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11月2日 小鹿色

11月2日

小鹿色

こじかいろ

#8B724A


R:139 G:114 B:74

11月2日 小鹿色

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


奈良には鹿がいる。

それも、市の中心部と言える場所にだ。

車道を鹿が渡っていくこともあるらしい。

歩道にでんと鹿が座り込んでいる光景は、珍しくもないようだ。

すぐ脇を人が通っても微動だにしない。余裕すら感じる。人の方が避けて歩くのが当然だと言わんばかりの態度である。

鹿というのは草食動物で、臆病な生きものなのかと思っていたが、違っていたらしい。

その大胆さというか、図太さには、呆気に取られた。

それに、鹿は思っていた以上に体が大きいのだった。

集団で囲まれたり、体当たりされたりしたら、軽くは済まなさそうな感じだ。

あの、か細い脚でヨタヨタと歩く、小鹿がここまでに変貌するとは……。

生きものとは、逞しいのである。


挿絵(By みてみん)

写真は、小鹿。


小鹿の毛の茶色。

鹿色ではなく小鹿色なのですよね。

じゃあ、小鹿と大人鹿の体毛色ってそこまで違うのかというと……。

あまり違いはないように見えます(笑)。


鹿は季節で体毛が変わります。

夏毛と冬毛です。

雄鹿、雌鹿ともに、夏毛は茶褐色で白い斑点を持ちます。“鹿の子模様”と呼ばれるものです。この白い斑点の位置や大きさは個体により違っていて、生涯変わらないとされています。指紋みたいな感じですね。

雄鹿の冬毛は濃い茶色、雌鹿の冬毛は灰褐色で、冬毛では鹿の子模様は消えてしまいます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 鹿の頭突き痛いんですよね(笑)
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