2月13日 うぐいす色
2月13日
鶯色
うぐいすいろ
#585B54
R:88 G:91 B:84
2月13日 うぐいす色
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春先のウグイスは、まだ歌が下手だったりするらしい。
七十二候、正確には日本版七十二候である略本暦に、黄鶯睍睆(うぐいすなく)というのがあるけれど、2月9日~2月13日ごろに相当するその時期だと、まだ、新人ウグイスは、練習の真っ最中だったりするようだ。
手本にするのは、身近にいる親などの鳴き声で、下手な鳴き声を習得してしまうと、残念な鳥生が待っているらしい。
ウグイスは留鳥(一部地域で漂鳥)に分類されていて、つまり年中、日本暮らし。夏は山地、冬は人里で生活している。冬は、普通に公園や民家の庭の植え込みにいたりするそうだ。
あの、ホーホケキョは、雄が繁殖するためのなわばりを知らしめる歌で繁殖期である春限定。
それ以外の時期には、ひっそりと静かに暮らしているようで、地鳴きと呼ばれる、短いチャッという声が時々出るくらいとか。
雌にアピールするときは、同じホーホケキョを小さな声で発するらしい。
ところで、梅にうぐいす、と表現され、花札にもその絵があったりするが、よく梅の花と一緒に目撃される綺麗な黄緑の鳥はメジロ。目の周りに白い輪があるはず。
ウグイスは雄雌ともに地味な色で、目立たない。
歌声でアピールするから見た目は地味でも大丈夫! らしい。
写真は、ウグイス。
灰色がかった緑褐色。
うぐいす餅やそれに使われるうぐいす粉(青大豆から作ったきな粉)は、メジロの色に近い気がします。




