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【書籍化】小さな転生貴族、異世界でスローライフをはじめました  作者: 福音希望
第五章 小さな転生貴族は王都に行く 【少年編4】
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第五章 人物紹介

今回は第五章の新キャラの紹介です。

読むのが面倒だと思った方は、同時投稿している第六章のプロローグもあるのでそちらをぜひ。



・ギルバート=バランタイン

 バランタイン伯爵家当主にして、クリスの実の父親。

 リクール王国でも歴史のある伯爵家の人間で、【氷属性】の魔法と近接戦闘を両立して戦う魔法戦士。

 強面ではあるが、身内に優しいタイプの人間である。

 ただし、クリスを奪ったアレンのことは恨んでいる。(結婚を認めていないわけではない)


・リナリア=バランタイン

 バランタイン伯爵の妻であり、クリスの母親。

 ほんわかした雰囲気でありながら、自分の信念を貫くタイプ。

 一度決めたことならば、誰にも止めることはできない。

 エリザベスでも、彼女の誘いを断ることは難しい。

 初見では怖がられるタイプのバランタイン伯爵を一目見ただけで良い人だと見抜き、そのまま大恋愛の末に結婚したという話は一部で有名である。


・シグルド

 バランタイン伯爵家の執事。

 先祖代々バランタイン伯爵家に仕えており、使用人としての腕は超一流。

 クリスのことは赤ん坊のころから知っており、「彼女の幸せは自分の幸せ」と豪語するほどである。

 意外とかわいいもの好き。


・イリア=キュラソー

 キュラソー公爵家令嬢。

 見た目はクール系美少女だが、中身は頭のキレる軍師タイプの女の子。

 同年代どころか、大人でも彼女に口で勝てる者がいないと言われており、同年代で初めてグレインに口で勝った。

 頭はキレるが意外と乙女チックなところがあり、盗賊に助けられたことでグレインに惚れてしまった。

 断られそうだったが、そこまで嫌われていないという理由でグレインの婚約者の一人として立候補した。


・爺や

 キュラソー公爵家の執事。

 キュラソー公爵家に長い事仕えており、そろそろ引退を考えていたころにイリアが生まれた。

 そして、彼女が大きくなるまで見届けることを新たな目標に日々生きている。

 悩み事はイリアに友達がいないことだったが、グレインと出会ったことで友達と婚約者が両方できたことで解消した。


・ブレイン=マスキュラ―

 マスキュラ―伯爵家当主であり、バランタイン伯爵とは昔からの腐れ縁。

 魔法も近接戦闘も得意なバランタイン伯爵に対し、己の筋肉がすべてであると考えている。

 齢60を超えても未だに衰えぬ筋肉を持ち、リオン並の体格を保っている。

 ちなみに髪の毛はない。

 悩みは孫のロインが筋肉をそこそこに、勉学に励んでいること。


・ロイン=マスキュラ―

 マスキュラ―伯爵の孫。

 マスキュラ―伯爵の一族として筋肉を鍛えているが、自分にはその方面の才能があると思って、勉学にも精を出している。

 王立学院の5回生になる。

 バランタイン伯爵の孫であり、自慢でもあるグレインに少し嫉妬している。


・バルド=リクール

 リクール王国の現国王にして、アレンの冒険者時代の後輩。

 才能はそこそこあったらしいが、大成する前に実家が大変なことになったので冒険者を止めてしまった。

 実家でいろんな政争があり、国王になってしまった。

 一人の正室と二人の側室をもつ。(もともと側室は三人だったが、一人亡くなってしまった)


・シャルロット=リクール

 リクール王国の第二王女。

 亡くなった側室の娘なのだが、母親が子爵家出身であることから正室とその一派からは王族の一員としては認められていない。

 【聖属性】の魔力を有しているため、【聖女】として聖光教に連れていかれそうになったが王様の権力でどうにか止めることができた。

 それ以来、城から出る許可は与えられていないのだが、お転婆な性格からこっそりと外に出たりしている。

 ちなみに、好みの男性のタイプはかっこいい人より可愛い人の方がいい。


・セルリア

 シャルロット王女の護衛の騎士。

 茶髪ポニーテールの20代女性で、シャルロットのことが大好き。

 若干、妄想癖が激しく、シャルロット関連の事件については誤解しやすい。

 いなくなったら誘拐を疑い、男の子といればナンパされたと勘違いする。

 剣の実力は騎士団の中でも若くしてトップクラスだと言われているが、なぜか騎士団団長を目指すエリートコースから外れて、第二王女の護衛になっている。

 本人は気にしていないが……


・サーラ=ビスト

 ビストの王妃──つまり、リオンの妻。

 獣人であるため身体能力も高いが、頭もキレるのでビストの政務を一手に引き受けている。

 リオンが働かないことが悩みで、よく愚痴をこぼしている。


・クレア=アビス

 アビスの王妃──つまり、ルシフェルの妻。

 妖艶な雰囲気の女性で、国内での人気はとても高い。

 ルシフェルのことが大好きだが、研究馬鹿な一面はどうにかしてほしいと思っている。

 だが、そんなルシフェルの一面も大好きである。


・エルフィア

 エルフィア魔道具店の女店主のダークエルフ。

 魔道具造りを得意としているが、本人の気の向くままに創る天才タイプなので、客を選ぶ。

 魔道具の歴史にも造詣が深い。

 なにやら王立学院の学長であるエルヴィスとは縁があるそうで……


・ブロド

 エルフィア魔道具店で働く青年で、エルフィアの弟子。

 魔道具師見習いとして日々頑張っているが、未だに魔道具を作らせてもらえないことが悩み。

 魔道具店が経営難であることをエルフィアに進言しているが、まったく聞き入れてもらえない。

 自分の扱いが不遇であることが嫌ではあるが、魔道具を作る技術の高さを認めているのでエルフィアについていくつもりである。


・エルヴィス

 王立学院の学長であり、エルフ。

 元々の才能、長命種であるエルフであることで長い生の二点によりこの世界でも最強の一角まで上り詰めた正真正銘の化け物。(おそらく十指に入る。アレンたちは人間や他種族の中ではトップクラスかもしれないが、世界レベルの生物の中では100位に入っていればいい方)

 いつも優し気な笑顔を浮かべているので、女性からは非常に人気は高い。

 趣味は気に入った生徒を徹底的に鍛えることだが、最近は見込みのある生徒が少ない事を悩んでいる。






ブックマーク・評価・レビュー等は作者のやる気につながるのでぜひお願いします。

勝手にランキングの方もよろしくお願いします


第六章のプロローグも同時に投稿しています。

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