180.St-Knight ストーリーモード編<6>
ストーリーモード攻略二日目。
いつも通り、視聴者に挨拶して、ゲームを始めようとしたが、ふと気になる数字が視界の隅にあることに気づいた。
「なんか、今日は視聴者の数多くないか? 昨日より50万人くらい増えているような……」
俺がそう言うと、横に立つヒスイさんが「気づいてしまいましたか……」と意味深な言葉を告げる。
何? 何があったの?
困惑する俺に、ヒスイさんが空間投影画面を呼び出しながら、言う。
「実はヨシムネ様のプレイ風景を素材としたMAD動画が、昨日一日で拡散してしまいまして……」
「何それ!?」
MAD動画とは、個人で編集された合成動画のことだ。ゲーム動画やアニメといった著作権のある素材を勝手に使って、面白おかしい動画を作り出す。あくまで、個人の趣味の範囲で作られる非商用のお遊び動画である。
「こちらをご覧ください」
ヒスイさんにうながされ、目の前に展開した画面を眺める俺。
そこに映っていたのは、『St-Knight』のキャラクター魔王トウコと、オーク族の戦士ドルガ。
『死ねえ!』
なんとも過激な台詞がトウコの声で叫ばれ、彼女が刀でドルガに突きを入れる様子が映し出されていた。
「こちらを素材としたMAD動画が、なぜか昨日、SNSで拡散しまして……21世紀風に言いますと、バズりました」
「なんで!?」
「さあ……一過性の流行りとしか……」
「う、うーん」
『視聴者増につながったんだからええやん?』『新規視聴者獲得おめでとう!』『歓迎するよ!』『よろしくー』『一緒にヨシちゃんを愛でよう』
うーん、視聴者達は歓迎ムードか。めんどうくさい古参ムーブをしないなら、そこはいいんだけど……。
「よりによって、ストーリー重視のゲームの二日目なんだよなぁ……」
「そこは、ヨシムネ様に前回のあらすじを頑張ってもらいましょう」
「え、ええー……」
というわけで、『St-Knight』ストーリーモード、トウコ編二日目始まります。
◆◇◆◇◆
前回のあらすじ!
20世紀末の日本から召喚されて異世界にやってきた女子高生トウコは、デーモン族の王である魔王となり、辺境の地を平定して国を造った。
辺境の国、ミツアオイ王国の魔王トウコは、西の隣国である華の国に召喚された英雄騎士アベベを下し、ぷりちーな幼女天子に謁見。ミツアオイ王国と華の国は軍事同盟を結ぶに至ったのだった。
と、振り返ったところで、今日もストーリーの進行を見守ることにしよう。
華の国との同盟を結んでから少し時が過ぎ、ミツアオイ王国では麦の収穫時期を迎えた。
麦は豊作で、急造した倉庫にも収まりきらないほど。そこで、外務の金柑大臣は隣接した国々に麦を輸出することにした。
ミツアオイ王国は、頼れる隣人だと印象づける作戦だ。
だが、そんな平和な時間は、早々に崩れ去る。
華の国が北方の国に攻められ、ミツアオイ王国に援軍を要請してきたのだ。
魔王トウコは、自ら援軍を率いて華の国に入る。
そのまま華の国を縦断し、北方の砦へ。すると、前線である砦に、幼い天子が総大将としてやってきていることが判った。
『幼い国主が前線にとか、穏やかじゃないね』
天子の待つ部屋にやってきたトウコが、開口一番そんなことを告げた。
対する天子は、戦場には相応しくない豪奢な服を着て、金の装飾がなされた大きな椅子に座っていた。
『それだけ今の朕に求心力がないということじゃな。じゃが、部下に任せずわざわざ前線にまで来ているのは、魔王殿も同じであろう?』
『私は騎士だからいいの』
