第三章 キャラクター紹介(新キャラのみ)
・リオン=ビスト
獣人族の国ビストの国王。【獣王】と呼ばれている。
実力主義のビストで史上最強の獣王と呼ばれている。
獅子の獣人で近接戦闘が得意。近接系の武器ならばどの武器も使いこなせるが、一番得意なのは徒手空拳。
目下の悩みは次女に嫌われていることだったが、リバーシのおかげで仲は改善された。
・ルシフェル=アビス
魔族の国【アビス】で【魔王】と呼ばれている男。
頭はよいのだが、魔法のことになると馬鹿みたいにいろいろ調べようとする【魔法馬鹿】。
ありとあらゆる魔法を使いこなし、本来であるならば下級のランクの魔法で上のランクの魔法を超えることができる。ちなみに、上級の魔法も使えるので、あまり意味はないのだが……
唯一使えないのは、【光属性魔法】。
次女のレヴィアが人見知りをしていることを心配していたが、グレインのおかげで少し改善されたことを喜んでいる。
・リオナ=ビスト
リオンの長女。
男気のある姉御肌な女性。栗色の髪で長髪。巨乳。
大剣を使った戦闘が得意で、周囲の敵をなぎ倒す爽快感にはまっている。
ビストでは男女問わず人気が高く、城には毎日数千通のファンレターが届くほどである。
ちなみに、好きなタイプは自分のことを守ってくれる男性。
・ティグリス=ビスト(愛称:ティリス)
リオンの次女で、リオナの妹。姉と同じ髪色で短髪。
片手剣を使った戦闘を得意とし、スピードで相手を翻弄するタイプ。
父や姉に比べると攻撃力は劣るが、それでも十分に一撃で敵を倒せるほどの攻撃力はある。むしろ、他の二人が過剰な攻撃力を有している。
アレンの【巨人殺し】のファンであり、彼のことを馬鹿にした相手に対して過剰なほど反応する。
アレンの息子であるグレインに負けたことで彼に好意を抱くようになる。
・リリム=アビス
ルシフェルの長女。
黒髪ロングの清楚系な女性。ものすごい巨乳。
闇属性の魔法を得意としており、その才能はルシフェルすらも超えていると言われている。
ルシフェルほど魔法研究に傾倒はしていないが、それでも世間から見れば十分に魔法馬鹿と呼ばれるほど魔法が好き。
初見で彼女を見たほとんどの男性が惚れるが、彼女の本性を見た後はその数は8割近く離れていく。残り2割は彼女の魔法の実験台になってもいいので、付き合いたいと思っている被虐趣味の人たち。
ちなみに、好きなタイプは魔法の話の合う人。
・レヴィア=アビス
ルシフェルの次女。
黒髪長髪の美少女ではあるが、人見知りな性格でかなり暗い。
元々人づきあいがあまり得意ではないので、部屋にこもって読書をしていたが、チェスに出会ってそれにはまった。
今ではアビスの中でも5本の指に入るほどの実力者。
魔法は補助・回復系の魔法を得意としており、攻撃魔法は性格的にほとんど放つことができない。防御系の魔法はかなり得意。
グレインとティリスの戦いを見て、チェスの製作者であり、あれほどの戦闘ができることで惚れてしまった。いわゆる、一目ぼれである。
・ウルス
獣王の部下の女性で熊の獣人。
黒い髪の短髪が特徴の女性で戦闘スタイルはパワー型でハンマーを振り回す。
ティリスよりは攻撃力はあるが、同じ戦闘スタイルであるリオナよりは弱い。
真面目な性格でよく政務をサボる獣王に説教をする役割で、苦労人としてビストでは有名になっている。
目下の悩みはもうすぐ三十路なのに、結婚相手どころか彼氏すらいないこと。(仕事が忙しいため)
・イーラ
魔王の部下の女性。
黄緑髪ロングのクール系の女性で得意魔法は風魔法。
王として有能な魔王のもとで働いているため仕事の負担はそこまでではないのだが、魔王の魔法馬鹿に巻き込まれる一番の被害者。
一応、魔王を除いたアビスでは序列が一番高いのだが、誰も羨ましがっていない。(魔王の魔法馬鹿の一番被害を受ける役職だから)
目下の悩みは最近魔王の魔法馬鹿を受けて、徐々に自分の中におかしな感情が芽生え始めていること……この気持ちは何なのだろうか?
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次話から第四章です。
第四章はすべて追加の話なので、楽しみにしていてください。
まあ、書くのはこれからなんですけど……




