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ここではありふれた物語  作者: 越智 翔
第五十章 千年祭
1074/1082

夢のような一夜(下)

 不思議な光景だった。

 柔らかな橙色の光の下、人々がテーブルを囲んで飲食し、談笑している。そこに喧騒があるはずなのに、遠くの波の音と同じく、やけに静かに聞こえた。けれども、そこにいる人々は、本来であれば、こうではいられないはずだった。


 例えば、少し離れたところでは、キースとアーノが、明らかに軽い罵り合いをしながら、酒を飲んでいる。だが、よくよく思い出してみると、俺はこの二人と剣を向けあってきた。特にキースについては、何度もそうだった。初めはリリアーナの誘拐事件、ついで王都での内乱、そしてつい先日には、最強を目指す彼の挑戦を受けることになった。

 彼らが特殊なのだろうか? 確かに、この二人は一般人とは言い難い。けれども、同じテーブルを囲む他の人はといえば、やっぱり共通点を見いだせるのだ。今、鶏の炙り焼きを頬張っているジョイスだって、最初は敵対者だった。シュガ村で彼相手に追いかけっこしたことを思い出す。その向かいにいるニドだって、パッシャの一員となって、俺を本気で殺そうとしてきたのだ。その横には、その争いに巻き込まれて命を落としそうになったルークも笑顔を浮かべて座っていた。

 別のテーブルでは、ヒジリとシャルトゥノーマ、ディエドラが一緒に座っていた。作法も何もないディエドラが、コップを片手に、もう片方の手でヒジリを指差しつつ、何か興奮した様子でまくしたてていた。けれども、あくまで言葉のやり取りだ。それに、そこまで険悪そうな雰囲気もない。でも、元はといえば、ルーの種族の二人はどちらも俺を殺そうとしたことのある相手だったし、ヒジリにしても、姫巫女のウナの意を受けて、俺を監視する役目を負った人物だった。

 更に別のテーブルに目を向ける。ガッシュにドロル、それにハリ。この三人組と、ウィー、それに遅れて帝都に駆けつけたスッケの一行の中には、ユミとその子供達もいた。再会を祝う気持ちが行き過ぎたのか、ガッシュはまた飲みすぎてしまったらしい。既に顔を赤くしている。もう一度、仲間が全員揃う日なんてこないと思っていたのだろう。ウィーの頬には、涙の跡が見えた。

 ノーラには気を遣わせてしまっている。俺が今もこうして、離れた場所で客に出す料理を手掛けているので、その分、俺の古い知り合いと話す役割を引き受けてもらってしまっている。彼女のテーブルには、カチャンとカーン、それにマルトゥラターレやソフィア、カディムがいた。そこにちゃっかり、先日、世界一のゲーマーに輝いたリンまで混じっている。

 反対側には、ギルやベルノスト、そこにタマリアやコーザまでいる。今日は帝都の催しだから、無礼講ということなのだろうか。本当に、なんでもありだ。


 この場にいる人も。いない人も。

 思えば、俺はどれほどの人とぶつかってきたことだろう。

 なのに、こうしてみると、今、彼らは俺の手掛けた料理を口にし、互いに語らって、垣根なく同じ空間を共有して過ごしている。


 ありがたい。


 そんな思いが心の奥底から滲み出てくる。

 と同時に、小さな疑問が浮かんで、それが氷の欠片のように、静かに溶けていくのを感じていた。


 この奇跡を恵んでくれたものは、なんだろうか。


 この夏がやってくる前、俺を苛んでいた思いがあった。春の終わりに起きたあの凄惨な事件……いや、それ以前から、しばしば目にしてきた、この帝都ならではの理不尽の数々。ラギ川に浮かぶ「王子様」。公園のオブジェに殴りかかる浮浪者。南岸のスラム。形は極端ながら、その精神的な背景は、前世の苦しみをなぞるかのようだった。

 では、帝都は悪だったのか? 望ましくないものだと言い切れるのか?


