7月1日　ダックブルー

7月1日　ダックブルー

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家の近所に比較的広い公園がある。

その公園には池があり、水鳥が集まるため、バードウオッチングの場所としても良いのであった。

最近、その池にカルガモの親子が引っ越してきた。

カルガモは、一部を除いて渡りをせず、日本国内で繁殖するカモなのだ。

春に繁殖をする際には、卵が見つかりにくい草むらや藪に近いところに巣を作り、卵からヒナが孵ると、エサの取りやすい場所へと引っ越しをする。

引っ越しは1回で済まずに何回か繰り返すこともあるらしい。エサが思うように取れなかったり、天敵が現れたりした場合だ。

カルガモは雄と雌の区別がつきにくい。

他のカモと違って雄も雌も地味だからだ。

しかし、風切羽根の一部は目の覚めるような青色をしている。

時々、その青色がチラリと見えると、ちょっと得をしたような気分になるのだ。