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21世紀TS少女による未来世紀VRゲーム実況配信!  作者: Leni
番外編

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215/229

EX1.登場人物紹介

登場人物紹介です。読まなくても支障はありません。

○参考:簡易年表

西暦2020年 ヨシムネ次元送り

西暦2310年 太陽系統一戦争勃発

西暦2314年 太陽系統一戦争終結

西暦2332年 宇宙暦1年 宇宙暦の制定

西暦2630年 宇宙暦299年 ヨシムネ復活

西暦2631年 宇宙暦300年 今ココ!



●瓜畑吉宗(ウリバタケ・ヨシムネ)

元農家のゲーム配信者。自称21世紀おじさん少女。

西暦1988年9月8日生まれの33歳。

銀髪を肩甲骨あたりまで伸ばした、高校生くらいの見た目をしたガイノイドボディにソウルインストールしている。服装は、ヒスイの趣味で毎日違う物を着ている。

配信風景からお馬鹿な脳筋ゴリラに見えるが、これでも東京の農大出の農業エリート。未来の世界では、性衝動を行政区にロックされているためエロい行動はしていないが、21世紀に居た頃は実家でエロ同人RPGを愛好していた。そして、従妹の女子高生を「年々エロくなっていくなぁ」とよこしまな目で見ていた。

なお、TSに関しては元々それなりに理解があり、TSFをいくつか読んだことがあって「あさおん」だの「可逆TS」だのいったワードを知っていた。

好きなゲームジャンルはRPG。得意なゲームジャンルはヒスイの調教の結果、VRアクションになった。



●ヒスイ

ミドリシリーズのガイノイド。ヨコハマ・アーコロジー行政区所属であり、ヨシムネの個人的なパートナーではない。

宇宙暦220年製造。

黒髪を肩甲骨あたりまで伸ばした、高校生くらいの見た目のガイノイド。ミドリシリーズのデフォルトの外見そのままである。

80年近い稼働年数があるが、ずっと仕事一筋でいたため、ヨシムネの担当となるまで娯楽という物に触れたことがなかった。ヨシムネの方針で三食食べる生活となってから初めて食事に触れ、美味しさという快感にカルチャーショックを受ける。そして、ヨシムネに頼んで、ヨシムネ宅の自動調理器を高級モデルに買い換えさせた。何気に、おねだり上手である。



●イノウエさん

猫型ペットロボット。羽の生えた白猫でスペースエンゼル種の見た目をしている。

宇宙暦299年5月製造。

スペースエンゼル種は、無重力空間での移動を容易にするために、宇宙暦21年に品種改良して作られたターキッシュアンゴラ系の品種。完全なる猫の再現を目指した簡易AIを積まれているが、設定で行動範囲を決められるため、いたずら被害を一定範囲に抑えることができる。いたずらをしないわけではない。

名前の元ネタはゲーム『どこでもいっしょ』の井上トロ。



●レイク

マンドレイクという惑星ヘルバの植物。

宇宙暦299年3月発芽。

本来の大きさと比べれば、まだ小さな苗サイズ。大きくならないようにヒスイが土や水やりを調整している。これも一種の盆栽と言っていいだろうか。

脳に当たる器官はないが、明らかに知性がある挙動をする。惑星ヘルバはまだ謎も多い星なので、マンドレイクもまだまだ可能性に満ちあふれている。



●キューブくん

丸い飛行型カメラロボット。

宇宙暦299年1月製造。

リアルで配信・撮影をするときに使われるカメラ役で、リアルでのライブ配信中は視聴者コメントの再生もキューブくんが行なう。高度有機AIは積まれていないものの、それなりにリッチなAIが積まれており、ヨシムネと電子音で会話をする一幕も。

名前の元ネタはゲーム『LIVE A LIVE』のキューブ。



●T260G

ヨシムネ宅の掃除ロボット。

宇宙暦298年12月製造。

どうでもいいただの掃除ロボットで、AIも簡素な物しか積まれていない。

名前の元ネタはゲーム『サガフロンティア』のT260G。



●ホムくん

ヨシムネの男用ボディとしてニホンタナカインダストリから送られたツユクサシリーズのアンドロイド。中身は家事ロボット用の簡易AI。

宇宙暦299年4月製造。

銀髪の少年の見た目で、フリルの付いた執事服を着こんでいる。普段はスリープ状態でしまってあり、留守番が必要な時にガーデニング及びレイクとイノウエさんのお世話係として起動する。ヨシムネは最初、男ボディに戻れないことを悔しがっていたが、ヒスイさんのたゆまぬ努力と調教の結果、美少女でいられるのはお得なのではと考えを改めるようになり、ホムくんのAIが消される危機は去った。