 その答えがこれだった。

 今、眼の前にある景色を齎したもの、それは帝都ではないか。前世から帝都の精神を持ち込んだ、この俺だったから。でも、俺自身が偉大だったのではない。


 他の選択もあり得たはずだったのだ。毎日のようにピアシング・ハンドを繰り返し用いて、周囲の人間の能力をストックする。肉体を奪って、財産も身分も横取りする。敵対者はすぐに抹殺する。それは不可能ではなかった。

 だが、俺はこの世界の人間ではなかった。どこまでいっても、前世の佐伯陽を捨てきれなかった。俺の背後には、等身大の俺自身より背丈のある、大きなもう一人の自分がいて、そいつが世界を遥か高みから見下ろしている。そして、そっと俺に告げるのだ。自ら目を閉ざしてはならないのだと。

 その、かつての世界の理想は……皮肉なことに、一切から逃れるための、あの長旅の中で、むしろその根拠を与えられてしまった。ケクサディブに指摘された通りだ。最初はただの借り物の規範でしかなかったのかもしれないが、それは徐々に俺自身の奥底に根を張っていった。


 世界がそう見える、ということは、もう変更しようがない。見えてしまった、知ってしまったのだから。

 だから俺は、もう後戻りできない。綺麗事だけを口にして済ませる正義党のようにもなれないし、それへの反発で怒りに身を焦がす立国党の支持者にもなれない。自分の身の回りのことだけ考える、大陸の一般人にも。

 俺は、彼らとは異なる場所に立ちながら、なお自分自身の知るところに従って、帝都を否定できなくなってしまっていた。


 それに……


「ファルス様、そちら、焼き上がりましたら、そろそろお上がりください」

「しかし、まだ」

「既に十分働いていただきましたし、ファルス様ご自身も本来なら来賓の一人でございます。ご挨拶なさらねばならないところもたくさんおありのはずですから」


 そう言われては、納得するしかなかった。


「わかりました。では、この後はお任せします」


 仕事を終えて、爽やかな夜風の流れる中を、身軽になって歩いた。

 とはいえ、気になるところがいくつかある。まず、立ち寄るべきは、マリータ王女のいるところだった。


「ええ、飽きるということがございませんわ。むしろ、毎日、新たな楽しみが見つかるという次第ですもの」


 夜遅くなりつつあるのに、マリータは今夜も勤勉だった。いや、勤勉すぎた。

 ワングに用意させたカフェラテを手に取ると、それをさも美味そうに飲んでみせる。だが、それは一体、何杯目なのか。あまり顔色もよくない。無理をしているに違いなかった。それは彼女自身の表情からではなく、すぐ傍に立っていたカフヤーナのそれから読み取ることができた。

 コの字型のテーブルを囲むように、丈の高い椅子が並べられていた。彼女はその中央に座っていた。居並ぶ面々は、誰もが身なりのいい男達ばかり。


「いや、殿下の目の付け所は素晴らしい」

「料理大会の結果を見れば、その将来性は確かですからな」


 彼らがコーヒーの存在をどう受け止めているか? 味までちゃんと評価しているのは、ごく一部だろう。だが、異国の姫君がここまで推しているという事実。これが重要だ。ビジネスチャンスにはなるかもしれない。

