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11月18日 マーシュローズ

11月18日

マーシュローズ

Marsh Rose

#B4766B


R:180 G:118 B:107

11月18日 マーシュローズ

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


駅前のロータリーの植え込みは葉の色が赤茶色に変わっていた。

朝方の気温の低さは、もはや晩秋というよりも初冬に近い。

コンビニの棚のホットドリンクが増えている。


湖畔近くの草地ではススキの穂が揺れていた。

人気もまばらな季節外れの水辺は、これから静かに立ち枯れていくのだろう。

そしてまた来る春までの眠りにゆっくりと落ちていくのだ。

霧に隠れて湖全体が見えなくなるまでは、まだ時間が残されている。

夏の日の想い出の在り処は、既におぼつかなくなっているけれど。


挿絵(By みてみん)

写真は、ハマナスの花。


紫がかったの薄茶色。

湿地や沼地に咲くバラの花の色を意味するようです。marshは、英語で「湿地」や「沼地」という意味。


マーシュローズが具体的にどういう花を示しているのかは分かりませんでした。

が、水辺に咲くバラということで、ハマナス、または北米に自生するバラの原種の1つスワンプローズ(ロサ・パルストリス)の可能性を考えます。パルストリス(palustris)とは「沼地性の」という意味です。


ただ、ハマナスもスワンプローズも比較的鮮やかなピンク色の花なので、色としては一致しないのです。

16進数表示で指定された色は、落ち着いた薄茶色で、晩秋の景色にも合いそうです。

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