『まあ、朕も魔王殿の武力を当てにして、援軍を呼んだからの』
『で、戦況はどんな感じ?』
『うむ、話は聞いていると思うが、敵は騎竜民族の集まりである竜王国じゃな』
『竜が相手かぁ……』
『竜と言っても、飛竜を操る者などごくわずかで、ほとんどが小さな走竜乗りじゃ。じゃが、この走竜がやっかいでの。戦況が少しでもこちらの有利に傾くと、一目散に逃げおる。おかげで、痛打を与えられん』
『へえー。でも、一応こっちが有利なんだ』
『走竜は寒さで動きが鈍るので、冬になれば奴らは撤退する。つまり、時間はこちらに有利に働くのじゃが……時間切れの勝利は朕の功績とは認められないじゃろうな』
『向こうが逃げて勝利で終わるのに、何が駄目なの?』
『相手の戦力を削りきって、十年はこちらを攻めてくる余力をなくしてやらんと、王自ら率いた軍の成果とは見てくれぬじゃろうなぁ……』
難しい顔をして、天子が言う。
五歳ほどの子供に負わせる負担ではないと思うが、それが国家元首の使命なのだろうなぁ……。だが、天子ちゃんには、我らが魔王様がいる。
『解った。私も、竜王国に痛打を与えられるよう、頑張るよ』
トウコが、胸を叩いてそう天子に告げた。
『魔王殿、感謝するのじゃ。……ところで、先日、朕のもとに、神聖エルラント王国から文が届いての』
『神聖エルラント王国……確か、デーモン族を悪魔扱いしている宗教国家だよね』
『うむ。その文によると、ミツアオイ王国は悪魔の国であり、与すると神聖エルラント王国は華の国を神敵としてみなす、だそうじゃ』
『うわ、私達の同盟にケチつけて来たわけね』
『朕には、ミツアオイ王国を取って竜王国と正面から対するか、神聖エルラント王国を取って竜王国を西から攻めてもらうか、選択肢があるわけじゃが……』
天子のその言葉を聞いて、じっと黙って彼女を見つめるトウコ。
『エルラントの聖典に登場する神は、三柱の女神じゃ』
『…………』
『一方、華の国が崇めるのは、天におわす天帝とそれに付き従う三十の神。そしてその下に、人が転じた無数の神仙がいるとされておる。……もとよりエルラントの奴らとは宗教的に相容れぬ。エルラントのざれごとに付き合う義理などないのじゃ』
『天子様……』
『なので、魔王殿にはキリキリ働いてもらうのじゃ。なに、朕の戦略眼にかかれば、敵の本隊が攻めてくる場所など丸わかりよ。そこに魔王殿を当てて、一気に殲滅じゃ』
『うん、任せて!』
そんなこんなで、軍事同盟は継続し、魔王トウコは騎竜民族との戦いに投じられるようになる。
天子の戦略眼は確かに正確で、敵の大集団をトウコと辺境の兵が受け持ち、圧倒的武力でなぎ倒す。そして、敵が逃げようとしたところで、秘かに逃げ道を潰していた華の国の軍が立ちふさがり、撃滅に成功する。
華の国とミツアオイ王国は、竜王国に大打撃を与えることができた。
「はー、割と本格的な戦いしてる」
『昨日言っていた通り戦略ゲーじみてる』『ミツアオイ戦記』『むしろ魔王様じゃなくて天子様が主役』『天才幼女天子様による北方戦記やね』
「確かに、天子ちゃんの主役感はすごい」
と、いくつかの竜王国の部隊を倒したところで、敵に動きがあった。
飛竜が空から襲ってきたのだ。
だが、トウコはこれにあせることなく対処。急降下する飛竜を飛ぶ斬撃で正確に斬りつけていく。
これにはたまらず、飛竜は空に逃げる。そして、トウコの真上をホバリングするようにして飛竜が飛び、飛竜から何かがトウコに向けて落下してきた。
『!?』
とっさに避けるトウコ。
轟音を立てて何かが地面に衝突し、小さなクレーターが地面にできる。
