4月10日 パンプキン
4月10日
パンプキン
Pumpkin
#E5A323
R:229 G:163 B:35
4月10日 パンプキン
*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*◇*◆*
「さぁ、この、日本のスーパーでよく見かける、皮が緑色のかぼちゃを英語では何というでしょう?」
「"Pumpkin"(パンプキン)!」
「ブッブー! 残念でした。答えは、"Squash"(スクワッシュ)で~す。」
パンプキンっていうのは、あのハロウィーンで見かける皮がオレンジ色のもので、日本のかぼちゃは "Winter Squash"または、"Kabocha Squash"なのだそうな。
で、パンプキンというのは、基本的に観賞用か家畜の飼料であって、人の食用ではないらしい。
(知り合いに聞いたところによると、不味いのだそうな。)
ん?
パンプキンパイとかパンプキンプリンとか、あれは、どうなってるんだ?
謎なのである。
写真は、パンプキティーニ。クリーム系のリキュールとウォッカ、それにパンプキンシロップかピューレを加えたカクテルなのだそうです。
オレンジ色の皮のパンプキンの色のような、オレンジ色。
なんか、まわりくどいですね。
とりあえず、日本で普通に煮物にしたり、スープにしたり、プリンの材料にしたり、のあのかぼちゃは、パンプキンじゃなかったようです。
ハロウィーンのJack-o'-Lanternの材料になるオレンジ色のかぼちゃがパンプキンで、あれはもはや、それ用、観賞用に特化していて食べ物じゃないのだとか。
そもそもケルト人はカブでJack-o'-Lanternを作っていたとか。
なんなのだ?
そしてお菓子関係に関しては、なぜか「パンプキン」という言葉が使われ続けています。
パンプキンって水っぽくて不味いらしいのだけど、それを加工したピューレが売られていて、それを使ってお菓子にするみたい。が、日本のかぼちゃや、バターナッツカボチャ(これもスクワッシュと表記される)を使うレシピの方が多くなってきているようで、実質、「スクワッシュパイ」や「スクワッシュスープ」、「スクワッシュプリン」なんだそうな。
パンプキン。
響きがユーモラスな分、ちと気の毒な感じになってる。




