7月3日 インクブルー
7月3日
インクブルー
Ink Blue
#003F8E
R:0 G:63 B:142
7月3日 インクブルー
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今朝、あなたが着ている真っ白いワイシャツの袖に、どうやっても落ちなかった染みを見つけた。
あの時の青いインクの跡がある。
昨日着ていたワイシャツと同じ場所に、同じ形の青いインクの証拠がある。
瞬間、私は気付いてしまった。
あなた、昨夜は何処に行っていたの?
あなた、私に何を隠しているの?
あなた、私が何も知らないと思っているの?
写真は、万年筆とインク。
万年筆って、憧れるのですが、扱いが難しそうで持っていません。
インクの暗い青色も、字の撥ねのかすれた感じに薄くなった色の部分も、味わいがあっていいのですが、自分では使いこなせる気がしない。
時々、博物館などで、万年筆や羽ペンで書かれたと思われる昔の手紙や原稿などを見ると、ワクワクしてしまいますが、プロの作家さんたちもパソコン入力が主流になりつつある昨今、将来は、ああいう推敲の跡のある生原稿とか、字が大小ばらばらで落書きとか入ったような手紙とかは見ることがなくなるのでしょうね。ちょっと、寂しい。




