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第24話 媚薬と殲滅4/4

 あの後朝日が出るのを待って、国境付近から脱出するが帰りも暇だった。そして、カードくらい買おうぜってなり、最寄りの村で購入して大富豪をやり始める。

 そしてローカルルールが多すぎて、使えるルールを出した方が早かった。

 電源を必要としないゲームって、どの時代でもそれなりに時間がつぶせて楽しいからいいわー。賭にならなければだけど。

 ちなみに確保した奴等は別な馬車で運び、近くの町に消えた。


「ただいま」

「おかえり」

 宿に着いたのは夕方で、もう営業が始まっていた。

「おう兄ちゃん。指輪渡してんのに、長い時間かまってやらねぇと、他の男がくっついちまうぜ?」

「今まで殆どくっついてなかったのに、今更寄りつく虫でもいるんか?」

 そう言った瞬間に、無言でキッチンから木製の皿が飛んできた。

「っぶね……。冗談だよ。今でも魅力的だし、十二分に虫が寄りつく可能性がある。移動中は、結構心配してるんだぜ?」

「おいおい惚気か夫婦喧嘩かはっきりしろよ。ま、当然俺達はグリチネに付くけどな」

「あら、嬉しいわ。もっと言ってあげて。こいつって見た目通りガサツだから」

 常連客達だけだからできる事だな。ってか皿を受け止めてなかったら、確実に木製でも壁に当たって割れてた勢いだったぞ?


「で、ご飯食べるの?」

「いや、悪いけど風呂だな。クソ疲れてる」

「はいはい。いつもより帰りは少し遅めね」

「んじゃ皆さん、ごゆっくりどうぞ」

「あ、コレ二番テーブルお願い」

「あいよー」

 俺は笑顔で言い、風呂の準備をするのに階段を上がろうとしたら、グリチネがカウンターにいる客に配膳を頼み、手渡しでどんどん料理が二番テーブルに運ばれていった。

 俺が来た頃ってこんなに賑わってなかったよな? もしかして俺の噂のせい? いや、冒険者風が増えてるからって、自惚れるのは止めておこう。



「ふー。やーっと捌けたな」

「お疲れ。はい、いつもの麦酒とおつまみ」

 風呂から帰ってきて、普通に食事をしたら店を手伝い、晩酌は店を閉めてからが多くなり、グリチネと一緒に飲む事が増えた。

「皆がいるから言えなかったけど、風呂に行かなければ、今夜隅々まで洗ってあげたのに」

「すげぇ魅力的な提案だけど、冗談抜きで湯船に浸かりたかった。あと惚気話とか人に言われると恥ずかしいから、できれば二人きりの時にして欲しい」

「あらあら~? 人前でいちゃいちゃは駄目なの~?」

 グリチネがニヤニヤと嫌らしい笑みを作りながら、残り物のホルモン焼き的な物をフォークで刺し、俺の口元に運んできた。

「あ~ん」

 嘘だろ!? あーん? 二人きりでも恥ずかしいって……。

「あ、あー」

「はーい、おじょうじゅでちゅねー」

 とりあえず俺は口を開け、素直に入れてもらうと乳児を誉めるような言葉使いで言われた。

 そしてベッドの上では乳児扱いされなくて、とりあえず助かったわ。



 そして帰ってきてから五日後の朝、店のドアの鍵を開けるとトニーさんが直ぐに入ってきた。ずっと待機でもしていたんだろうか?

「情報が入りました。メディアス様からご報告がありますので、朝食後に馬車に乗っていただけないでしょうか?」

「……あぁ、わかった。なるべく早く済ませる」

 返事をすると、グリチネにも軽く会釈をしてから通りの方に歩いて行った。


「なに、この間の情報?」

「そうみたいだ。ずいぶんかかったな」

「んー。どういう意味よ?」

「数人生かして、途中で町で別れた事はベッドで言ったよな? そして尋問なり拷問をして、吐いたら情報を届けるのに直ぐに追ってくる。つまり五日くらい喋らずに粘った事だ」

「へー。どっちの国も必死だから、激しそうな拷問に耐える時点で凄いわよね。死体とか絶対ボロボロよね」

 グリチネは、朝食の用意をしながらそんな事を言った。そういうのは平気なんだろうか?


