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キャラクター紹介10

ラ行


ラインカウ・テラス・アバビア(拳王139)

貴族学院2年生。登場時17歳。父はアバビア公爵にして諸国連邦の宰相で王家に連なる人物。同学年のエナリースに恋心を抱き、自分の誕生パーティーに招待する。そのパーティーでメリナさんの教育に感銘して、尊大な態度を改める。

その後の学院生活ではオリアス、サルヴァといった次世代の諸国連邦指導者候補たちと親交を深めるようになる。


ラウラ(見習い243)

狐に眼を奪われた昔の聖女の1人。臆病者だったが、聖女になる為に頑張ったらしい。


ラック(拳王124)

風待のラック。暗部の第11序列。植物を操る能力を持ち、デュランの異端派討伐に乗り込んできたメリナさん一行へ植物の種を猛スピードで撃ち込むも失敗。ショーメ先生に捕らえられて、クリスラにぼこぼこに殴られた。


ラナエ(拳王129)

過去のデュランの聖女。姓を持たない庶民のために、姓の代わりに花の名前を付けることを考案。名前のみ登場。手軽に強烈な寒さを感じられる、冷房的ポエムの主人公でもある。


ランディ(剣8)

新大陸で活躍していた中堅冒険者。ハンスをリーダーとするパーティの一員でナイフ投げを得意とする。大金を手に入れてハンスと共に旧大陸に戻ったもよう。


リンシャル(見習い242)

狐型の精霊。かつてのマイアの守護精霊であり、デュランでは神獣として崇拝されている。

マイアを生き長らえる為に色々と画策していたが、リンシャル自身も囚われの身であり、長い期間で思考が乱れ理性を失っていた。歴代の聖女の眼を奪って体に張り付けるという悪趣味な行動もしていた。

シルフォルはマイアの石化後、彼女が死ぬのを惜しみ、マイアの魂が散逸しないように異空間に封印した。その際に守護精霊であるリンシャルも異空間に縛られる結果となった。

メリナさんに敗北し理性を取り戻す。


ルーシア(見習い3)

新人だったシェラを迎えに来た礼拝部の先輩巫女。シェラの教育係であり、結婚により巫女を引退する予定だった。しかし、内戦で式が延期となり、その後、先方の没落を予期し彼女側から婚約破棄。

パーティーマナー教育会にて、メリナさんを「野良犬のような臭いがする」と挑発する危険な係をやり遂げる豪胆さも見せる。


「本当に豪胆で御座いますね」

「私、凄くショックでした!」

「えぇ、事実とは言え、その怒りを恐れなかったとは……」

「何が事実だっ!?」


ルーフィリア・エスリウ(見習い1)

メリナの母。近衛兵であったが、王都情報局の機密に触れたため、情報局長ヤナンカにより罠を仕掛けられ、借金返済の代わりの開拓労働を受け入れ、夫ともに辺境の地へと移住する。

特に思い入れのある者を除いて、死んだ人間の全てを忘れる、死体も認識しないという脳機能障害を持つ。

夫は姓を捨てているが彼女は手続きをしなかったため、実親の姓を継続使用している。

作中、人間としては最強の一角。


「人間としては、ということはメリナさんの母上でも神には届かないということで御座いますか……」

「……そうかもしれませんね。神界でのティナやダンは異常な強さを見せていました」

「ふむ。やはり、人類のために私が神になるしか御座いませんね」

「アデリーナ様、恐れながら申し上げます。アデリーナ様が死んだ方が人類のためですよ」


ルーフォ(拳王131)

早乙女のルーフォ。暗部の第3序列。暗部での地位が高かったにも関わらず、諸国連邦に潜入したショーメ先生の監視という閑職に回される。そのため、デュランを見切りを付けて、ショーメ先生がアデリーナに近付いていることを報告しなかった。


ルスカ(拳王118)

(えやみ)のルスカ。暗部の第4序列。

小柄でスピードタイブなだからパワーもある戦士。捕らえられたヨルゼを救出するためにクリスラ一行を襲うが、メリナさんに背骨を折られて惨敗。


ルッカ(見習い130)

牢獄の最深部に捕らわれていた青髪の吸血鬼。長身でスラリとしているが出るべきところは出ているスタイル。肌が露出気味の服装を好む。守護精霊は獅子系精霊である。子を思う気持ちが強く、彼女の魔法詠唱句にも童に関する単語が多く現れる。

基本は常識人だが、魔族らしさも度々現れ、他人の魔力を簡単に吸い尽くしたりもする。

王国の仇敵であり、聖竜スードワットの使徒であり、神に遣える天使でもある、と節操のない存在。

魔物駆除殲滅部に巫女見習いとして配属され、その際の自称年齢は15歳。体臭がアデリーナのお母さんっぽい。

息子は王国中興の英雄ノヴロク・ブラナン。ノヴロクの精子を利用して生まれたのがアデリーナであるため、彼女の祖母でもある。


「こいつ、私を裏切り続けてましたよね」

「それだけ世界の平和に危険だと思われていたので御座いましょ」

「まぁ、許してやりますけどね」

「メリナさんは彼女の息子を殺していますが、ルッカに許さ――」

「あーーっ!! 聞こえなーい、聞こえなーい!」


レイラ・シュマイル(見習い277)

聖女決定戦1回戦にて、メリナさんに連れられてマイアと邂逅。その奇跡によりメリナさんを崇め始める。

筆記試験でカンニング、武闘会前に下剤配布と、汚い手も遠慮なく選択できる策士であり、後にイルゼと意気投合し、メリナ正教会、神聖メリナ王国を立ち上げる。


レオン・パウエル(見習い1)

