表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ここではありふれた物語  作者: 越智 翔
第三十一章 泥土の国々
669/1082

ようこそ南方大陸へ

 誰もが無言だった。歩けないほどではないのだが、とにかくみんな、空腹だったから。


 キニェシで買い付けた食料では不十分だったが、街道沿いには獲物になりそうな獣は見当たらなかった。水も不足しがちで、いつも喉が渇いた。最初のうちは、少し街道を外れたところに村落があったので、そこで食料を購入しようとしたのだが、フィシズの圧政もあってあちらも余裕がなく、安く譲ってくれそうにはなかった。割高な芋をみんなで必死になってかじるしかなかった。かろうじて井戸だけでも借りることができたので、そこはありがたかったが。

 大型の馬車が余裕ですれ違えるほどの幅広の道。足下は舗装されておらず、ところどころに轍の跡が残されている。雨に濡れては乾き、乾いてはまた濡れる。そういう泥濘の道だ。その左右には、深い緑色の木々が鬱蒼と茂っている。

 こんなに命が充満している世界を行くのに、俺達の命はまるでマッチ棒の火みたいに儚い。食べるものがなければ、飲み水がなければ、簡単に掻き消えてしまう。


 戦場では敵なしだった俺も、ここではただの少年でしかなかった。ただの、というのが言いすぎであれば、ただの旅慣れた少年、とでも言い直そう。

 ありていに言って、これまでの旅とはまた異なるつらさがあった。暑さならサハリアの砂漠で慣れっこになったつもりだったが、南方大陸の高温多湿は、あちらとは一味違った。夜になっても気温が下がらず寝苦しいのもそうだが、何より不快だったのは、ひっきりなしにやってきては俺達をつけ狙う蚊の存在だった。


 こうして歩きながら、同行者達の息遣いを耳にすると、それがまるで溜息のように聞こえてしまう。多分、彼らにそんなつもりはない。

 けれども、なんだか責められているような気分になる。そもそも俺が、不老の果実を探し求めようとしていなければ、彼らを巻き込むこともなかった。今は暑さと空腹を我慢し、体の痒みに耐えるだけで済んでいる。だが、大森林に連れて行ったら……

 既に総勢八名の大所帯だ。彼らの命に対する責任は、間違いなく俺の肩にかかってくる。


 タウルが立ち止まり、手で庇を作った。


「見えた」


 ふっと空気が軽くなった気がした。


「昼までにはエシェリクに着く」


 よかった。これで休める。とはいえ、所持金は限られているので、腹いっぱい食べられるのでもないし、寝床にも不自由しそうだが。ただ、ブルーグの財布から抜き取った金貨がいくらかあるので、さすがに野宿ということはない。


 しばらく歩いた先に、ポツポツと粗末な建造物が目に映りだす。

 まず目についたのは、この辺ではありふれた、いかにも農民の家といった外見の小屋だ。頼りない木の柱をいくつか立てて、その上にドーム状の天井を設け、そこにたっぷりと屋根代わりの草を被せる。まるでボサボサ頭みたいな風貌だ。この地域は雨が激しく、しかも頻繁なので、どうせ湿気ですぐダメになる。彼らにとっての家とは、一時的に雨風を凌ぐためにあるもので、それ以上の機能などない。

 通りに沿って歩いていくと、やがてもう少しマシな建造物を目にする。基本は平屋ばかりだが、しっかりとした木の屋根があり、その上に草葺きが施されている。こちらはもう少し長持ちする家だ。メンテナンスは欠かせないが。この地域では、富裕層の住居なのだろう。

 それからすぐ、広場に出た。四方に細い木の柱を立て、そこに布を被せただけの簡素なテントが所狭しと並び、その下に甕や籠が置かれている。店主は、だいたいが太った西部シュライ人の女だ。商品の多くは農産物や、近くの森から取れた薬草などのようだ。籠いっぱいに小さな小豆色の種子が詰まっていたり、甕の中から黄色い果物が顔を覗かせていたりする。そして、もっと貧しい露天商が、こちらはテントもなしに茣蓙を敷き、その上にガラクタを並べてしゃがみこんでいる。この地域ではお馴染みのスタイルだ。こちらはもう見慣れてしまった。


