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10月30日 ビンヤード

10月30日

ビンヤード

Vineyard

#83515D


R:131 G:81 B:93

10月30日 ビンヤード

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


それは、懐かしい味がした。

昔飲んだ葡萄ジュースの味だ。

秋になると毎年のように葡萄狩りに行った農園では、そこで育てられた葡萄を使ったジュースが期間限定で売られていたのだが、それが、こんな味だったのだ。

甘くて、喉元がひりつくような感じ。

舌先に残る微かな渋み。

なんとなく、舌が葡萄の皮の紫の色に染まったような変な感じ。

久しぶりに会った懐かしい味は、洗練されたパッケージの容器に入ったよそ行きの顔をしていたが、実は、昔のままの野生の味がちゃんと残されていたのだった。

挿絵(By みてみん)

写真は、ワイン用の葡萄畑。


赤ワイン用の葡萄畑の鈍い赤紫色。


ビンヤードというのは葡萄畑もしくは葡萄園のこと。

畑自体が赤紫に見えるとしたら、紅葉した時なのだろうか?

葡萄の実だけではこの色にならない気がするけれど。

海外では、生産された葡萄はほとんどがワイン用。

日本だと、どちらかといえば葡萄は生食用。なので、畑のイメージも違っている。日本で葡萄園というと葡萄狩りをする所で、棚作りになったものを想像してしまう。

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