【世界地図(暫定版)】
とりあえず、世界地図を描いてみました。
あくまで暫定です。
ってか、描きなおすかもです。
絵心なくって、どうにも……
サハリアが大きくなりすぎた感が。
そしてこちら、名無しの読者様が地名を書き入れてくださったものです。
ざっと説明しますと……
真ん中にポツンと浮いているのが、チーレム島です。
その真ん中にモニョッとしているのが、帝都パドマ。
帝都から左側に描かれているのが、西方大陸です。西の端がどうなっているかは、不明です。
一番手前にある国がエスタ=フォレスティア王国ですが、実効支配地域はお粗末なもので……
まとまった丸い森っぽいところ近辺がその支配地域です。
東端はニョキっと出ている半島くらいまで、北端は山脈の南側までです。
その西側のモニョっとしたお城あたりで国境、つまりスーディアで、そこから西はシモール=フォレスティア王国の支配地です。
更に西に行くと、湖っぽいのがありますが、これがムーアン大沼沢で、黒竜の棲家です。
だいたいこのあたりが三国の国境になっていて、北がセリパシア神聖教国、南がマルカーズ連合国です。
あと、神聖教国の東側がアルディニア王国です。
マルカーズ連合国から南東方向にあるのがワディラム王国で、ここからサハリアです。
やっぱり少し大きく描きすぎました。脳内補正よろしくです。
そこからほぼ真東に進むと、小さなモニョがありますが、これがムスタムですね。
で、そこから更に真南に進むと、竜の絵と粒があります。
ここがあの「人形の迷宮」です。
赤竜の生息地でもあります。
サハリアにはあと二つ、街みたいなマークがあります。
北側がネッキャメル氏族の根拠地です。
彼らを中心とした氏族間同盟「赤の血盟」がこの地域を支配しています。
南側には、その対抗勢力である「黒の鉄鎖」が存在します。
かつてエスタ=フォレスティア王国は、この両勢力の争いを煽ってきました。
その対岸にあるのが南方大陸です。
真ん中に大森林があります。
西側に街みたいなのがありますが、かつてはここに、黄金に栄えたベッセヘム王国がありました。
現在はベッセヘム王国は滅亡しており、三つの国家に分裂しています。
海沿いの港湾都市を押さえたティンプー王国……事実上、赤の血盟など、サハリア人の属国状態です。
内陸のほうにはクース王国があり、ここは南方大陸有数の金鉱があります。かつては大森林の魔物に対する前線基地でした。
その奥、南方にあるのがウンク王国で、これは現在の前線基地みたいなものです。辺鄙なところですが、ムーアン大沼沢と同じく、この地を探検することを専門にした冒険者がハンターを自称するところです。
南方大陸の西岸は「真珠の首飾り」の別名があります。
北はティンプーを基点に、南はトゥワタリ王国のアリュノーを終点とした交易圏が構築されています。
呼び名の通り、真珠や珊瑚などの特産品もあり、経済的な価値がありますが、それがサハリア人の介入を招いてきました。
一時的に南方大陸側が逆に侵攻して海域の支配権を握ったのは、暗黒時代の海賊王・ルアンクーが台頭した時期くらいなものです。
南方大陸の南部には、古くから存在するポロルカ王国が生き残っています。
かつては魔王イーヴォ・ルーを嵐の神として崇めた国だったようですが、ギシアン・チーレムの征服を受けた後も存続を許されています。
ただ、諸国戦争の勃発によって南方大陸のほとんどの地域が独立してしまい、今はかつての栄華の面影が残るのみです。
なお、この国には優れた石造建築があり、中には非常に有名なものもあるようです。
東側にポツンと町みたいなのがありますが、ここがカークの街で、マオ・フーの出身地だったりします。
東側にある大きなのが東方大陸です。
北西部の有人地域、北東部のほぼ無人の地域、一番広い南東部、南西部に分かれます。
北東部のどこかに、神仙の山があるといわれています。
南東部は、かつてソウ大帝が支配した地域です。
その南端から南西部にかけては、ワノノマ人の入植地があります。
ヒシタギ家が拠点を構えているのもこの辺りです。
一番東にある島が、ご想像の通り、ワノノマです。
で、こちらは第一部のストーリーにより密着した、エスタ=フォレスティア王国の地図です。
こちら、《名無しの読者》様に、地名を入れていただきました!
私が描いたままのものより、見やすくなっております m(_ _)m
ざっと説明しますと……
地図のほぼ中央に、丸いボッチがありますね。
ここがリンガ村跡地です。
その北東方向にあるのがティンティナブラム城です。
ちょっとわかりにくいですが、その南西方向にある見張り台みたいなのがヌガ村城砦で、南南西方向にある街っぽいのがコラプトです。
ティンティナブラム城から南東方向の半島っぽいやつ。
これがトーキア特別統治領で、エスタ=フォレスティア王国の東端です。
タマリアの出身地ですね。
その向こうにも土地はありますが、開拓できてません。
その特別統治領より北西方向に目立たないマークがあります。森の横。
これがミルークの収容所のあった辺りです。
もう少し海沿いにマークすべきでした。
そこから山を挟んで西側、そこにある街っぽいのがピュリスです。
西南西方向にある目立たないマークがタンパット村ですね。
ペデサン村、ブルカン村はマークしてません。ピュリス近郊なので。
ピュリスから北北西方向にあるのが王都、デーン=アブデモーネルです。
見ての通り、王国の中心部は森に囲まれていて、未開発です。
そこから北北東方向に湖がありますが、これがレーシア湖です。
フォンケーノ侯との領地の境目になっています。
その北東方向にある城が、フォンケニアです。
一方、王都から南西方向にある城は、スード伯の根拠地です。
この山に囲まれた地域がスーディアです。
その南端にある半島っぽいのがルアール=スーディアで、ここが王都や西部国境とともに、王国防衛の最重要拠点になっています。
海の上に船が浮いてますが、これは一応、意味があります。
配置されている海竜兵団の軍団の数ですね。
王都から西北西方向に見張り台がありますが、ここがエスタ=フォレスティア王国の西の外れです。
その向こうはシモール=フォレスティア王国になります。
また、北側にも何か街みたいなのがありますが、これはアルディニア王国です。
しかし、王都やフォンケニアからでは、とてもではないですが、山越えできません。
事実上、人が行けるルートは、ティンティナブリアから北西方向に向かう道だけです。
大陸東端からティンティナブラム城、そこから北西方向に伸びる道が、ロージス古道でした。
というわけで、これが王国の地図です。
王家が3割、四代貴族が各1割、残り3割を弱小貴族が支配している感じですね。
イメージの足しになれば幸いです。