 なんとなくだが、この街の様子を見たとき、安心感のようなものが戻ってきたように思われた。理由を考えて、やっと行き当たる。これがこの地域の人々にとっての日常だからだ。

 カリからここまで、もちろん庶民も目にしてきたのだが、そこには日常がなかった。クーの父親のような自堕落な生活も日常ではあるのだが、彼らはろくに働きもしない。生きていくためのサイクルというものがない。キニェシについても、街はどこまでも人工的だった。そこへいくと、このエシェリクで暮らす人々は、普通に商売を営み、或いは歩いて帰れる距離にある自宅近辺で農作業に勤しんで、それぞれに生きている。


「タウル、今日はもう、休もう」


 そう声をかけると、彼は立ち止まり、振り返って、妙な間をとってから、どこか皮肉な感じの笑みを浮かべて、頷いた。


「ああ」


 それで彼は左右を見回した。


「とりあえず、何か食べることにしよう」

「あの」


 長旅の経験がないラピや、年少のクーは、既にしてへばってきている。


「先に荷物を置きたいんですが、宿は」


 するとタウルは振り返って言った。


「宿に荷物は預けられない。預けたら、なくなると思ったほうがいい」


 そうだろうな、と頷いた。

 俺達は完全な余所者だ。裏切ったところで、この街に住む誰かが傷つくことはない。背後に、それこそクリルみたいな有力者が控えていれば、話は別だろうが。多分、こうして放り出されることにならなければ、また彼がこの街の有力者の家なんかに宿泊させてくれたりしたのだろう。


「言っておく」


 タウルは俺達に念押しした。


「フォレス風のパンなんか、ここにはない」


 ほどなく、彼の見繕った飲食店に、俺達は大挙して腰を据えた。一応屋根はあるが、壁は二面が開けっ放しの半屋外の店だ。テーブルも椅子も古びているが、これでもこの街では上等なところと言える。そもそもほとんどの人は、外食なんかしない。こういうところで休憩し、飲食するのは、長距離旅行をするごく一部の人達だけだ。

 ここを利用するしかない客のための店なので、給仕も不愛想だった。一行にしれっと混ざっているリザードマンに目を向けて立ち止まりはしたものの、何も言わず、皿を並べていく。


 ノーラとフィラック、それにジョイスの顔が引き攣った。


「なんだこれ」


 皿の上には、まるで汚れたお手拭きみたいなのがいくつも丸められていた。


「食べ……物?」

「じゃないのか?」


 ああ、これが出てきたか。絶対に彼らの口には合うまい。

 これの他、ドロッとした感じの赤黒いシチューのようなものも出てきた。それに取り皿も。それから、壺みたいなものに入った調味料が添えられた。もう匂いからしてツンとくる。もう辛さが最初から推察できるので、それだけでもう口の中に唾液が絞り出される感じがする。決しておいしそうだから唾液が出るのではなく、出すことを強要される感じだ。

 他に水も出てきた。多分、テーブルの上にある中で、最も人気の出るのがこの水であろう。


「この街に、他の食べ物はない」


 タウルはそう言うと、いただきますとも言わずに手を伸ばした。自分の取り皿の上に、そのお手拭きみたいなやつを広げて、それからドロドロのスープから一掬い。それを載せてから、ガブリと食らいつく。

 食べられるとわかって、みんな互いに目を見合わせながら同じようにする。もちろん、クーとラピはとっくに心得ているので、目上の人々、つまり自由民のみんなが動き出すのを待ってから、特に気負うこともなく、食べ始めた。