メリナさんの幼馴染みの男の子。メリナさんの5歳下。

巨鳥の巣に囚われたカッヘルの部下を助けたりもしている。幼い彼の能力をメリナさんは高く評価していた。彼は瀕死経験がなく、結果、メリナさんの回復魔法を受けることが無かったため、体内の魔法量が伸びず、ノノン村出身者としては凡庸な能力のままで冒険者となっている。

そういった事情を知らないメリナさんへ本気の立ち合いを希望し、神をも超える彼女の闘気をぶつけられて、深くトラウマを植え付けられた。

心機一転の新大陸冒険で徐々にそのトラウマを克服しつつある。


「レオン君かぁ。まだ若いから幾らでも伸びますよね」

「メリナさんと再戦できるまで立ち直れば、良い戦士になるでしょう」

「うわっ、上から目線!」

「私の方が格段に強いのですから、自然なことで御座います」


レオン君のお父さん(見習い277)

尿道結石になった過去あり。


「かわいそう」

「えぇ、他に書かれないといけないことがあったでしょうに。名前とか」


レグナー・ブラナン(見習い233)

明るい茶色でモシャモシャの髪を持つブラナン王国の王。双子の兄とは実は仲良し。

プライベートでの問題と雑多な政務に嫌気を為して出奔を企図した兄に、暗殺偽装を提案して第一皇太子となる。しかし、その計画はヤナンカに利用され、兄は捕らえられてヤギの頭を取り付けられる。

なお、その後のアデリーナ暗殺未遂事件も、始祖ブラナンから彼女を守るために兄と画策した事件。

始祖ブラナンの死後、体を提供していた彼も死亡。アデリーナによって彼の妻子は全て処刑され血筋も途絶える。


「えっ、アデリーナ様を救おうと? とても良いヤツじゃないですか……」

「ふん、今更です。真実かどうかも分からぬ戯言に私は動かされませんよ」

「真実だとしてですよ、アデリーナ様を守るために行動したのに、守られた側は恨んでいて子息も容赦なくぶっ殺しとか、切な過ぎですね」

「後顧の憂いは絶っておくものなので御座います。その点において、叔父がどういう思いであったかは関係ないで御座いましょう。つまり、私の行動は正しいので御座います」

「こわっ」


レジス・ポーラン(拳王4)

メリナが留学した先である1年桃組の下級貴族階級出身の担任教官。

教師に偽装したフェリス・ショーメに恋をしており、それをメリナに利用されて、様々な融通を利かせていた。

学校では地理学を教えている。学生時代は生態学を専攻しており、卒論は竜の生活史。王国との疑似戦では学徒兵を率いる役目を指名される。結構優秀。


「ショーメ先生と出逢わなければ、本当に立派な教師になっていたでしょうね」

「今のままでも、メリナさんをよく制御していた優れた人物と認識していますが?」

「そうなんですか。でも、同僚の女性の気を惹くために手段を選ばない教師って、どう見ても反面教師ですよ」


ロイ(見習い1)

メリナの父。貴族出身の中級文官であったが、策謀に巻き込まれ奴隷階級に落とされる。苦境を打破するために開拓村への引っ越し、書籍で得た知識と手先の器用さで妻のルーフィリアと共に村を立て直し発展させた。

性欲に弱い。


「自分の父親が性欲に弱いとか書かれた時の感情って凄い複雑です」

「自分の父親が守るべき民を生贄にしていた恥に比べれば、可愛らしいものです」

「そうですか?」


ローザ(愛でる17)

ケヴィン・プラナンの冒険者時代の仲間の1人で、ケヴィンの恋人だった女性。優れた魔法使いで魔力感知の範囲も広い。敵と誤認してカトリーヌ・アンディオロを攻撃してしまい、その反撃で死亡。


ローリィ(だった228)

シャールの街内にある冒険者ギルドの受付。普段は怠慢な勤務態度だが、やる気が出れば行動力を見せる。物怖じしない性格。


ロクサーナ・サラン・シャール(見習い181)

現伯爵の母。

メリナさんの才能を一目で見抜き、シャール独立を託すことを決意する。

歳を食って柔らかい物腰になっているが、若い時はバリバリの武断派で隣国に幾度も攻め入っており、女獅子の異名を取っていた。

また、目的の為には自他の命を軽視する傾向にあり、メリナさんを王都との対決に引きずり込むために、メリナさんの両親が住むノノン村の位置を王都側に漏らす策略を取ったこともある。


「この人も曲者ですよね」

「若い頃は無骨な性格であったと聞いております」

「ロクサーナさんが現役の頃、盗賊を使って帝国を混乱させたりしたとか聞いたことがありますよ」

「普通の手段でしょ。私なんて盗賊よりもたちの悪いメリナさんを使いましたよ」

「ん? ケンカ売りました?」


ロック(愛でる9)

仮面を被った黒尽くめの剣士。正体は若き女伯爵ロクサーナ。強くなるため、身分を隠してフローレンス達と冒険に出る。


ロルカ(見習い80)

ルッカさんの昔の名前。聖竜様と邂逅した唯一の竜の巫女であり、偉大なる巫女という異名で神殿の歴史に名を残す。

これでキャラクター紹介終了です。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 本編のルッカの息子を殺ってしまったところ、なんかシュールで不覚にも笑ってしまった まあ散々裏切ったからね… それに比べるとアデリーナ陛下やマリールさんは最初険悪だった割にその後はなんだかん…
竜の巫女シリーズ面白すぎました、新作を期待しています。
いつの間にか更新してた 思ったより濃い人物紹介だった 人物紹介ありがとうございました 新作楽しみにしています
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