『……えっ、人?』
クレーターの中央にいたのは、鎧を着こんだ人だった。
長い槍を手にした鎧の戦士。その頭部は、普通の人のものではなく、竜を彷彿とさせるフォルムをしていた。
その竜の頭を持つ戦士が、槍を構えて言う。
『そちらのお方、異世界より招かれた英雄騎士と見ました』
対するトウコも、刀を正眼に構えて答える。
『いかにも、ミツアオイ王国の魔王、トウコ。そちらも、あの高さから落ちて平然としているあたり、異世界の騎士だね?』
『はい、竜王国所属の英雄騎士、ドラゴニュートのバルバロッサと申します。あなたに恨みはありませんが、竜達が安心して暮らせる暖かな地を手に入れるため、お命ちょうだいします』
『相手にとって不足なし!』
両者が気迫を持って言葉を交わし、『デュエル!』と戦闘の開始を告げる音声が響きわたった。
「よし、本日の第一戦目、いくぞー」
『わーわー』『相手の武器は3メートルはある槍……癖強いな!』『竜に乗って戦うための槍なんだろうねぇ』『しかし竜に乗っていたらトウコちゃんの飛ぶ斬撃の餌食だという』
ああ、飛竜を乗り捨てたのは、そういう理由か。
確かに、英雄騎士のトウコが持つ速さは、竜の動く速さを越えているからな。ドラゴニュートの人も、竜から降りた方が速いのだろう。
なるほどなー、と納得しながら、戦闘開始。
相手の長い槍がこちらを牽制し、懐に入れまいと突きの連打を見舞ってくる。
さらに、長い柄を利用した振り回しは強烈の一言で、遠心力の乗ったそれを受けてしまえばどれだけ体力ゲージを削られるか解ったものではなかった。
しかし、それでも隙はある。紙一重で突きをかわし、懐に潜り込んでいく。そして、刀の間合いに入ったところで……相手は片手を槍から放し、こちらに手を突きつけてきた。
「うおっ!」
とっさに下がって、距離を取る俺。
相手の手の先をよく見てみると、そこにはするどい爪が生えていた。なるほど、竜の爪。竜の特徴を持つ種族、ドラゴニュートだから、爪と牙がするどくてもおかしくはない。
だが、種が割れてしまえば怖くはない。
俺は、刀の届く適切な距離を保ち、相手を斬りつけていった。
『KO ユー ウィン』
そして、難なく勝利することができた。
『やるじゃん』『上手くね?』『新規さんか? ヨシちゃんはアクションゲームだけは上手いんだぞ』『だけって言ってやるなよ……』
「いやまあ、アクション以外はヘボと言われても、否定はできんけど……」
そう言いながら、ストーリーの進行を眺める。
ドラゴニュートのバルバロッサは力尽き、肉体は光となって消えて、長い槍だけがその場に残った。
そして、トウコはその槍を拾い上げ、高らかに宣言した。
『竜王国の英雄騎士バルバロッサを討ち取ったり!』
歓声が周囲から上がり、残された竜王国の戦士達は走竜と呼ばれる恐竜のような生物に騎乗しながら、おおいにひるむ。
やがて、竜王国の戦士達はその場で反転し、逃げ出し始めた。それを追撃するために、トウコは兵を率いて北上する。
『相手の逃走ルートに、天子様が伏兵を置いてくれているはずだけど……』
しばらく進んだところで、彼らを待ち構えるように兵団が整列していた。
だが、様子がおかしい。兵団が掲げているのは、華の国の旗ではない。その旗が示す所属はというと……。
『神聖エルラント王国の旗!? なんでやつらが……!』
トウコが驚いているうちに敵軍は前進し、前列の弓兵が矢の雨を降らせてくる。
これにはたまらず、ミツアオイの兵達は逃げ惑う。彼らは竜王国の騎竜と戦うための隊列を組んでおり、歩兵の大集団と戦う用意はしていないのだ。