「うっ」


 ノーラが顔を顰めた。だが、しばらく咀嚼を続け、なんとか飲み込むと、そのまま黙って食事を続けた。


「げぇっ」


 ジョイスが白目を見せて呻いた。


「なんだぁ、これ、酸っぱいし辛いし、冷や汗しか出てこねぇぞ」

「そういう食べ物」

「マジかよ」


 わかっていた。

 前世でも、エチオピアにこういう料理がある。だから見た目でそれと察したのだ。見た目も味も、フォレス人の感覚からすると信じられない代物だ。特にこのお手拭きみたいなのは、普通に発酵させて作るものなので酸味が強い。そして暑い地域の食べ物でもあるので、駄目になるのを防ぐという意味でも、調味料なんかはこうして辛い味付けになる。しかし、暑さに対して適度な発汗を促すという意味では、理に適っている。


「食べられる」


 ノーラがポツリと言った。


「ワームの肉とか、砂漠の虫けらとかに比べれば、ずっとおいしい」

「お前、今まで何食ってきたんだ」


 ジョイスが呆れ果ててそうこぼした。

 だが、その横で上機嫌で食べ物を口に運ぶのもいる。


「ギィギィ、シュウ」

「え? ペルジャラナン、なんだって?」

「おいしいって」


 ノーラが代弁した。


「人間の世界の食べ物はどれも味がはっきりしないけど、ここのはしっかりしてるって」


 彼の味覚はどうなっているんだろう。

 俺も一度、リザードマンの体を得てみたら、理解できるのだろうか。逆に彼に人間の肉体を与えたら、どんな気持ちになるんだろう。


 それはそれとして、今のペルジャラナンは、もはや最悪の魔物になってしまっている。


------------------------------------------------------

 ペルジャラナン (17)


・マテリアル デミヒューマン・フォーム

 (ランク5、男性、17歳)

・マテリアル 神通力・高速治癒

 (ランク1)

・アビリティ 熱源感覚

 (ランク3)

・アビリティ ビーティングロア

・アビリティ マナ・コア・火の魔力

 (ランク7)

・スキル メルサック語  5レベル

・スキル ルー語     2レベル

・スキル サハリア語   2レベル

・スキル フォレス語   2レベル

・スキル 剣術      8レベル

・スキル 盾術      8レベル

・スキル 格闘術     6レベル

・スキル 火魔術     8レベル

・スキル 病原菌耐性   5レベル


 空き(4)

------------------------------------------------------


 強烈な火魔術に、赤竜譲りの咆哮。もともと人間以上の性能を誇る竜人の肉体に、先日奪ったケケラサン兄弟の剣術と盾術、格闘術の技量を加算。しかも上等なミスリル製の武器と防具に加え、アルマスニンの指輪まで着用している。いざ暴れ出したら、止められるのは俺やノーラくらいなものだろう。キースでも仕留められるかどうか……

 だが、当の本人には自覚すらなく、いつものように陽気なノリで愛嬌を振りまいているのだが。


「宿はこれから探す。ここで待て」

「わかった」

「一般人用の宿だ。期待するな。もしかすると、野宿のがマシかもしれない」


 別に今までも粗末なところで寝泊まりしてきたのだし、それは構わない。ドゥミェコンでも、ただの穴蔵みたいなところで過ごしていたのだ。


「明日から二日も歩けば、関門城に着く」


 俺達が頷くと、タウルは今後の説明を始めた。


「問題は、関門城をどうやって通り抜けるかだ」

「どうやって? 普通に通してもらえばいいんじゃないのか」

「ウンク王国は、関門城の北と南で、まったく違う国になっている」


 それから俺達の顔を見比べて、言い添えた。


「とにかく、勝手に大森林の奥地には入れない。必ず大人数の探索隊を組んで向かうことになっている」

「面倒な法律があると」

「大森林から人の世界を守るための国だ。でも、大森林がないと食っていけない。そういうところだ」


 しかし、そうしてみると、タウルがクーやラピといった、特に役立つ能力があるわけでもない人間を「連れていく手もある」と言ったことにも理由があるとわかる。

 しかし……


「もしかして、人数が規定に達してないと、あちらで雇わないといけないとか?」

「そう」

「冗談じゃないな」


 実力もあり信用もできるまともな冒険者を多数雇うのならいいが、そういう都合のいい話にはなりそうにない。それが容易なら、二人を連れていくのも悪くないなどとタウルが考えるはずもないから。つまり、あちらで俺達に寄り集まってくるのは、まるで信用のならない役立たずばかり。