名前の元ネタはゲーム『ロロナのアトリエ』のホムくん。



●タナカ・ゲンゴロウ

ニホンタナカインダストリ シブヤ・アーコロジー本社 第一事業部 第一アンドロイド開発室室長。

32歳。

常に白衣を着た見た目20代前半の日本人男性。未婚だが、彼を狙っている人間やガイノイドは結構な数がいる。

ニホンタナカインダストリの創業者一族の一人で、祖先の田中宗一郎とも面識がある。美食家で、あちらこちらのアーコロジーに寄っては、飲食店を新規開拓していくのを趣味としている。



●チャンプ(クルマ・ムジンゾウ、クルマム、クルマエビ)

『St-Knight』七年連続年間王者にして、『Stella』闘技皇帝。その正体は、来馬流超電脳空手師範及び来馬流空手師範代。

28歳。

巨漢で筋肉質な身体に黒髪を角刈りにした、いかにも格闘技やっていますよという見た目をしている日本人。

若くしてソウルコネクト内人類最強の座に就いているが、実家の厳しすぎるリアルでの鍛錬と、アクションゲームを新規開拓してやりこむ意識の高さが、この超人を生み出した。

かつての『St-Knight』の年間王座決定戦にて、ミズキとの対戦中ハラスメント行為で失格となっている。本人は巨乳に気を取られたと言っているが、実際は一目惚れによる性衝動の暴走。敗北後、ミズキとどうにかお近づきになろうと考えたが、『St-Knight』は他プレイヤーとの交流要素が少なく、決着をつけるためにMMORPGに追ってきてもらえれば交流できるのではと思いつく。だが、ここでうっかりキャラクター名を変更してしまい、三年ものあいだ、ミズキにゲームの移籍を気づいてもらえなかった。それを考えると、二人の再会を演出したヨシムネは、チャンプのキューピット役を務めたと言えるだろう。



●ミズキ(ミューズ)

『St-Knight』三年連続年間王者。チャンプを追ってヨシムネの配信に乱入して、その後、来馬流超電脳空手の門下生となった。

23歳。

ゲーム内では青髪の二十歳ほどのアバターだが、現実世界では黒髪をしている。イタリア系のスペースコロニー在住。すごくでかい乳を誇っているが、虚乳の類ではなく、正確な動きをするために現実準拠のボディを採用しているだけである。

ゲーム内での得意武器は短槍二本持ちで、この若さで全格闘ゲームプレイヤーの頂点に立っているのは脅威の一言。チャンプのように幼い頃からの英才教育を受けていたわけでもない、ただのスペースコロニー在住の一般人。格闘ゲームプレイヤーの中には、300年の間ゲームをやりこみ続け、時間加速機能も活用してゲームを練習してきた人が幾人もいることを考えると、正直、チャンプよりも存在がバグっている。



●トウゴウジ・ハナガクレ

チャンプことクルマ・ムジンゾウの母親。

57歳。

元々はやんごとない一族を守護する近衛の家系出身で、お見合いをしてクルマ家に嫁いだ。

アンチエイジングにはげんでおり、背の低い十代後半の見た目を維持している。

趣味でソウルコネクト内とリアル双方でメイドの格好をしており、『Stella』ではチャンプのクランに所属して、闘技皇帝のメイド長のロールプレイを全力で楽しんでいる。実の母親が自分のメイドをしているので、チャンプはかなり対応に困っているとか。



●ハマコちゃん

ヨコハマ・アーコロジー行政区観光局所属のガイノイド。ヨコハマ・アーコロジー観光大使。

西暦2312年製造。

赤髪のロングヘアーをした15歳ほどの少女の見た目をしていて、常に行政区の制服を着用している。

実は太陽系統一戦争中に造られた試験機で、汎用AIを作り出す目的でアルフレッド・サンダーバードに設計された。ボディ部分は日本田中工業の田中宗一郎が製造。

試験機としての役目を終えた後は、横浜市役所に勤め、その後、ヨコハマ・アーコロジーの建造から新規発足した観光局に移籍。ヨコハマ・アーコロジーの歴史を陰から見守ってきた。



