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エッセイ

作家と生成AIの正しい関係があるとしたら、それは恐らく「純度100%のオレ様AI」を作り、自分のイタイ短所を可視化して成長し続けることなのだろう。

作者: シサマ
掲載日:2025/11/02


 皆様こんにちは! シサマという者です。


 

 現在、個人的な事情によりオーストラリアのめちゃ甘いチョコビスケット『ティムタム』が大量にあり、毎日ちょっとずつブラックコーヒーで流し込んでいるうちに甘さが脳にヒットしました(笑)。

 これはエッセイ執筆のサインですね!



 いや~それにしても、久々レベルの長文タイトルです。

 

 しかしながら、生成AI関連の主張には誤解を生まない配慮も必要だと思いますので、今回はタイトルに内容を全て語らせました!

 生成AIの未来はどうしてもヘヴィな方向を予想してしまいがちだけに、最後は楽しい気分になってもらえそうな作品に仕上げたいと思います。

 

 

 最近になって、生成AIで出力された(←執筆とは言わない)Web小説が某サイトでランキングを制覇したそうですね。


 私個人としては、まぁそんな事もあるだろうな程度に考えていました。

 怒涛の更新も、完結してから小分け投稿すれば普通の作家にも出来ることですし、人間の作家にありがちな「その日の気分によって社会や政治的な思想が強めになったり、異性や成功者、特定の職業従事者への偏見が滲んだりする」事を一定の読者層が許容出来ず、読んでいて気に障るムラのない作品に集まったと考えています。


 ただWeb小説はXやYouTubeの流れとは違うので、気に障るムラのない作品が選ばれて勝手におすすめしてくれる訳ではありません。

 そして作家としても、思想や偏見のムラなくして何が小説だという自負があるはずですので(思想や偏見はどうしても出てしまいますし、そもそも冷静にムラを抑えた作品はあまり面白くありません)、そこを超えて読者に訴える作品を目指して創作を続けるしかないでしょう。



 とは言うものの、自身がマンネリを感じていたり、思っていた成果を上げられずにモチベーションが下がるなんてこともありますよね。

 私も仕事に軸足を移していた昨年・今年と、たまに創作に復帰してもどこかしっくりと来ず、このままフェードアウトするのかなぁ……と考えた時期がありました。


 そんな私の転機になったのは、前回投稿したエッセイでした。


 「なろうチアーズプログラム」というタイムリーな話題を扱った事もありましたが、普段の私なら5000文字レベルになりがちな主張を、自覚していた余分な前振りをカットすることで3000文字以内に収めたのです。

 ノンフライ袋麺への愛情が強すぎて、単なる食レポを5000文字レベルにしてしまった前々回のエッセイ(笑)とは対照的ですね。


 結果として前回投稿したエッセイは久々に300ポイントを超えてランキングでも健闘。

 そして何より嬉しかったのは、新世代の初対面読者さんから多くの感想をいただけたことでした。


 やっぱりヒット作を出したいなら、自分の短所を味とか言ってちゃダメだな!(←超絶真理)



 ……さて、生成AIに話を戻しましょう。


 生成AIの魅力は、多くの資料を学習させて生成を繰り返すことによって、短時間でユーザーの望むレベルに近づけた作品を出力出来ること。

 

 しかしながら、それはあくまで個人で楽しむことを目的にするべきでした。

 商業活動に堂々と生成AI作品が紛れ込むことによって、いち個人の創作者よりも先に企業側の堕落と倫理崩壊が始まる恐れがあります。


 出版業界を例に出すと、現在は大手企業を中心に生成AIの規制に取り組む姿勢を明言。

 とは言うものの、例えば生成AI作品がヒットし、ある程度の収益が見込めると踏んだ場合、例えそれが一時的な流行であったとしても、経営の苦しい企業が生き残りのために真実を隠して出版する可能性はありますよね。


 更にここからが資本主義の問題点で、生成AIのスピードと製作者側の後ろめたさ、負担の少なさを利用し、低報酬でのサブカル粗製乱造を加速。

 遂には日本の資料を学習させれば日本語なんて分からなくていいという理由で、アフリカの生成AIユーザーを日本人作家に担ぎ上げて更なる低報酬へと突き進む……なんて事態にもなりかねません。


 まぁ、そんなことをやっている企業ならすぐに破綻しますよ。

 でもサブカルに関わる企業は少ない利益も覚悟の上でしょうから、利益を持ち逃げした後、理不尽に路頭に迷わされる「生成AIとは無関係なクリエイター」は浮かばれないですよね。


 現在の恐るべきアニメ配信バブルとともに、一度焼け野原にならないと再建は難しいのかも知れません。

 私達アマチュア作家が目指すことは、焼け野原の中でも楽しそうな創作活動という「屋台」をオープンし、ひとりずつ常連のお客さんを増やしながら他の焼け野原に「支店」を増やして、いずれは生計を立てられるレベルに「上場」することですが、そんな事態にならないことを祈り、時には行動を起こしていくしかないでしょう。



 では、作家と生成AIの共存は不可能なのでしょうか?

 そんなことはないと思います。


 生成AIの性能は、取りあえず学習可能な資料がなければ活かせません。

 電気の通っていない冷蔵庫の製氷皿くらいに無意味です(笑)。


 他人の作品を資料として学習させても商売に使えない時代が来た場合、手っ取り早く自分の作品を生成AIに学習させちゃいましょう。

 当然ながら、自分の作品が少なければ学習効果はない訳で、上手かろうが下手だろうが、自分の力で沢山の作品を生み出す努力と手間が必要になりますよね。


 ちなみに、私シサマが『小説家になろう』サイトに投稿した作品は、このエッセイを含めて216作品。

 多彩なジャンルの小説や思想丸出しエッセイ、ハードボイルドな詩にB級グルメネタ……。


 これだけあれば、一応小説のひとつやふたつは出力出来るはず。

 つまりこれこそがタイトルにある、「純度100%のオレ様AI」ですっ!


 いや~流石にチャレンジはしていませんが、これはヤバいでしょうね〜!

 仮に「グルメ小説」とか出力させようと思ったら、カップ焼きそばを沸かしたエナジードリンクで戻したりして、それを唯我独尊ドヤ顔で思想強めにテイスティングしたりするんでしょうね〜!


 

「純度100%のオレ様AI」で創作するということ。

 これすなわち「自分のイタイ短所を可視化する」ことに他なりません。


 最初はあまりの黒歴史連発に自虐的な爆笑を繰り返すでしょうが、自分の脳内から離れた自分のクセやアクが客観的に提示された時、人は意識改革を決断するか、このフィールドから立ち去るか……それほどの選択を迫られるのではないでしょうか?

 流石の私も、上記の様な小説が出力された瞬間、「オレ様の旨味濃縮で最高だな」とふんぞり返るだけのメンタルは持っていませんね(笑)。


 余分な前振りをカットした事が幸いして読みやすくなり、結果としてポイントと新たな読者さんを開拓した前回のエッセイ。

 良いか悪いか、好きか嫌いかを超越したプロフェッショナルな「イタイ短所の排除」を選択するため、創作活動に生成AIの可能性を残そうではありませんか!

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― 新着の感想 ―
おっしゃる通りアーティストは消えないだろうし、別にクリエイターがAIに置き換わったってなにも困らないけどね。クリエイターは所詮金稼ぎの一形態でしかないし。
すでにノベプラでそれを実行して連載エッセイ書かせている作者さまがいますが、めちゃめちゃ面白いです(笑)一人漫才(正確には作者とAIコンビ?)を見せられている感じが新鮮。 無個性なAIも、しっかり調教す…
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