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7月5日 ペールサックスブルー

7月5日

ペールサックスブルー

Pale Saxe Blue

#4593A0


R:69 G:147 B:160

7月5日 ペールサックスブルー

*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*


結局、私は無難な寒色系の服を選んだ。

それも、一応はパステル系でありながら、少しくすんだおとなしめのブルー。

自分の地味なルックスには、これが一番しっくりくるのだ。


それでも、爽やかなブルーの新しい服は、私の心をうきうきとさせるのに、十分すぎるくらい役に立ったし、実際、それを着た自分は、ちょっとかわいいのではないかと、自惚れるくらいだった。


ちょっとでいいから、気にかけてくれないかな。

淡い期待を持ちながら、私は、買ってきた服をハンガーに掛け、クローゼットの中へ仕舞った。


週明け月曜日の学校の午後、数学の授業が終わった後で、次の移動教室への準備をしていた時、ふと気づくと、すぐ横に誰かが立っていた。


「なぁ、日曜日、ショッピングモールにいなかったか?」


思ってもいない声の、思ってもいない言葉が自分に向けられて、私は恐る恐る顔を上げた。

挿絵(By みてみん)

写真は青系統の色の服。


サックスブルーは、「サクソンの青」という意味で、ドイツのザクセン地方のインディゴの青色。

藍染が盛んだったようです。


例によって、横文字の色名はよく分からないので検索。

そしたら「サックスブルーの血」という言葉が……。

なんで、こういう言葉に目がいってしまうのですかねぇ。怖いもの苦手なくせに。


あ、別にホラーな意味ではなかったです。

某サッカーチームのファンの方のブログでした。

チームカラーがサックスブルーなのだそうです。

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