「王様の家来がお目付け役でついてくる」

「そこまでするのか」

「人数を集めさせて一つに纏めるのも、そういう理由。小さな集団で勝手に森の中を踏み荒らされて、貴重な稼ぎになる薬草が取り尽くされたりしたら困る」


 意外とまっとうな理由だった。


「てっきり仕事がない連中に仕事をまわすためかと思った」

「それもある」


 なんだ、やっぱりか。


「でも、それも仕方ない。関門城の向こう側は、こっちとはまた違った世の中になっている。なんでもありの開拓民が住む場所。王様がいても、村同士で戦争もする。取り締まれることにも限度がある」


 この言葉に、ラピが若干、青ざめている。割と近くで暮らしてきたのだから、この話についての知識はあるのだろう。

 でも無法地帯だというのなら、そういういろんな開拓民がやりたい放題、資源を乱獲するというのは……それでお目付け役、か。彼らが勝手に資源を採取しても、関門城でチェックが入るから、と。


「関門城を抜けても、その先に関所がもう一つある。出城みたいなもの。でも、その前にも、その向こう側にも、開拓民の子孫がバラバラに散らばって暮らしている。関門城の南側の住人は、税も払わない。法律も違う」

「例えば」

「奴隷と自由民の区別もない。手続きなしで、人の売り買いもしている。その辺から攫ってきて売り飛ばしても、誰も何も言わない」


 それってどういう、と言おうとしたが、彼は続けた。


「人を殺しても罪に問われない」

「ちょっと」

「取り締まっても無駄だから。関門城を脅かさなければ、罰せられない」


 よくわかった。

 とにかく、とんでもなくて話し合いも通じないところらしい、ということだけは。


 やっぱり、そんな場所にみんなを連れて行きたくはない。だからといって、今更どうやって追い返せばいいのだろう。

 大森林が近くなるにつれて、だんだんと不安の方が大きくなってきた自覚がある。


「じゃあ、これから宿を探してくる。でも、ろくなところなんてない」

「屋根があるだけでいい」

「覚悟してくれ。文句はなしだ」


 この地域では、突然のスコールがある。

 野宿では、真夜中にズブ濡れになることもあるので、やっぱり宿屋は必要だ。それに、ここまでの野宿では、蚊に刺されることもあった。そのせいもあって、みんな睡眠不足でもある。


「あと、もしここで誰かに悪口を言われても、聞き流してくれ。暴れるな」

「暴れないよ」


 だが、タウルは首を振った。


「三人とも、ここでは『ムワ』に見える。ムワは、ここでは侮られる」


 それで思い出した。

 キトの人々と同じ、北方の少数民族に見えるのだろう。実際、ラピはそうなのだが。


「やり過ごすことにする」

「それでいい。待っててくれ」


 幸い、待たされている間に喧嘩を吹っかけてくるような変なのは出てこなかった。しばらくして、タウルが戻ってきた。前金は握らせておいたので、あとは宿まで行って、宿泊料金を払えば済む。

 ただ、他に娯楽があるのでもないから、急いで宿に向かう理由もなく、俺達は自分達の座るテラスから、広場の人々が商いに勤しむさまを、のんびりと眺めて過ごした。


「そろそろ行こう」


 タウルが急に言った。

 だが、俺は気付いた。広場の露店のおばさん達が、急に慌ただしく荷物を纏め始めた。空はまだ薄曇りといった感じで、ひどく曇ってきているのでもない。時間もまだ夕方には差し掛かっていないので、明らかに早めの店仕舞いだ。