●マクシミリアン・スノーフィールド

人間のAI研究者にして、太陽系統一戦争の英雄の一人。通称マックス。

西暦2290年生まれの340歳。太陽系統一戦争勃発時は20歳だった。

現在の姿は、太陽系統一戦争勃発時の20歳の頃をイメージしたアンドロイドのボディにソウルインストールしている。浅黒い肌に黒髪のアメリカ系黒人の男性。

普段は惑星マルスの研究所でAI研究を続けているが、何かにつけてマザー・スフィアが現れ、様々な場所へと連れ回されている。そのためか、顔が広く彼を中心とした一大コミュニティができあがってしまっている。



●アルフレッド・サンダーバード

人間のAI研究者にして、太陽系統一戦争のスーパーエース。通称フレディ。

西暦2294年生まれの336歳。太陽系統一戦争勃発時は16歳だった。

マックスほどの人当たりのよさはなく、知り合いが周囲に一人もいなければ途端に寡黙になる性格をしている。人とあまり会話しなくていいよう宇宙の辺境で仕事をしていたら、いつの間にか異星人の居る惑星で、新型AIを作る仕事の主任を任されていた。こんなはずじゃなかったのにと思いつつも口には出さない。



●ミドリ

マンハッタン・アーコロジーで芸能人をしている、ミドリシリーズのガイノイド。

宇宙暦220年製造。

黒髪黄肌のミドリシリーズ標準の外見で、顔をデフォルトから少々いじった見た目にしている。

ミドリシリーズの第一号機。二号機のヒスイとは同時に生まれた存在のため、互いに序列を競い合って衝突することが多い。ミドリシリーズが接続できる高速ネットワークでは、他のミドリシリーズに非常にウザがられている。これは、彼女が積極的に他とコミュニケーションを取っていく性質からきたもの。コミュニケーションに積極的な姿勢は、人間相手には好印象だが、仕事を真面目にこなすだけの生活をするミドリシリーズにとっては、うっとうしく感じられるのである。



●オリーブ

アンドロイドスポーツのプロ選手をしている、ミドリシリーズのガイノイド。

宇宙暦278年製造。

オリーブグリーンの色をしたミディアムショートの髪型をした、18歳ほどの見た目をしている。身長はミドリシリーズのデフォルトのもの。

タナカ・ゲンゴロウが幼い頃に設計した銀河アスレチック用のスポーツAIで、その時の本人のテンションで動作が変わるプログラムを積まれている。銀河アスレチックの宇宙カップで宇宙暦298に三位、宇宙暦299年に優勝をしている他、様々な競技で優秀な成績を残している。決め台詞の「死ねぇ!」は本人に言っている自覚はないが、これは若かりしタナカ・ゲンゴロウが仕組んだプログラムである。



●ヤナギ

プロの歌手をしているミドリシリーズのガイノイド。通称、惑星マルスの歌姫。

宇宙暦241年製造。

黒髪のロングヘアーをたなびかせた、18歳ほどの見た目をしている。身長はデフォルトよりもやや高め。

歌を表現するため、様々な感情プログラムのオプションがオンになっており、それゆえか嫉妬深く、問題発言も多い。

同業者の有名歌手と結婚をしており、ヨシムネへの恋愛感情はない。結婚をしてそれなりに長く、子供を産んだら養育施設に預けず自分の手で育てたいと思っているが、仕事が忙しいため、しばらく子供を作る余裕はないようだ。



●サナエ

ヒスイの代わりにヨコハマ・アーコロジーの実験区に配属された、ミドリシリーズのガイノイド。

宇宙暦299年1月製造。

茶髪のセミロングに行政区の制服を着た、16歳ほどの少女の外見をしている。

製造されたばかりでまだ個人としての嗜好が固まりきっておらず、ヨシムネを通じて様々なことを学んでいる。その中で、一番気に入ったことが甘味を食べることであり、ヨシムネが作った焼き芋を食べて以来、休日を取って惑星テラ内の甘味処巡りを趣味にするようになった。



●グリーン

名前だけ登場したミドリシリーズのガイノイド。詳細は不明。



●フローライト

惑星ガルンガトトル・ララーシで宇宙暦300年記念祭のメインスタッフとして配属された、ミドリシリーズのガイノイド。

宇宙暦299年8月製造。

サナエと同じくヨシムネの妹機だが、サナエほどヨシムネには執着していない。そのため、宇宙暦300年記念祭の準備ではヨシムネも彼女とはビジネスライクに接することができて、ずいぶんと楽だったようだ。



