~~~~


 翌日、エレナに見送られながら、

 アヤとリンゴは短大と専門学校へ

 俺は会社へ向かった。


 会社に着くと、部署の人達に取り囲まれて、質問攻めにあってしまった。

 どうやら、ニュースでかなり大きく取り上げられていたらしい。


 これで、俺も有名人だ!

 合コンのお誘いがひっきりなしに!

 とか思ったけど、そうでもないみたいだった……



 質問攻めも一段落して、仕事を始めたのだが、

 片手でキーボードを打つのは、思った以上に大変だった。


 キーボードを打った時に発生する電気信号を、魔法で再現できないものかな?


 ちょっとやってみたが、ムリだった。

 【雷の魔法】では、電力が強すぎて、微弱な電気をコントロールすることは出来なかった。


 くそう、これさえ出来れば、某アニメみたいに脳とコンピュータを直接つなげて色々出来そうなのに。



 しばらくして、片手キーボード打ちにも慣れて来て、小気味良い音を立てていると、部長から声をかけられた。


「き、器用だな」


「あ、部長。何か御用ですか?」

「例の件で社長がお呼びだ」

「分かりました」


 例の件とは、もちろん精力剤の事だろう。



 社長室に着くと、


「何やら大事件に巻き込まれたそうだが、大丈夫なのか?」

「あ、はい、左手はしばらく使えませんが、仕事は大丈夫そうです」

「ともかく、大事にならなくてよかった」

「ありがとうございます」


 社長から直接こんなことを言われると、照れちゃうな。


「所で、例の薬のことなのだが、

 今回で終わりにしようかと思ってるんだ」


「え? 何か不都合でもありましたか?」

「いや、逆だ」

「逆??」


「このGWで、だいぶ色々あったのだが、

 途中で薬がなくなってしまってね。


 どうしようかと、途方にくれたのだが……


 なんと!

 薬を飲まなくても、大丈夫なくらいに、

 『若々しさ』が戻ってきているのだよ!


 ワシが考えるに、これは、

 例の薬を飲み続けたお陰なのではないか?

 いや、それ以外考えられん!


 君には、本当に感謝しきれないよ」


「そうですか、

 健康を取り戻したのは喜ばしいことですね。

 おめでとうございます」


「ありがとう」



 俺は、社長と部長と握手を交わし、

 最後に3本の【精力剤+3】を渡して社長室を後にした。


 最後のお代は、後で振り込んでくれるそうだ。


 まさか、あの薬にそんな効果があったなんて……

 『+3』の品質だったからかな?



 後日、銀行口座を確認した所、500万円が振り込まれていた。


 マジかよ!!!!!!


今回でGWの話は終了です。


ご感想お待ちしております。

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