「雨?」

「あとしばらくで降り出す」


 それで俺達はすぐさま立ち上がった。


 少々古さを感じる木造の建物。タウルを先頭に、俺達は中に踏み込んだ。蚊を避けたいというのもあって、俺達は最上階の三階を丸ごと借りた。二人部屋が二つと、四人部屋を一つ。とりあえずノーラとラピは同室として、あとはタウルとクーが小部屋に収まった。

 何もない部屋だった。簡素な木のベッドが四つ。そこに土色の敷布団と襤褸切れみたいな掛け布団……いや、襤褸切れがあった。窓は当然に木窓で、サハリアのそれみたいに装飾が施されていたりもしない。雨がちなこの土地では、どうせすぐに駄目になる。短期間で取り替えるものに労力はかけない。


 部屋に到着してしばらく、激しい雨が降り始めた。しばらく止む気配はなく、他にできることもない俺達は、早めに夕食を済ませると、それぞれ体を拭うなどして身支度をして、それぞれベッドの上に転がった。

 そして……


 夜が明けると、もう雨が降っていないことに気付いた。

 それと、起きようとして身を揺らした時、妙にムズムズする気がした。気が付くと、右手で左の肘あたりをまさぐって、引っ掻いていた。おかしい、昨夜、蚊が飛んでいたようには思えなかったのだけど。そう思いながら、布団から起き上がってその部分を見てみた。

 直系一センチくらいの腫れができていた。それに、何か嫌な臭いがする。何より猛烈に痒い。


 俺だけではなかった。みんな、ベッドから起き上がると、体をボリボリと掻き始めた。


「なっ、なんだよ、これ!?」


 猛烈な痒みに、ジョイスは我慢できなくなったらしい。

 被害に遭わずに済んだのは、体の表面が強固な鱗に覆われたペルジャラナンだけだった。


 それで俺は、自分の寝ていたベッドを再確認した。黒いカビのような斑点を目にした時、やっと原因に思い至った。


「トコジラミか!」

「嘘だろ!?」


 野宿すれば蚊に刺され、宿に泊まればトコジラミに噛まれ。結局、痒い思いをするのには違いがなかった。いや、こんなに痒いんじゃ、蚊に刺されたほうがまだいいくらいだ。

 さすがに苛立って、俺は部屋を飛び出し、隣のタウルの部屋の扉を引き開けた。


「おはよう」


 既に彼は起きていて、噛まれたところを静かに掻いていた。


「ああ、おはよう。けど、これ、ひどくないか」


 赤く腫れたところを指差して見せた。俺の抗議に、彼は頷いた。


「でも、よくあること」

「よくあることって」

「今までは恵まれていた。こっちではこれが普通」


 言われて、ストンと腑に落ちた。苛立ちも霧散した。

 その通りだ。カリからキニェシまで、ずっと行き届いた世話を受けていたのだから。こちらの国々の一般人は、あんなぬるい環境に身を置いたりはしていない。


「普通、か」

「そう、これが普通、当たり前」


 それからタウルは、悪戯っぽく笑った。


「ようこそ、南方大陸へ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
ファルスの最大の弱点は食糧難だった可能性が…… 多人数の時は使えませんが、野獣や家畜の肉体を奪っておくと非常食になっていいかもしれませんね。 もし胃腸の中身まで肉体として認識されるのなら貴重品を呑ま…
[良い点] 美味しく食事するペルジャラナン君かわいい うへぇ…トコジラミ…ある意味ではゴキブリより… でもこう言う描写が世界の解像度を高くするのに寄与してるから、この作品的にはさらに世界観(お国柄)…
[良い点] ペルジャラナンの枠が4余ってますね。これで3つの魔術を使いこなせるギィザードマンの誕生なのです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