 俺がそこにやってきたと気づくと、マリータはすぐ立ち上がった。


「まぁ、いらしたのですね。皆様、こちらが今回のパーティーの料理長を務めます、世界料理大会三位に輝いたファルス様ですわ」

「おぉ」

「これはこれは」


 そして勿論、情報を付け足すのも忘れない。


「そして、ファルス様はコーヒーの発見者でもありますの」

「えっ」

「なんと」

「では、どうして使われなかったのですか」


 俺が答える前に、マリータが理由を拵えた。


「それは、皆様が今、味わっている別の、そう、その料理に使っている調味料、こちらもファルス様が再発見したもので、そちらの宣伝もしたかったから、のようですね」

「これ、ですか。確かに変わったソースだとは」

「香りは上品ですな」

「醤油、といいます」


 やっと俺が口を挟んだ。


「ほほう」

「ファルス殿は、では、料理の天才というやつですかな」

「いえ……」

「そうですのよ!」


 俺が否定しようとしたところ、マリータがかぶせるようにして、そう言った。


「この手のことでは、ファルス様は常識を超えておられます。皆様は、大変に幸運であると言わねばなりません」


 だが、平静を装ってはいるものの、恐らくもう彼女は限界近い。懸念していた通りだ。


「あの、申し訳ございません」


 俺は、仕事を装って話に割り込んだ。


「殿下、大変申し訳無いのですが、厨房周りの件で、急遽ご相談させていただきたいことが」

「困りましたね……私は今、お客様のお相手をしているのですよ? 見えませんか?」

「不手際で申し訳ございません」

「仕方ありませんね」


 彼女はようやく腰を上げた。


「では、皆様はごゆっくりお過ごしください」


 彼女を伴って、石造りの館の方へと歩いていく。さすがは王族というべきか、舞台袖に引き下がるまでは、なんのことはありませんと言わんばかりに、力強く大股に歩いた。だが、その演技も、門を潜って、来客から死角になるところで途切れてしまった。


「やっぱり」

「情けないところをお見せしますわね」

「無茶です……ワング!」

「なんですかネー」


 俺は軽くだが、叱責した。


「飲ませすぎるとは、どういうことだ。殿下に負担がかかると思わなかったのか」

「本人がやると言ってるネ。それに、私の仕事はコーヒーを売ることネ」


 マリータは手を振ってやめさせた。カフヤーナも言った。


「脇の休憩室で、少し休んでいただきましょう」


 それで俺は、彼女を抱えてそこまで行き、寝台の上に横たえた。


「もう十分です。これ以上、ご無理をなさらないでください」

「あら」


 額がうっすら汗ばんでいる。多分、気持ち悪いのだろう。 


「たまには無理してみるものですね。こうして気にかけていただけるのですから」

「お戯れを」

「でも、もし本当に気にかけてくださるのなら、そろそろ一人にしていただけますか。あまり見苦しいところをお見せしたくはないのです」


 俺は頷いた。

 これ、吐くんじゃないか。まったく、どうしてここまで無理を……いや、わかってはいる。本当に、どうしたらいいんだろう。


「もし何か、深刻に体調が悪くなったら、すぐお伝えください。どうにかしますので」

「ええ、そうしますわ」


 それで俺は、その場を去った。あとはカフヤーナに任せるしかない。

 美貌の姫君の代わりがワングでは、かなりのところ、今後のアピールには差が出るかもしれないが、もう既に夜更けでもある。この先は、彼に任せることにして、俺はまた、会場に引き返した。


 一番気がかりだったことはもう済んでしまったので、あとはあちこち知人に挨拶して回るだけだ。ところが、さっき俺の知り合いが集まっていたテーブルに立ち寄ってみると、顔ぶれが微妙に変わっていた。

 ヒジリとキース、アーノはそのままだったが、他は入れ替わっていた。ビルムラールとジーヴィット将軍、それにヤレルとゼン・レンが輪になって座っていた。


「旦那様、お仕事はもうよろしいのですか?」

「いったん、休ませてもらえた。それで、これは」

「こちらはお構いなく。皆様は、砂浜の方に行かれましたよ」


 俺は、察した。

 これを機会に、特にジーヴィット将軍は、キースやアーノを招聘したいのだろう。だが、どちらも人のいうことを聞くような人間ではないのだが。それで、ヒジリが応対を引き受けてくれているのだ。要するに、今のうちは少しでも俺を休ませようと、そういう気配りだ。