「ちょっと行ってくる」

「所構わずにぶっ殺さないように」

 でき上がった朝食を少し早く食べ終わらせ、食休みもせずに馬車に向かうが、相変わらず見送り方が殺す事前提になっている。

 俺は馬車のドアを叩くと、急いでトニーさんがドアを開けてくれた。本を読んで待っていたのか。意外に教養があるんだな。街の歩き方の随筆本(エッセイ)か。


「お、俺が一番か」

 応接間に入ると、メイドさんがお茶を運んで来てくれたので、ゆったりと飲んでいると、大飯が入ってきて、次にヘイが少し遅れて来たが、ボスはメディアスと一緒に入ってきた。

「さて、この間はご苦労だった。昨晩機関の方から報告が入ったから呼ばせてもらった。結果から言うとアラバスターの工作だと確実に言質が取れた。内部からの破壊を目的に動いていたらしく、兵士とは別で工作員が存在しており、色々と国に入り込んでは今回のような事をしている」

 メディアスはテーブルに、薄いピンク色の液体が入った瓶を二つ置き、こちらに転がしてきた。


「比べればわかるが、微妙に色の濃さが違う。濃い方が人を凶暴化させる薬だ。ちなみにだが、スピナシアが買って届けてくれた薬は全部当たりだ。筋肉の付きや、凶暴そうな奴を選んで渡していたらしい」

「ふむ。見た目九割っていうが、こう言う時は得だな。国の方針としてはどうするんだ? 多分相手は知らぬ存ぜぬだろうから、抗議しても無駄だろう?」

 俺は瓶の蓋を開け、理科の実験の時のみたいに刺激物の臭いを直接嗅がない様にして、臭いを確かめる。薄い方は飲みやすそうな匂いだが、濃い方は無理矢理臭いを誤魔化してるような、香料的な臭いがした。

 蓋についていた液体を、小指に付けて舐め比べてみるがあまり違いは感じられない。上手く作ってあるなぁ。


「そうだろうな。なので機関が似たような内部からの破壊工作をするだろう。もういっその事、お前達に皇帝の暗殺を依頼したいが、攻め落として統治しないと無理だ」

「世襲制なの? なら一族全員殺っちゃえばいいじゃん。その方が早いんじゃない?」

 ヘイはパウンドケーキを食べながら、それらしい意見を出している。確かに楽そうだ。

「有名な話だが、近隣国の国民なら誰でも耳にしたことはあるだろう。ロセットから詳しく聞いたが、皇帝には三十人以上の側室がいるし、正妻だけでも子供が五人。有能な宰相になれる奴も大勢いる。それが各地に散らばっているんだ。もう嫌になる……」

 メディアスは盛大にため息を吐き、お茶に蜂蜜を足している。ずいぶんと悩みの種らしい。

「各地の防衛拠点を破壊、もしくは制圧して、兵站を延ばしても国土が広いから、簡単に他の場所の兵士に奪い返され孤立する。本当に帝国は厄介だ。それに誰かの子供を殺して、自分の子供を皇帝にしようって感じのドロドロしたのはないから、暗殺系も無意味かな」

 ボスもため息を吐き、一人だけコーヒーを飲んでいる。色と香りでわかる。この間俺が飲んだ物とは別物だな。


「周辺諸国と一時的に手を組み、包囲網を狭めるようにしてみては?」

 大飯が提案をするが、メディアスは首を横に振った。

「自国の防衛だけで手がいっぱいらしい」

「なら、協力したくなるようにすればいい。何回か侵攻や破壊、暗殺をして、俺達は帝国の国力を削ぐのに力を注いでいる事を他国に訴える。何もしないよりマシだ。ただでさえここは国境線に一番近い街なんだ、安全が欲しい」

「この国にも慎重論を唱える奴がいてね。戦争をふっかけると、全力で潰しにくる可能性があると言ってる。絶対にないとは言い切れないのが悔しいのだがな」

 俺が提案をしてみるとそんな事を言われ、それ以上何も言えなくなった。もうため息を吐くしかない。


「ならもう好き勝手動いて、周辺諸国と一緒に宣戦布告できる状態に持って行くしかないね。国籍不明の勢力が拠点や軍事施設、訓練所の破壊、じわじわ戦力と志気を削ぐ」

「国王様はどうなんだ? 慎重派なのか? それとメディアスはどうなんだ?」

 ヘイが、もうやっちまおうぜってノリなので、一応国王様の傾向はどっちなのかを聞いてみる。

「なるべく話し合いで解決できるならそれに越した事はない派だ。だけどもう諦めてるから、周辺諸国と話し合って連合国として潰す方向で動いている。私はやられたらやり返せ派だ」

 まぁ、俺の時も先に手を出してきたから、少しは納得できる答えだな。


「まぁ、僕達地下組織もなんだかんだで協定を結んでたりするから、他の街の情報収集したり、ビスマスの組織を使って圧力でもかけてみるよ。うちの島で勝手に薬物を売りまくってるクソ野郎どもには遠慮はいらない。そうだろう?」