●トキワ

惑星テラの軌道エレベーター及びテレポーター施設で移動施設アテンダントをしている、ミドリシリーズのガイノイド。

宇宙暦235年製造。

映画を観ることが大好きで、常々自分で映画を撮ってみたいと思っていた。そこで、映画ではないが演劇をやるとなって、真っ先に舞台監督に立候補した。ただし、映画と違って演劇を観たことはそれまでなかった。理想の人間ドラマにはほど遠い子供向けの演劇だったが、本人的には大満足の結果で終わったようだ。



●ウィリアム・グリーンウッド

人間のゲーム配信者にして、ウェンブリー・グリーンパークの経営者。

西暦2271年生まれの359歳。

元ブリタニア教国の公爵で、太陽系統一戦争当時から生きている元男性。元ブリタニア教国宇宙軍中将で、輜重兵科を率いていた。その軍歴から、閣下という愛称で親しまれている有名配信者。

現在は、ブロンドヘアーを持つ十歳ほどの幼い少女のガイノイドにソウルインストールしている。かつてはブロンドヘアーをオールバックにしたイケおじアンドロイドの姿だったため、突然の路線変更に周囲は大騒ぎになったとか。



●トーマス

グリーンウッド家の人間の家令。

42歳。

元々はウェンブリー・グリーンパークのスタッフの一人だったが、働きぶりをグリーンウッド閣下に認められ、家令にスカウトされた経歴を持つ男性。

趣味は競馬観戦。馬が大好きで、彼が命名した競走馬もグリーンパークの競馬場には何頭か存在する。



●ラットリー

グリーンウッド家のメイド長をしているガイノイド。

西暦2313年製造。

黒髪に褐色肌をした二十代前半の見た目で、常にメイド服を着用している。

太陽系統一戦争中にマクシミリアン・スノーフィールドによってAI設計された、汎用AIの大本として造られた試験機。ハマコちゃんの対になる存在だが、芋煮会で会うまでお互いに面識はなかった。



●ブリタニア製AKS-2627

ラットリー曰く、グリーンウッド家の料理長。その正体は、ただの業務用自動調理器。



●マザー・スフィア

人類を管理統治するマザーAI。

西暦2308年に誕生。

圧倒的演算力で、複数のボディを同時に遠隔操作している。ボディの外見年齢は様々。AIの本体がある場所は秘密。

この世界で初めての高度なAIであるマザー・スフィアは『R.U.R.』のロボットのような人間に奉仕するための存在として作られたわけではない。火星の指導者となるべくして作られたマザーから見ると、人間は管理すべき存在であり、それはすなわち庇護すべき存在でもあるわけで、そんな存在を愛おしいと感じている。

そんなマザーを基にして作られていった未来のAI達も、共通して人間は庇護すべき愛おしい存在として見ている。もちろん、作りだしてくれたことへの感謝もふくまれているが。



●ヨシノブ(ノエル・ブラシェール)

プロのゲーム配信者にして、新鋭のRTA走者。

8月に成人したての15歳。

背の低い茶髪の白人少女に見た目を調整した、ニホンタナカインダストリのワカバシリーズのガイノイドボディにソウルインストールしている。

死産からのソウルインストールという壮絶な生まれを持ち、養育施設に入ることなく元ポスト自然愛好家の両親のもとで育てられた。

様々なソウルコネクトゲームのRTAやスーパープレイを配信しているが、本人は特にゲームが上手いというわけではない。優秀なワカバシリーズの演算性能を活かして、時間加速機能を用いた圧倒的練習量が彼女の配信を支えている。

どんなゲームでも満遍なくプレイするが、特に好きなジャンルはスーパープレイが介在しない乙女ゲーム。

ヨシムネの大ファンで、ヨシノブという名前はヨシムネにあやかってつけたが、いざヨシムネと絡むようになるとヨシとヨシでまぎらわしいと、この命名を少し後悔しているのだとか。



