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トラウマ女神のやり直し〜 隷属の女神の伝説/王国編〜 ♡♡♡TSして最強美少女になったはいいけど、心まで女になるなんて聞いてない!♡♡♡  作者: トンブタ
第8章 水の精霊のイニシエーション

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170-8-37_こんなの……無理だよ……(挿絵あり)

 でも、そんな都合のいいことなんて、起こらないよね。


「あ~ん、どうしよう? もう一回やってみる?」


 でも、上手くいくような手応えが、全く無いんだけど。もう一回、ちゃんと女神像を見てみないと。


 目を細めながら、何も見逃さないように、身体の姿勢を整えた。


「もうすぐよ」


 杯に雫が落ちると、激しく輝くので、その時に目を開けていれば、目が見えなくなりそうだ。


「結構、難しいわね」


 それなら、直接、杯は見ないで、今は、女神像の身体の変化を見てみるほうがいいかも。


「よし、そうしよう」


 女神像のひざ元にしゃがみ込み、下腹部を手で触る。


「まだ、温かいわ……」


 一瞬、真上を見上げる。光が揺れた!


「来るわっ!」


 女神像のお腹の下に集中する。次の瞬間、明るい光が輝いた。


 杯に入った!


 その時、女神像のお腹の下も、一瞬、光が強くなる。


「あっ、ちょっと熱くなった!」


 光の雫が、杯に入った瞬間に、女神像のお腹の辺りも光が強くなり、それと同時に、その場所が熱くなった。


「う~ん。やっぱり、杯かぁ……。婚姻儀礼、聖水婚の儀……だよね……。聖水婚……。聖水との婚姻? 天井から落ちてくるのは聖水よね。それなら、女神の持つ杯って何だろう? 何を意味してるんだろう? 婚姻って、結合だから……やっぱり、子宮ってことかな? 精霊の力も子宮に宿すんだからね」


 女神像の持つ杯が、子宮を象徴するものなら、さっきの女神像の反応とも辻褄が合う。杯と子宮は同一のもので、それで、両方、光ってる……。


「なるほど……それなら……」


 今、私の身体で出来ることと言えば、その方法しか無い。


 水の精霊だって、さっきの池で、私の身体になってセルフを……。あの行為は、そういう意味があったんだと思う。


 もし、それでダメなら、もう、分かんないわ。ただ、ちょっと勇気がいる。


「でも、やってみる!」


 天井には、新しい光が眩しく輝いている。


「ふぅ~」


 息を吐き、ドレスのボタンを外した。そして、頭からすっぽりと脱ぎ、丁寧に畳んで床に置いた。何だか、裸になってばっかりだ。洞窟の中とはいえ明るい光の下では、やっぱり、恥ずかしい。


 でも、女神像も裸だから同じね。


「ほら、おっぱいだって、こんなに可愛くて……。フフフッ!」


 ホントに、私そのものだ。でも、それは、この像が、エリアでもあるということ……。


「私の片割れなんだよね。エリア……」


 最初の洞窟でのことを思い出してしまった。


 早く、エリアに会いたい……。


「あなたは……エリアなの? なんてね」


 女神像に声を掛けて、そっと、右頬にキスをした。


「愛してるわ……エリア……」

 

 自分のお腹の下に手を当てた。少し温かい気がする。実は、アスモさんに触られてから、ずっと、その辺りがジンジンとしている。気持ちを逸らしているけれど、気を抜くと、感情が昂ってしまいそうになる。

 

 その時、光が揺れた!


「もう、落ちるわ」


 杯の上に手を翳し、準備する。そして。


「あっ、落ちたっ!」


 光の雫は、滴り落ち、まっすぐ手の中に入った。


 眩しい光。でも、目を閉じているから大丈夫。


 光は消滅し、手の中には水玉が入っている。


「エリア……見ていてね。私もあなたと同じように、精霊の水を受け入れるわ」


 水玉を零してしまわないように、注意深く胸元に寄せた。


 これが、聖水……。


 そっと、床に腰を下ろし、足を延ばして座る。


「ヒャッ!」


 お尻が冷たい! でも、水は零さないように注意している。


「じゃぁ、始めよう」


 両手を、おへその下に着けた。


「水の精霊よ、あなたを、私の体内に受け入れます」


 そう言って、丁度、子宮の上あたりに、水玉を触れさせる。下に零れないよう、丁寧に手を重ねた。


 これで、お腹に浸透していくかも……。


「あれ?」


 しかし、しばらく待っていても、何も起こらない。


「やっぱり、これではダメなのかな?」


 直接、子宮に入るようにしないといけないのかもしれない。


「でも、流石にそれは……いいえ、やらなきゃ!」


 そして、手を下にずらし、太ももの付け根で止める。


「これならどう……?」


 もう、この方法しか考えられない。そうして、水玉をそこに零した。少しの間、その場所に留まった水玉は、段々と、三角の隙間に浸透して行く。内ももには力を入れているけれど、隙間があるから、下に零れ落ちるかもしれない。


「でも、少しくらい入るかも……。何か、感じるかな?」

 

 う〜ん、ちょっと、分かりにくい。


 水は殆ど隙間から無くなった。よく考えると、この方法は、明らかに重力に反する方法だ。水玉に意思があって勝手に動いたりしない限り、下に流れ落ちてしまう。


「そうだよね……」


 勝手に入っていくわけないか。何となくまとまっている水だけど、スライムみたいに動く訳じゃないんだから。


「自分の指で促してみる?」


 でも、そんなの出来るかな?


 指をその場所に差し込もうとしても、聖水は、全部、流れ落ちてしまった後だ。


「う〜ん。ダメだ!」 


 こんな事しても、上手くいく訳ない。こんな方法じゃないっ!


 何だか、自分のしていることが情けなくなっちゃって、涙が出そう……。


「こんなの……無理だよ……」


 悲しい……。もう、どうしたらいいのか分からない。


 …………。


 しかし、その時、突然、頭の上から声がした!


「よく頑張りましたね。エリアさん」


ーーーー

挿絵(By みてみん)

エリアと青い雫(イメージ図)

AI生成画像

「面白いかも!」


「続きが気になるぞ!」


「この後どうなるのっ……!」


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