「では、後ほど」


 俺は彼らに軽く挨拶だけして、砂浜に向かうことにした。


 海辺に近づくと、さすがに波の音がよりはっきりと聞こえてくるようになった。そこに、途切れ途切れの人の声が聞こえてくる。

 夜の海はどこまでも暗い。ただ、そこにポツポツと篝火が灯されている。酒の入った来賓が、調子に乗って海に飛び込んだりすることだって、ないとはいえないのだ。そういう時、少しでも早く救出に入れるようにと、海上にはボートも浮かんでいる。こんなくだらない仕事のためにこんな時間まで、ペイン将軍にはお疲れ様と言いたいところだ。


 踏みしめる感触の心地よい、柔らかな湿った砂。その上には、くっきりと複数の足跡が刻まれていた。その先に黒々とした岩がいくつか転がっている。そこにシルエットになった人影がいくつか。

 幸い、今は干潮らしい。俺はまっすぐ歩いて、彼らと合流した。


「おう、ファルス、お疲れ」


 岩の上に座ったまま、ニドがそう言った。


「楽しんでもらえてるかな」

「まぁな」


 ノーラが呆れたように言った。


「役目が終わったのなら、もう仕事する側で考えるのやめたらいいのに」

「えっ?」

「楽しませるかどうかは、応対する仕事をする人の考えることでしょ。ファルスは料理を出し終えたら、もうお客様の側なんだから」


 自分はワーカホリックなくせに、俺が仕事漬けになると、ノーラはたまに苦言を呈してくる。


「そうだね。今日はもう、難しいことを考えるのをやめるよ」

「本当?」

「ああ」


 俺の回答に、ニドは喉の奥でクックッと笑った。


「そうだな。お前も、もうちょいバカになった方がいいかもな」

「どういう意味だ?」


 すると、彼は顎で海の向こうを指し示した。

 そこには、所在なく立ち尽くしているコーザと、その隣でよろめいている巨体……あれは、ギルだ。


「何やってる? 酔っ払ってるんじゃないのか? 危ないぞ」


 泥酔したまま、海にドボンなんてことになったら、目も当てられない。


「問題ない。あれはな、訓練中なんだ」

「訓練? なんの?」

「感情を解き放つ練習だ……おい! コーザ! 叫べ! 喚け! 怒鳴れ!」


 すると、こちらを振り返った彼は、戸惑うような身振りをしてから、海の方に向き直って、言われた通りにした。


「わーっ!」


 ニドは首を振った。


「ダメだな。こんなんじゃ、見込みがない」

「何をやらせてるんだ」

「あん? モテたいっていうからよ」

「はぁ?」


 ケタケタと笑いながら、彼は説明した。


「お前みたいに初めっから顔がよくて金持ち貴族だったら、余計なこと、考えなくていいんだけどよ。帝都で女にモテたいってなったら、ま、いろいろコツがいるのはわかるよな?」

「わかる、けど?」

「が! 小手先の技だけ教えてもダメなんだ。モテねぇ理由ってのをキチンと取り除いてやんねぇとよ」

「叫べば、取り除けるのか?」


 ニドは肩を竦めた。


「だからだ。感情の解放もできねぇで、自分を抑え込んでるやつぁ、その弱さを見抜かれる」

「自分で自分を律するのが、弱いとは限らないと思うが」

「そいつは男の世界の話だ。女の目に見える強さじゃなきゃ、意味がねぇ……ギル! お前も叫べぇ!」

「う、うぉぉ!」


 コーザはともかく、ギルはかなり酔っ払っているようだった。


「やりてぇー! やりてぇー!! やりてぇー!!!」

「ははは、いいぞ! いいぞ! その調子だ!」


 セリパス教徒として、そんなこと、大声で叫んでいいのかどうか。これ、酔いが覚めたら自責の念に駆られそうだ。


「はぁ、バカバカしい……」


 ノーラは心底呆れた、と言わんばかりに小さく首を振った。


「ノーラ、男は女の目の届かないところで、こうやって人知れず努力してるもんなんだ」

「努力なの? これ」

「大陸じゃともかく、帝都じゃ男は女の本能に合わせるしかねぇんだよ。女が求めるのはいつだって男の強さだ。それも、わかりやすい……誰にも遠慮しないで、やりたいようになる強さでなきゃな」

