7月5日 ペールサックスブルー
7月5日
ペールサックスブルー
Pale Saxe Blue
#4593A0
R:69 G:147 B:160
7月5日 ペールサックスブルー
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結局、私は無難な寒色系の服を選んだ。
それも、一応はパステル系でありながら、少しくすんだおとなしめのブルー。
自分の地味なルックスには、これが一番しっくりくるのだ。
それでも、爽やかなブルーの新しい服は、私の心をうきうきとさせるのに、十分すぎるくらい役に立ったし、実際、それを着た自分は、ちょっとかわいいのではないかと、自惚れるくらいだった。
ちょっとでいいから、気にかけてくれないかな。
淡い期待を持ちながら、私は、買ってきた服をハンガーに掛け、クローゼットの中へ仕舞った。
週明け月曜日の学校の午後、数学の授業が終わった後で、次の移動教室への準備をしていた時、ふと気づくと、すぐ横に誰かが立っていた。
「なぁ、日曜日、ショッピングモールにいなかったか?」
思ってもいない声の、思ってもいない言葉が自分に向けられて、私は恐る恐る顔を上げた。
写真は青系統の色の服。
サックスブルーは、「サクソンの青」という意味で、ドイツのザクセン地方のインディゴの青色。
藍染が盛んだったようです。
例によって、横文字の色名はよく分からないので検索。
そしたら「サックスブルーの血」という言葉が……。
なんで、こういう言葉に目がいってしまうのですかねぇ。怖いもの苦手なくせに。
あ、別にホラーな意味ではなかったです。
某サッカーチームのファンの方のブログでした。
チームカラーがサックスブルーなのだそうです。