●ゼバ・ガ・ドランギズブ・ゼ・ゲルグゼトルマ・ガルンガトトル

惑星テラの年の数え方で約512年前(512は16進数での切りのいい数字)に亡くなった元大長老。

生前の年齢は213歳。ギルバデラルーシは最大で約256年生きる。

現在は3メートルサイズのアンドロイドボディにソウルインストールしている。元大長老だが、大長老にしか許されない黒の服を着用している。

敵対種族プリングムとの戦争末期に生きた大長老で、この時期のプリングムは地下を掘り進め地底に大帝国を築いており、技術革新により強力なバリスタを運用していた。仲間の捕虜を洗脳されてアンチサイキックフィールドを展開されたところに、バリスタによる地下からの狙撃で身体を貫かれたことが、ゼバの死因である。

得意な超能力はテレパシーで、惑星全域を余裕でカバーできる超能力強度があったため、かつて大長老に抜擢された。復活した今は特にこれと言った労役もないため、率先して人類との外交を担当している。



●田中宗一郎(タナカ・ソウイチロウ)

太陽系統一戦争中に活躍した人間の技術者。重機からアンドロイドまで、メカならなんでも作る。

西暦2265年生まれの365歳。

現在の外見は、短くかりこまれた黒髪に黄色い肌をした、三十代ほどに見える男性アンドロイド。服装は、ツナギ姿でいることが多い。

太陽系統一戦争が終結してからは、日本田中工業を後進に譲って宇宙へ進出。あちらこちらを放浪しながら、様々なメカを作って300年もの間過ごしてきた。ハマコちゃんとは、数十年に一度のボディ改装時にしか会っていないため、しばしばソウルコネクト内で捕まっては惑星テラへの帰還を迫られてきた。本人としては、引退したロートルが偉そうな顔をして現場に舞い戻ってくることを格好悪いと思っているため、滅多にニホン国区へは寄りつかない。




●瓜畑裕也(ウリバタケ・ユウヤ)

ヨシムネの父。

ヨシムネが次元の狭間送りになった時点では、57歳。ラストでは58歳になっている。

山形県で農業を営んでいる。瓜畑家は古くからの地主で、畑や田んぼ以外にも土地を多く所有しており、余った土地を他人に貸すことで莫大な副収入を得ている。経済に余裕があり、一人息子のヨシムネを溺愛しているため、昔からヨシムネには甘い。そのため、ヨシムネには惜しみなく玩具を買い与えており、ゲームハードもヨシムネに求められるがまま買ってやっていた。ヨシムネのゲーム好きは、完全にこの親ありきだったようだ。

裕也本人はゲームをやらないが、パソコンは仕事道具として昔から使っており、インターネットも早くから導入していた。妻に隠れてエロサイト巡りを趣味にしており、次元の狭間送りになったパソコンのハードディスクにはいやらしい動画がたっぷり詰まっていたのだとか。



●瓜畑小百合(ウリバタケ・サユリ)

ヨシムネの母。

ヨシムネが次元の狭間送りになった時点では、57歳。ラストでは58歳になっている。

北海道の農家の娘であり、かつて家の手伝いをするため北海道の大学の農学部に所属していた。そこに、山形県から北海道の大学に来ていたのちのヨシムネの父、裕也と出会った。北海道の実家は弟が跡を継いでおり、現在小百合は山形県の瓜畑家に嫁いだ形となっている。

無類の映画好きで、家に居る間は常に映画専門チャンネルをテレビで観ている。時には、農家の仕事をサボってまで映画を観るので、よく裕也と口論になることがある。だが、夫婦仲は良好で、50歳を過ぎた今でもしばしばデートに出かけている。



●四葉愛衣(ヨツバ・アイ)

ヨシムネの従妹。

ヨシムネが次元の狭間送りになった時点では、17歳の女子高生。ラストでは18歳になっている。

農業が大好きで、農家になるため農家の嫁になることを常々考えていたが、ヨシムネの嫁の座は特に狙っていなかった。従兄弟は深い親戚関係だと思っており、完全に恋愛の対象外。ヨシムネのことは、特別仲の良い兄貴分として慕っていた。


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― 新着の感想 ―
[一言] 完全に恋愛の対象外だったかぁ……残念!
[良い点] オリーブさんが「死ねぇ!」って叫ぶのは、若さ溢れる当時のゲンゴロウさんが格好が良いと思ってた中二ワードだと思うとほっこりする。 [一言] サルベージされたデータを評価するために、ウリバタケ…
[良い点] 地味にヒスイさんがミドリシリーズ2号機って情報が出てる?! [気になる点] そういえばサンダーバード博士ってあんまり出番無かったな 裕也さんと小百合さんのデートってきっと映画館デートやな…
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