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Eternity World Online  作者: 桐生紅牙
町と始まり
17/46

薙刀

昨日は更新できず、すいません。

活動報告にあげましたが、急に仕事が増えてしまったので時間がありませんでした。

今後も更新できないときは、なるべく後書きに書きますが急な場合は活動報告に書くと思います。


 材料をそろえることが出え来たので刀身部分の作成に入るが、一人ではできない作業もあり鍛冶の施設もないので、引き続き職人さんに手伝ってもらい施設も貸してもらうことになった。

 

 俺が知る限り、刀身部分の作成には簡単に挙げるだけでも、卸し鉄の調整、水挫し、小割り、テコ棒とテコ台の作成、積み重ね、積み沸かし、鍛錬、芯鉄を鍛える、造り込み、素延べ、火造り、切先つくり、焼き入れ、合い取り、鍛冶研ぎ、茎仕立てと銘切り、といった作業が必要になる。

 刀は普通に売られていたので、この作り方を職人の男たちも知っているかと思ったが知らなかった。

 それなら、どうやって刀を作っているのか聞いてみると簡単な理由であった。

 それは、スキルの技能を使っての作成方法である。

 生産スキルは一定のレベルに達すると«作成»という技能を使えるようになり、自分の手で作らなくても材料さえ揃えることができればアイテムを作れるようになる。

 俺もポーションの依頼で【調合】のレベルが上がり、«作成»が使えるようになっている。

 使ってみると«作成»はある特徴を持っていたので、その特徴が分かってからは«作成»を使ってポーションを作っていた。

 その特徴とはメリットともデメリットともいえるもので、«作成»によって作られたアイテムは常に一定の基準になるというものだ。

 この特徴は大量にアイテムを作る時には役立つが、手を加えて品質を上げるといったことができない。

 これは【鍛冶】にも言えることで、作り方が分からない物でも作る事ができ大量に作る事もできるが、材料の品質を上げるなどしない限り一定以上の品質にはならない。

 職人たちは刀の作り方は知らず、今までスキルを使って作っていたという。

 剣などは自分で作ることもあるが刀の作り方は知らなかったので、初めにも言っていたが興味があるらしい。

 そういった理由もあったのかと思ったが、作業中に詳しく話すわけにもいかなかったので簡単に説明をした。

 そして作業は始まった。


 

 俺の手には、灼熱の炎と何時間にも及ぶ鍛錬、作業によって作成された冷たい輝きを放つ刃がある。

 いまだ柄もなく刀身だけの状態だが、広く反り返った刃先から根元までに浮かぶ刃文は美しく、見るものを虜にするようだ。

 職人たちも自分たちが«作成»で造る刀との違いに驚いている。

 錬金の«上位変換»によって材料の品質を上げていたが、ここまでの物ができるとは俺も思っていなかった。

 おそらくスキルのレベルアップによるDexへの補正や、もともと高い妖鬼のステータスが合わさった結果だろう。

 現実で作ろうとしても作ることはできないと思われる。

 これで刀身を作る事が出来たので、後は柄や石突を作らなければならない。

 柄の素材は頑丈な木材と漆を用意して、それぞれまた«上位変換»によって上質なものにしてある。

 木材はそのせいで柄を削り出すことに苦労したが、その分頑丈だということなので完成すれば苦労も報われるだろう。

 柄を削り出した後は漆を塗り、刀身と石突を付けて固定し蛭巻をして薙刀は完成した。

 完成した薙刀は、刃文が美しい刀身に漆の黒い輝きが合わさって怪しい気配すら漂ってくる気がする。


 職人さんたちに挨拶をして鍛冶場を後にする。

 俺の作ったものは大変興味深く勉強になったということで、これからもまた手伝えることがあれば言ってこいと言われた。

 とてもありがたいことである。

 これで俺の装備もそろったので店づくりに集中できるが、考えていたよりもかなり武器に金を使ってしまったため、所持金がほとんどない。

 このままで店を開くこともできないので、何とか金を用意しなければならない。

 最近はプレイヤーの店も増えてきたので、少し工夫したぐらいのポーションでは売れないだろう。

 そうして考えているとある考えが浮かんだ。

 一つ考えが浮かべば、つながるようにしてアイディアが浮かんできた。

 これならば金も稼げて実験の材料も手に入る。

 そうと決まればさっそく森へと向かうことにする。

 新しい装備を試すのにもちょうどいいだろう。

 そういえば最近ステータスを確認していなかったので装備と共に確認する。


ステータス

ヨル 妖鬼

セットスキル(11)

【百鬼夜行Lv1】【棒Lv23】【刀Lv25】【土魔法Lv12】【気配察知Lv31】【調合Lv36】【錬金Lv8】【木工Lv6】【石工Lv3】【裁縫Lv1】【鍛冶Lv44】


装備

・斬鉄の薙刀(良質な鋼から作られており、適切に使えば鉄であろうと切り裂く)

・赤い髪紐(赤く染色された髪紐)

・頑丈な憲兵服(上質な魔糸が使われており、簡単に破れることはない。詰襟と袖に装飾が施されている)

・赤熊の手甲(レッドベアーの素材が使われている手甲。非常に頑丈で熱に耐性を持つ)

・赤熊の脚甲(レッドベアーの素材が使われている脚甲。非常に頑丈で熱に耐性を持つ)


 スキルについてだが【鍛冶】がすごい勢いでレベルアップしている。

 さすがに七日間、鍛冶だけをし続けた事だけはある。

 それと薙刀を手に入れたので【棒】と【刀】を統合しなければならない。

 スキルは統合すると補正値がなくなって、そのスキルで使えた武技も使えなくなり、統合によって得られるスキルの補正値は二つで変わらないが数値は二倍になり、武技も強力なものが多いので一時的な損にしかならない。

 もし統合元のスキルがまた欲しければ、レベルは1だが別に取り直すこともできる。

 今回は【薙刀】を手に入れたので俺の補正値も一時的に下がっている。

 まだレベルの上がっていないスキルもあるが、それについては今後考えることにしよう。


 それと装備の説明を見てみたが非常にいいものができていた。

 薙刀に関しては何と言っていいかわからないが、服と防具を作ってくれたカオルさんにはあらためて感謝しよう。


 そんなことを考えているうちに森の入り口に着いた。

 さあ、店の為にも頑張りましょうか。


 

ヨルが何をするのかはわかりやすいですか?

以前ヨルが決めていた、あれです。


最近更新が不安定になってしまいすいません。

今は仕事が忙しい時期なので、いろいろと起こりやすくなっています。

また何かありましたら、大目に見てください。

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