最悪の黒-167
整理番号0012 魔物について(5024年6月14日追記)
(7月26日追記)(12月20日追記)
(5025年7月5日追記)
○この世界における「魔物」について
・自然界で魔力が過剰に凝縮し、生物のような形態を持った存在の総称。
・知能はなくコミュニケーションは不可。
→再考の余地あり(フェアリーの項目参照)
・より多くの魔力を取り込み、眷属と呼ばれる下位個体を増やすことを目的に人や里を襲撃する。
・既存の生物を模したような姿をしているが消化器官はなく、口や牙は攻撃性を高めるためだけに存在する。
・一般的に魔力を放出するだけの「魔獣」に対し、「魔物」はより攻撃性の高い原始的な魔術概念のような魔力操作が可能。特にAランクに指定されるような魔物は雷や氷等、単純な六属性魔力の放出では再現の難しい攻撃手法をとることが多い。
○突発魔群侵攻について
・魔物が発生する際、大規模な魔力溜まりから大量に湧き出る現象。
・人里近くのスタンピードが起こりやすい地形は傭兵ギルドと騎士団で把握されている。
・発生の予兆があると戦力増強などの迎撃準備がなされ、手当金が関係した全戦力に振舞われる。
→Aランク傭兵の中でも一部の実力者は単身で鎮圧してしまうこともあるらしい(削除済み)
※人為的にスタンピードを発生させる魔導具について
ジオフェルンの非認可魔術書をベースに作成された非合法魔導具
元々はスタンピードの発生原因についてまとめられた魔術書だったが、湖都に不法侵入していた付与魔術師と技師が改悪して作り上げた物。人為的に混乱を引き起こして火事場泥棒を行うため夜盗行為を行っていた盗賊ギルドに流していたとのこと。いくつ流したかまでは不明瞭のため、今後も要警戒。
※魔物の体構造について覚書
手足のある魔力の塊という点で妖や幻獣に類似しているが、概念能力や固有結界のような異能は確認されていない(魔物調査員エーリカより聞取り)
その能力はあくまで自然現象としての魔力反応の延長線上の存在であり、災害として考えることが妥当。原始的な魔術概念の放出だけでも厄介だが、固有結界の領域まで昇華されている事態がないことを願う。





