11月18日 マーシュローズ
11月18日
マーシュローズ
Marsh Rose
#B4766B
R:180 G:118 B:107
11月18日 マーシュローズ
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駅前のロータリーの植え込みは葉の色が赤茶色に変わっていた。
朝方の気温の低さは、もはや晩秋というよりも初冬に近い。
コンビニの棚のホットドリンクが増えている。
湖畔近くの草地ではススキの穂が揺れていた。
人気もまばらな季節外れの水辺は、これから静かに立ち枯れていくのだろう。
そしてまた来る春までの眠りにゆっくりと落ちていくのだ。
霧に隠れて湖全体が見えなくなるまでは、まだ時間が残されている。
夏の日の想い出の在り処は、既におぼつかなくなっているけれど。
写真は、ハマナスの花。
紫がかったの薄茶色。
湿地や沼地に咲くバラの花の色を意味するようです。marshは、英語で「湿地」や「沼地」という意味。
マーシュローズが具体的にどういう花を示しているのかは分かりませんでした。
が、水辺に咲くバラということで、ハマナス、または北米に自生するバラの原種の1つスワンプローズ(ロサ・パルストリス)の可能性を考えます。パルストリス(palustris)とは「沼地性の」という意味です。
ただ、ハマナスもスワンプローズも比較的鮮やかなピンク色の花なので、色としては一致しないのです。
16進数表示で指定された色は、落ち着いた薄茶色で、晩秋の景色にも合いそうです。




