キャラクター紹介5
タ行
ダグラス(拳王18)
貴族学院1年シードラゴン組の担任教官。スキンヘッドで口が悪く、体格もがっちりの武闘派。ショーメ先生を巡って、レジスと競い合っていた。
ブラナン王国からの諸国連邦の完全独立を画策する解放戦線の一員であり、メリナさんを罠に嵌めようとする。
ダバン・サラン・シャール(見習い180)
ロクサーナの一人息子であり、物語開始時はシャール伯爵だったが、王都との内戦前に伯爵位をロクサーナに取り上げられる。これは責が彼に向かないようにするロクサーナの配慮であったが、彼としてはそれなりにショックだった模様。そのため、王都との戦争後は、それまでの女漁りを止め、慎ましかに暮らすようになり、伯爵位を再び母から受け継ぐ。
タフト・ザッフル(拳王27)
諸国連邦の次世代指導者として最有力なメンディスが信頼する懐刀。彼が持つ魔剣は上等品で、本気になっていないアシュリンと同等の魔力量を持つ。しかし、彼自身の実力は諸国連邦の中では強いが、メリナさんの評ではヘルマンよりも下。
メリナさんと対決し、腸を引きずり出されて敗北。その後、色々あってメリナさんの強さを認め、理解者となる。
歌うのが好きだが、そんなにうまくない。視力が非常に良い。
「メリナさん、諸国連邦で生活した方がよろしいのでは? ほら、野犬とか野人とか陰口を叩かれないと思いますし」
「言われてないし! そもそも聖竜様のお近くじゃないと私は嫌です!」
タブリャン子爵(見習い416)
陽都ニースの貴族。アデリーナへ赤羅様な誹謗中傷を行なったメリナさんに野望を抱えて接触するも、すぐにアデリーナに密告される。その後の処遇は不明だが、重い処罰を言い渡されたものと思われる。
ダマラカナ(だった289)
2000年前に地上を破壊しまくった大魔王。骸骨型の魔物が強大化し過ぎて、本人の意思とは関係なく周囲の魔力を吸い続ける状態となっていた。
フォビやワットが囮になり、シルフォルの助力を得たマイアが封印する。
その封印はアンジェとダンによって解かれ、戦いを挑んだダマラカナは完敗。その後はダンの子供たちの世話係として神界で幸せに暮す。
タロン(だった201)
片腕を自ら切断した獣人。商都ロナビットの大商店に雇われ、行商人をしていた。商都が没落後は、ノノン村を中心に廻る行商人としてハッシュとともに活躍。後に、彼らが作った森の中の休憩所にオズワルドが開拓村の建設を計画する。
ダンケル(剣8)
新大陸で活躍していた冒険者。大剣使いハンスをリーダーとするパーティの一員で剣士。
ダンシュリード(だった277)
神の一柱。人間であった時と同じく屈強な戦士の姿をしている。人間時代に刑罰で妻子を眼前で虫に食い殺されたことから極度の虫嫌い。
神となってからは冥王として君臨。蘇生魔法を人類に教えた結果、地上は死なない人間で溢れかえり、アンジェディールと死闘を繰り返した過去がある。その処置として、焼き尽くす為に人間界に太陽を落とす。その太陽は今現在も地上を焼きつつ移動している。豪快で明るい性格だが、心の底では世界を滅ぼしたいと考えている。
「こいつもヤバいヤツでしたか」
「全くで御座いますね。私のものである世界を滅ぼそうだなんて、傲慢にも程があると言わざるを得ないでしょう」
「アデリーナ様、面の皮を鏡でご確認ください」
チェイナ(見習い352)
パン職人ビーチャの恋人。孤児院で働いていた。
「ビーチャの何が良くて恋人に選んだでしょうね」
「さぁ、存じ上げませんよ」
「すみません。恋愛や友情に極めて疎いアデリーナ様に質問しても無駄でしたね。心よりお詫び申し上げます」
ツィタチーニア(愛でる9)
フローレンスの先代に当たる竜の巫女長。諸国連邦出身。聖竜の声が聞こえない偽巫女ではあるものの、優れた政治的手腕でのし上がる。在野のフローレンスを見い出して巫女へ導いたのが最大の功績。
「むしろ最悪でしょ」
「えぇ。墓を掘り起こして鞭打ちにしてやりたい思いで御座います」
ティナカレードナータヤ(だった277)
新参に分類される神。碧眼金髪で目を引く美貌を誇るが、真の姿は人面の竜。現在は首から下を分離しているため、顔だけの魔物として活動することもある。
異世界の神であり、メリナさん達の世界を奪いたいと考えている。メリナさんの潜在力に惹かれ、来たる大戦に備えて、自分達の異世界に引き込むべく行動を開始する。
「こいつ……」
「メリナさんを制御できると思っているとは傲慢の限りで御座いますね」
「ですよね。私は聖竜様にしか縛られません」
「聖竜様がメリナさんに縛られておられますよ」
「えっ……。そんな訳はありませんが、それはそれはで……頬が紅くなります」
「大変に気色悪いので死になさい」
テデス(だった119)
ルッカの旦那の日記に出てくる人物。渇きを癒すために魔物の血を飲むが、かえって喉が焼けた。死亡。
テト・ブラナン(見習い226)
アデリーナの父。元皇太子で王位第一継承者だった男。妻の不貞を知り彼女を問い詰めた翌日に、馬車事故によって死亡とされる。実際には事態を把握したヤナンカにより罠に嵌められており、密かに救出された彼はヤギ頭の獣人への人体改造と洗脳を施され、初代ブラナン復活のための協力者となっていた。
ヤナンカと初代ブラナン死亡後は正気を戻し、アデリーナの計らいによりマイアの住居にて過ごす。娘の偉業を歴史に残すため、彼女のための正史を書くことをライフワークとしている。
「ヤギ頭か……。アデリーナ様、ちゃんと挨拶しましたか?」
「特に喋りたいことはありませんよ」
「そういうの良くない……あっ、シャマル君もお父さんとずっと暮らしていることになるのか」
「別れたのが乳児の頃で御座いますから、お互いに気付いてないでしょ」
デニス(見習い314)
パン職人のおっさん。獣人に対して当たりが厳しいが同僚のクルスやビーチャ程ではない。メリナさんに屈服する。パン工房ではクルスの次席だった。秘かにパン戦士の称号をメリナさんより授かる。11人兄弟の長男。大家族を支える大黒柱で結婚していないが、兄弟は結婚して、それぞれ子供が10人いる。
トッド・ステークス(拳王11)
諸国連邦シュライド出身の2年生。オリアスの親友。サブリナの幼馴染み。
彼の父親は解放戦線の一員であり、サルヴァの悪評を高めるべくサブリナを通じて操作していた。
トリーナ(だった105)
名前のみ登場。シャールで活動する冒険者であり、美人で巨乳で優しい人らしい。残念ながら若くないので、メリナさんが依頼したベットの世話役(オズワルドの結婚相手)オーディションには参加しなかった。
ドロレス(見習い87)
ナタリアの母。奴隷として売られ、王都の商館で病死。