『いけない……! 退却、退却ー! 私がしんがりを務めるから、急いで南下して!』
トウコは神聖エルラント王国軍に立ちふさがるように位置取りして、ミツアオイの兵達が逃げる時間を稼ごうとする。
矢が次々とトウコに射かけられるが、彼女は自らに向かってくる全ての矢を撃ち落とし、敵兵に斬りこんでいく。
英雄騎士であるトウコの胆力はすさまじく、敵兵が次々となぎ倒されていく。
だが、一人で千を超える兵を足止めすることはかなわない。トウコの横から、敵兵が南下していく。そして、トウコはいつの間にか敵兵に囲まれてしまっていた。
だが、包囲したといえども、騎士であるトウコを止められる者はいない。
止められるのは、彼女と同じ英雄騎士のみだ。
そして、敵にも英雄騎士らしき存在がいた。
巨大な火球がトウコを襲い、彼女はそれをすんでのところで回避する。すると、彼女の前に一人の女が進み出てくる。
輝くオーラをまとった本を二冊、身体の周囲に浮遊させている、魔法使いらしき女だ。その手には、ねじ曲がった木でできた杖が握られている。
『あらあら、悪魔を狩りにきたら、騎士が釣れるだなんて』
『はあ、はあ……何者だ!』
『わたくしですか? わたくし、エルラントの英雄騎士……騎士という名乗り、本当に慣れないですね。大魔導師クラウディアと申します』
『くっ、ここで騎士が来るなんて……!』
『あらー? 人に名前を尋ねておいて、自分は名乗らないんですか?』
『……ミツアオイ王国の魔王、トウコ』
『あらら、悪魔王さんでしたか。それはそれは、ここで息の根を止めませんと。でも、困りましたね。騎士って、歩兵で囲んですりつぶせるんでしょうか?』
『……ここは活路を切り開く時! 寄って斬るのみ!』
『あら、わたくしを斬ると? 無理ですよ、魔法は剣より強いんです』
兵に周囲を囲まれたまま、両者が向かい合う。
『デュエル!』
「うおー、トウコちゃんピンチ! 俺が助けるしか!」
俺は、トウコのボディを操作して刀を鞘に収めると、抜刀の構えを取る。
『これ、トウコ倒したいなら槍兵で周り全部囲んだらよくない?』『確かに剣士なんて、いくら英雄でも全方位から槍で突かれたら死にそう』『でもトウコちゃん、飛ぶ斬撃あるから……』『逃げに徹したら一点突破して余裕で逃げられると思う』
「まあ、騎士は騎士でしか倒せないだろうねぇ。だからこそトウコは、魔王なんてやれているんだし」
そんなやりとりをゆるゆるとしながら、戦いが始まる。
敵であるクラウディアは、開幕から魔法を次々と連打してくる。
それに対し、こちらは抜刀からの遠距離技反射を発動。こちらを狙ってきた火球や氷球はすべて相手に跳ね返る。
『あらあら?』
クラウディアが杖を上に掲げると、半球状のバリアが彼女の周囲に発生し、火球と氷球を完全に防ぎきった。
だが、バリアを展開している間は動けないのか、こちらが近づいても逃げる様子はない。
そして、バリアが消えたところで、俺は刀を突きこんだ。それをクラウディアは杖で弾き、逆にこちらへ杖で突きを放ってきた。
「そういえばこいつ、アーケードモードで戦ったときは、えらく強い棒術使ってきたな」
クラウディアとは、前にこのゲームのアーケードモードで戦ったことがある。
『戦ったことあるのか』『ということはつまり……』『攻撃パターン見事に見切っておりますな』『うわあ、魔法の出現位置も把握しているな、こりゃあ』
はいはいはいはい、死ねーっと。
そんなこんなで勝利。楽勝でした。
