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キャラクター紹介7

ハ行1


バーダ(拳王68)

腐竜バーダルンムの魔力を体内に取り入れたガランガドーから生まれた子竜。

バーダルンムは邪神復活を阻むために吸収した魔力の余分を使うために、ヤナンカが作り出したもの。邪神復活の際に邪神に吸収されて消滅。


「バーダ、消滅していたのか……」

「人間が死んだ時よりも悲しそうな顔をしているメリナさんは、やはり脳みそがドラゴンなので御座いますね」

「は? 人が死んでも悲しみますよ」

「具体例は?」

「……ノヴロクさん……」

「それ、ルッカを恐れての後悔でしょ」


バーダルンム(拳王31)

骨格だけの竜。数十年に一度の頻度で活動し、諸国連邦を荒らす存在で死竜と呼ばれ恐れられている。ヤナンカが諸国連邦の地の魔力を奪うために生まれた存在。

ガランガドーの魔法攻撃を吸収し肉体を得る。

メリナさんに撃退されるも腐竜として復活。しかし、ガランガドーさんにより退治される。


パウス・パウサニアス・ポーリオ(見習い355)

戦闘モードのアシュリンをいなす程度には強い銀髪の男。大獅子の団の中部隊の隊長で、自称、王都最強の男。愛剣は魔剣ヴィーナフィーラだが、それよりも愛する妻がアシュリン。彼女との間に一人息子ナウルがいる。

王城の攻防戦でメリナさんを追い詰めるが、心臓を貫かれても死ななかったメリナさんに敗北。

王都陥落を機に除隊し、家族と暮らせる生活に大満足している。


「アシュリンさんの何が良かったんでしょうね」

「互いに守り合う戦友だったので御座いますから愛も育まれましょう?」

「……そっか。私と聖竜様も守り合う関係になれば、より愛が深まるのですね。アデリーナ様、早く大魔王になって人類の敵として君臨してください!」

「戯言はよしなさい」

「アデリーナ様は常日頃から人類の敵なので効果が薄いかもしれませんが」

「ご自覚が足りないようで。残念ながら、メリナさんとは比較しようがないくらいに、私は人類寄りで御座いますよ」


ハッシュ(だった201)

背中が玉虫の獣人。商都ロナビットの大商店に雇われ、行商人をしていた。商店が没落後も、タロンとともにノノン村を中心に廻る行商人になる。

  

パトリキウス・デナン(見習い279)

通称パットさん。聖女時代のクリスラの祐筆。聖女決定戦の解説役として登場。

若い頃はシャールにて冒険者として活躍しており、その際にフローレンスやガインと知己を得る。

他の主要メンバーと比較して戦闘力は低いが、貴重な常識人枠として大活躍。


「些か足りぬ点は御座いますが、私の部下としてやっても良いくらいの者ですね」

「とんでもない発言ですね。まさしく何様って感じ」

「女王様で御座いますよ」

「んまぁ、神に為す術もなく瞬殺されそうになったのに偉そう……。あっ! アデリーナ様が死にかけた時は悲しんだと思いますよ、たぶん!」

「気持ち悪い。鳥肌が立ちました」

「おい! どういうことですか!?」


パルパンフィット(娘24)

精霊界の奥深くで漂っていた精霊。いたずら好き。森の神様と敵対しており、発見したルーに協力する。ただし、カーフエネルリツィ程にはルーに懐かなかった。


ハンス(拳王29)

体格の良いベテラン冒険者。諸国連邦に留学中のメリナさんと偶然に出会い、大剣を与えられる。数年後には新大陸に活動拠点を移し、レオンと親しくする。退治した鬼がもっていた財宝を手にして冒険者を引退。故郷へと帰る。


「覚えてらっしゃる?」

「いや、全く……」


ハンソン(娘18)

ノノン村の隣村出身の男性。ルーのお供で森に入り、無数の蛭に体を蝕まれるも、一命を取り留める。


ハンソン(見習い271)

聖女の屋敷を訪れたメリナさんに絡んでしまい、内臓を破壊された哀れな男。イルゼの従者。上の人物とは別人。


ハンナ(見習い313)

パン職人。死んだ兄が残した甥っ子の面倒を見るために、夜仕事である酒場の女給から転職。王都の常識として獣人差別を日常的にしており、メリナさんさえもいじめて天誅される。その後はメリナさん信者と化す。


「メリナ正教に入信していそうで御座いますね」

「ハンナさんはまともな人間ですから、あんな狂ったヤツには参加しないですよ」

「メリナさんを慕っている時点で人としてアウトで御座います」


ビーチャ(見習い314)

王都の3級市民のパン職人。初登場時は27歳。獣人に対して当たりが厳しいのはハンナと同じく王都の常識だから。

股間の破壊と再生を繰り返す教育によりメリナさんに逆らえなくなる。一旦は服従するのみであったが、徐々にメリナさんによる折檻を愛の鞭と捉え、気持ち良さを感じ始めている。

多才の持ち主であり、魚のパン、つまり、かまぼこを開発する。本人と見紛う程リアルなメリナパンも製作。絵画の才能もある。

また、魔法耐性にも優れており、マイアさんでさえ、磨けば光る人材と認めている。


「こいつ、マイアさんに認められてるんですか……」

「覚えておきましょうかね」

「止めてください。こいつにはお嫁さんがいるんですよ。アデリーナ様に精神的にも物理的にもボロボロにされることは、余りに可哀想です。お嫁さんが」


ファル・フロン・トール(見習い95)

魔族。普段は黒い猫。元々アデリーナの飼い猫で、幼いアデリーナの唯一の心を許せる存在であった。

黒猫時の名前はふーみゃんだが、危うくメリナザセカンドと命名されそうになる。

アデリーナ暗殺未遂時に身代わりとなり生死を彷徨ったことで魔力が暴走し魔族化し、アデリーナの前に巫女見習いとして現れる(見習い物語開始の2年前)。

猫の姿ではアデリーナとメリナから病的に好かれている理由は、魔王を統べる魔王としての能力。


「こいつ、魔王なんですよね」

「その様で御座いますね」

「ふーみゃんなら支配されても構わない」

「えぇ。同意致します。フロンを始末できない理由で御座います」


ビムフォイットノー(だった323)

シルフォル派四天王の一柱。西の守護で、無尽の魔力を基にして強烈な数多の魔法を駆使するインテリな武闘派。メリナさんが召喚したサビアシースに食べられる。


「武闘派、多過ぎ問題ですね」

「メリナさんが絡む相手に限りで御座いますよ。ご本人が武闘派なので御座いますから」


ビャマラン(拳王130)

蘇芳のビャマラン。暗部の第2序列で筋肉隆々の色黒の大男。情報収集のために、人々を操る能力を駆使していた。クリスラに殴り倒される。


ヒューバート(拳王141)

ナーシェルにあるアバビア公爵公館を仕切る執事長。ラインカウの誕生パーティーに来たメリナさんを最高待遇でもてなすようにアバビア公爵から命じられ、それを忠実にこなした優秀な男。


ビリアム・ウェン・ロナビット

シャール侯爵領に対してロナビット侯爵領が派遣した使者。両貴族領に隣接する人外魔境だった妖かしの森から瘴気が消え、利用価値が出てきたために取り扱いについての交渉をする。

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