 ボスが普段通りにニコニコと喋っているが物凄い殺気を感じる。これはやべー奴ですわ。はらわた煮えくり返ってる奴ですわ。

「なら自分がアラバスターに入りましょう、まだ二人のように噂は出回ってないでしょうし、地味に破壊工作(いやがらせ)はしておきます。あー、ちなみに各国を渡り歩いてる冒険者……。アラバスターではない、隣国から来た冒険者でも二人の噂を知ってますよ?」

「だろうな」「だろうね」

 あれだけやらかしたんだ、噂になってなければおかしいくらいだ。


「ならそれで決まりだ、オオイのサポートは全面的に私達がする。そしてスピナシアとヘイは街にいて存在している事を流布させ侵略を阻止、その間に隣国との協定を結んで、一斉に攻められるように打診しておこう」

 メディアスは勝手に進めているが、最終的に決めるのは国王様っぽい気もする。けど国境の街を任されてるし、ちょっかいをかけられてるから大変なんだろうな。

「協定を結ぶのに失敗したら、単なる嫌がらせ。最悪三人で大暴れ。おもしろくなりそうだね」

「全然おもしろくねぇよ。おもくろいだ」

「結構難しい表現を使いますね。そっちのに明るいんですか?」

 大飯が突っ込みを入れてきたが、本当にたまたまだ。何かのアニメだかゲームで、アドリブで台本にない事を言ったとか監督に言われてて、気になったから調べただけだ。

「たまたまだ。あの時は後方支援もなしに進軍を遅延させてたが、あんなのは最終手段にしたい。行軍しつつ兵站を維持し、穴を抜けてビスマスに進軍させないのが望ましい。攻撃してる時に浸透されて、ルチルが落とされる事がないように動きたい」

「わがままな条件だね。戦争はそんなに甘くはないよ」

 ヘイは肩をすくめて首を振っている。


「知ってるさ。ただ、それが望ましいだけ。所詮綺麗事並べてるわがままだ。なるようにしかならない。戦争は生き物だ、どうなるか読めたらすげぇよ。まぁ、守る者ができた奴のぼやきだ。事が起きたら頭の良い奴に従って動くさ、あんまり出来が良くないからな」

「珍しく弱気だな。宿屋の女主人が心配か? そんなものはただのエゴだ。お前が心配してる事なんか想定して動くに決まってるだろ。それに街を放棄して逃げるか、籠城くらいはする。そして最低限の防衛戦力も残すし援軍も呼ぶ。お前はお前らしくしてればいいんだよ」

 メディアスがもっともらしい事を言い、他の全員が首を縦に振っている。だろうな、普段ならこんな事は言わない。

「周辺諸国との連携がとれてない以上、ちょっかいを出したらこっちに来る可能性がある、多少弱気にもなるさ。まぁなっただけで反対じゃぁない。他にも守りたい人がいたかもしれない奴を五万人殺してる。今更綺麗事を言える立場じゃないのもわかってる。気にせずその方向で進めてくれ」

 俺は少し目を細めてお茶を飲み、軽くため息を吐く。

 まぁわかってるさ、けど好きになっちゃったから仕方ないし情もある。俺が原因で狙われる可能性も高くなってる事も。

 けど、その時は前みたいに簡単に割り切ったり、切り捨てる事はできるだろうか? その時にならないとわからないけどな。


「では、自分が色々な方向から破壊工作を試みてみます。どのような結果になっても文句は言わないで下さいね」

「あぁ、問題ない。上にはどうにか説明しておこう。これで他国に攻め込んでくれれば危機感を煽り、連携に繋げられる」

「なら早速他国側に近い方から動きますね。報告はスピナさんかヘイさんにお聞き下さい」

 大飯はどこか遠い場所での破壊工作をするらしい。後はなるようにしかならないな。まぁ、報告を待つか。


「よし、今日は解散だ。皆早朝からご苦労だった」

 メディアスの言葉で解散になり、三人で歩いて街の中央に向かうが、いきなりヘイが肩を叩いてきた。

「うお、どうした!?」

「心配し過ぎ。もっと気楽に考えよう。防衛に徹すれば浸透作戦でも、すり抜けられるのは極少数、街の防衛戦力で対抗してる時に援軍到着。こっちに戦力が集中してたら、同盟を結んでなくても薄い所から速攻で他国が攻め込むよ」

 そして更にバンバンと肩を叩き、髪をクシャクシャにしてきた。


「最悪の結果を考えて言ってただけだ。もしもが存在したらの話だよ。俺は馬鹿だから、戦争のやり方を知ってる奴に任せるだけだ。メディアスは最悪街を捨てて逃げる事くらいはできる奴だってのはわかった。まぁ、街を捨てるくらい戦力がこっちに偏ってたら、他国が攻め込むだろうから敵は少なくなるから防衛になるだろうな。そうなれば国からの援軍が来るし、ボスの部下も出るだろう。中立のギルドの傭兵も出るかもしれない。そのくらいはわかるさ。だから最悪の結果をぼやいただけだよ」

