表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死神はウンザリしている  作者: 鰺屋華袋


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/54

43話

 俺はマスターの言葉に絶句した。


 今まで、悲惨な事件の現場に山程立ち会って来たが……俺は一度も“人の魂が新たに生まれ変わる”なんて考えた事はなかった。


 思えばなんと都合の良い考えなのか。


 近しい身内の死には当たり前に死後も魂は残り続けていると考え、あまつさえ生き返ることすら受け入れたというのに……

   

「栞を生き返らせたら……俺の魂は地獄行きって事か?」


 思わず口からこぼれた俺の言葉に……マスターは残念そうな顔をして、首を横に振った。


「とは限りません。まあ、地獄行きという可能性も無きにしもあらず……ですが()()()()()()()()()()()可能性は高いでしょうな。そもそも、()()()の宗教で地獄とは“魂が回帰する六つの世界”の一つとされていますが……それは偶然にそれらの世界の存在を知覚した魂が遺した“記録”に過ぎません」


 ……? 


「それはどういう意味だ?」


 マスターは更に何かを語ろうと口を開きかけるが……


「つまり……」


 マスターが俺の疑問に答えようとして……


「人の魂が流れつく世界は()()()()()()()ってことさ」

 

 隣に座る陰気な男が……つまらなそうに言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