トウコの身体から意識が抜けていき、俺はまた戦場を見下ろす視点へ。
眼下では、クラウディアが肩を押さえてトウコから距離を取っていた。どうやら、戦闘で殺しきったわけではないらしい。
『あ、悪魔王、強すぎませんか……?』
『ふう、そろそろ時間稼ぎは十分かな?』
『い、言うに事欠いて、時間稼ぎ! むきー!』
そんなやりとりをしていると、トウコを囲む兵達をかきわけるようにして、騎馬兵が一騎、クラウディアのもとにかけつけてくる。
『クラウディア様! 大変です! 王都でクーデターです!』
『は? え? どういうことです!?』
『騎士アレクサンダーが陛下を討ち、王の座を奪い取りました! 政変です!』
お、おう? 敵を前にしてそんなこと言っちゃっていいのか、こいつ。
『ううー、どうしましょう。急いで王都に戻るしかないですかね……』
『はいはい、帰って帰って』
トウコが刀を持っていない左手を『しっしっ』と言いながら追い払うように振った。
『はあー、悪魔王、この場は引きます。ですが、いつかあなたを討ちに戻ってきますからねー!』
『三下っぽい台詞ありがとう。帰り道に気をつけてね』
そして包囲網は解かれ、エルラント軍は北西へと移動していった。
トウコも、エルラント軍が戻ってこないのを確認してから南下し、無事に逃げ延びたミツアオイの兵達と合流。そのまま拠点である砦へと帰還した。
そのままトウコは天子と面会し、エルラントとのやりとりを報告する。
『アレクサンダー……何者じゃろうか』
『騎士って言っていたから、エルラントが召喚した異世界の騎士かもね』
『ううむ、エルラントの国主は、教主でもあるのじゃが……異世界の騎士が王となるのじゃから、宗教勢力とはむしろ対立するかもしれんの。これは、朕達にとっては有利に働くかもしれんぞ』
『んー、デーモン族を悪魔と認定する宗教と対立するってことは、ミツアオイ王国を神敵扱いしないってことかもしれない?』
『そうじゃな。それと、華の国との宗教対立も緩和されるやもしれぬ』
『よかった。安心して引きこもれそうだ』
『竜王国も、そなたが英雄騎士を倒したことで明確に戦力を減らしておる。もはや、朕の勝利は、ゆるがないのじゃ』
『役に立てたのなら嬉しいよ』
そうして、華の国と竜王国の戦は、華の国の大勝利に終わった。
国に戻ったトウコは、内政に努め、辺境の文化向上を推進した。戦争の気配がないならば、国力を高めるチャンスと見たのだ。
だが、世界の情勢は雲行きを怪しくする。
神聖エルラント王国は、神聖マケドニア王国と名前をあらため、騎士王アレクサンダーは他国の侵略に乗り出したのだ。
そして、神聖マケドニア王国の進軍に端を発して、あちらこちらの国で戦争が始まる。
戦乱の世が、こうして訪れたのであった……。
「……アーケードモードのラスボスだったアレクサンダー、一体何者なんだ……」
『神聖マケドニア王国の王……その正体ははたして……?』『あー、解らないなー』『侵略に乗り出すなんて、一体どんな王様なんだー』『アレクサンダー……どこかで聞き覚えのある……?』
「いや、自分で言い出してなんだけど、みんなノリがいいな!」
マケドニアでアレクサンダー。あのラスボスがまさか、アレクサンドロス大王だなんてね。
そりゃあ、異世界から騎士に相応しい者を呼ぶ召喚術なんだから、居合道をたしなむ女子高生を呼ぶよりは、世界を征服しかけた偉大な王を呼ぶ方がそれっぽいでしょうよ。
さてさて、戦乱に突入した世の中で、トウコ達はどう動くかな。
神聖マケドニア王国との戦いはあるのかどうか。期待して見ていこうか。