 俺は軽くヘイの肩を叩き笑顔を作る。

「で、ヘイは絶対守りたいって思える子はいるのか?」

「向こうに気があるってのは知ってるけど、客との一線は越えてないなー。まぁお互い守りたい者がいるって事で」

「なんで自分には聞かないんですか?」

「まだこっちに来たばかりだろ?」「だって来たばかりじゃん?」

 ヘイと声が重なり、三人で笑いながら歩き、なんか仕事する気もなくなったので、下級区近の店で酒を飲むことになり、とりあえず安酒を飲んだ。


「あー言い損ねましたが、ギルドに凄くかわいい、パーティーから独立した冒険者がいるんですよ。何回か手伝ったことがあるんですけどね、声かけるべきですかね?」

「ソロ? ソロなら行くべきだね」

「俺は結構奥手だからできねぇわー」

「取られる前に行くべきだよ」

「自分、帰ってきたら告白します」

「死亡フラグかよ……」「死亡フラグだ」

 俺は呆れて、ヘイは嬉しそうに言った。もう本当そういうの止めてくれ……。

「そして帰ってきたら庭付きの家を買って、子供ができたら大きな犬種の子犬を飼うんです」

「「良いぞ兄ちゃん! もっと続けろ」」

 酒場にいた半分浮浪者に近い男性が聞いてたのか、途中で参加してきた。多分死亡フラグをわかってないな。

「子供は二人、上が女の子で下が男の子……」

 死亡フラグのオンパレードだ。逆に生存フラグだな。

「兄ちゃん。てめぇの顔を見た事あんのかよ!」

「うるせぇ! 俺は本気だ! ぜってぇ帰ってきて告白してやらぁ!」

 全然酔ってないのに、大飯は酒の入ったカップを持って、半分浮浪者に近い人達の席に入っていき、口調もいつもとは違う感じで話し盛り上がっている。


「ああやって、いい感じにさせて情報手に入れてんのかな?」

「わがんね。けど、飲みニケーションは面白いとか言ってたから、多分そうじゃないか?」

 俺達は小声で話し、大飯の方を見るが、追加注文でテーブルに大きな肉や酒が増えており、世間話をしながら帝国や、この間の媚薬の事を聞いていた。

「あの媚薬売り減ったよな。何かあったのか?」

「実はな。あいつ等って帝国の工作員で、媚薬に変な薬混ぜて売ってんだよ、それで強そうな奴に当たりを売って暴れさせてた。裏で国が動いてるって話だぜ?」

「本当かよ!? 変な薬が混ざってるってのは知ってたけどよ、国も動き出したか。また戦争か?」


「噂話を意図的に広げてる……。いいのか?」

「わかんないなー。けど、大飯全然飲んでないで飲ませまくってるね。上手いな……。聞き上手だし気分良くさせまくってる。あの手は年上や上司、同僚にも好かれるタイプだ。リアルで何やってるか聞いてないけど、部下にあの手の奴は一人欲しいな。戻れたら引き抜きを打診するか?」

「おい、地が出てるぞ」

「あー、ごめんごめん。(ピー)って絶対気持ちいいよね。こう、不慣れな子とかに指導させながらさー」

 いきなり下の話しをしてカップを掲げて飲み、無理矢理スイッチを切り替えた。ヘイも凄ぇよ。性格を真逆にしてるし。

 真面目な話からいきなり下ってのも凄い。


「俺は普通でいいよ、好きになった相手が夢魔族の混ざり物でよ、激しいんだよ。二回三回で満足して欲しいわ」

 とりあえず俺も下の話をする。

「おい兄ちゃん、夢魔族ってよ、あっちの魔法が使えて、朝まで勃ちっぱなしってのは本当か?」

「あ? あぁ、知らずに声かけて、良い感じになってベッドで始めて知った。ありゃやべぇよ。次の日何もしたくねぇわ」

「うっへ。具合も良いって聞くが、それ聞くと何回も(ピー)されんのか。俺は人族でいいや」

「けど一回は経験しておきてぇー! 今日混ざり物のいる娼館行ってくるわ」

 途中から盛大に下の話になり、後から来た客も巻き込んで盛大に飲みつつ、大飯は情報を流したり集めまくっていた。

 こんな調子で帝国に行きつつ情報収集か、確実に噂話程度のものなら集まりまくるな。ある意味凄い能力もってるな。

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作者が書いている別作品です。


長いので、気が向いた時に読んでいただければ幸いです。


魔王になったら領地が無人島だった

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