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最強な賢者様と私の話  作者: 天城 在禾
プロローグ
5/134

私が転生する話、または赤ん坊

前回に比べるとこの話はめちゃくちゃ短いです。


 

ふと目を開けると、茶色の天井が目に入った。

体を起こそうとするが、動かない。

…嫌な予感。

動きそうな手を挙げて、視界に入れる。

短い指、ふわふわな手、まるで紅葉のような小さな…


どうやら私は赤ん坊から始めなければならないらしい。


マジか…

魔法(正確には魔術というらしい)が使えないか念じてみた。

うん、よかった、使えない。


強制的にシャットアウトされた後、真っ暗闇から神様(笑)の声がして、私が10歳になるまで魔力やら私が使える力のほとんどを封印したらしい。

それと、私が20歳になったら成長が止まるらしい。

何やら、助ける人は不老長寿なんだとか。

それで、私もその人に併せて不老長寿にさせられた。


と、視界に二人の人間の顔が入った。


「起きたの?でもまだ眠そうね」

「…余り泣かんな」


片方は金髪碧眼の女性。

普通に綺麗な女性である。

何というか、優しげな、薄幸の美女…のような雰囲気がある。

片方は黒髪茶眼の男性。

美形というより、渋い…という言葉が似合いそうな漢!というような男性である。

…この二人が私の両親だろうか?


「キリヤ、まだ寝ていなさい。私達が側にいるわ」


女性に体を優しく叩かれ、そのリズムにうとうとしてくる。


…これからよろしくね、お父さん、お母さん。




 

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