「わけわからない」


 あまりのくだらなさに溜息をついて、ノーラは言った。


「私はどちらかというと、そんな部分、全然評価しないけど。さっきファルスが言った通りだわ。自分を律して、他人に優しくする方が、ずっと強くて立派じゃない」

「それ、本気で言ってるんだとしたら、お前は女じゃねぇよ」


 それからニドは俺に向き直った。


「けど、そういやノーラは、お前の旅に食らいついていったんだもんな」

「そうだけど?」

「ってこたぁ、あれか。ファルス、こいつ、やっぱ女じゃねぇぞ」

「何言ってるのよ」


 ノーラの抗議など、どこ吹く風。ニドはカラッとした口調で言い放った。


「こいつは、女のガワ被ったオッサンだ! 間違いねぇ!」

「ひどい言い草」

「女にしちゃ、頭おかしいからな。本当に、中身、何が詰まってるんだ?」


 アダマンタイトの塊かもしれない……

 一瞬、そう思ったことを見抜かれたのだろうか。ノーラがじっと俺を見据えた。


「ファルス、今、何考えてた?」

「えっ、別に」


 旅の間の、あの凄まじい石頭ぶりを思い出してしまった。


 その時、波の音が俺を振り返らせた。引き潮とはいえ、たまには大波が打ち寄せることもあるらしい。それがギルに直撃して、彼を水浸しにした。

 すかさずルークが駆け出していった。


「びしょ濡れだぞ。ファルス、二人は本館の方に連れて行って、着替えさせる。今夜は全然寒くないけど、それでも風邪をひいたらよくない」

「僕も行くよ」

「いや、お前はさっきまで働いてただろう。これくらいはやらせてくれ。ご馳走も食わせてもらったしな」


 それで彼は、びしょ濡れになった二人を促して、会場の方へと引き返していった。


「おバカなのです」


 オルヴィータが呆れたように言った。


「それがいいんだよ」


 ニドはしみじみと言った。


「そうかもな」


 俺も、なぜか同意してしまっていた。


 奇跡のようだ。こんな時間があるなんて。

 バカなことを言って、バカなことをして。それがどれほど素晴らしいことか。


 どうしたらいいのだろう。


 人の世は、いずれ行き詰まる。なぜなら、人と人が交われば、それは取引の糸となって結ばれて……やがて、世界の一切を覆い尽くしてしまうから。新たに根を張る場所がなくなれば、今の帝都のように、残酷な格差が広がるばかりになる。いうなれば、俺達の世界は、その不完全性という資源に依存しているのだ。それを急速に食い尽くしながら、人々は充足を噛みしめる。

 人と人とが出会い、その出会いが加速していく。帝都はそんな場所だ。世界を終わりに引き寄せる力が働くところ。でも、だからといって、それを否定できるのか。


 今、俺自身が、その出会いと結び目の中で、幸せを感じてしまっているじゃないか。


 若者らしくバカバカしいことを言って騒ぐ、この一時以上の楽しみがあろうか。新たな出会いほど尊いものが、他にあるだろうか。日々、世界が広がる。これ以上に胸踊る何かを、どこで見つけられるというのか。

 だから、どうしたらいいのだろう。


 胸の中に、小さく心を刺す痛みを感じつつ、俺は穏やかな夜風の中、静かな喜びに浸っていた。

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― 新着の感想 ―
世界がどれだけ理不尽な不幸に埋め尽くされようとも 頑張って築き上げたものが政治腐敗に飲まれて格差の温床になってしまっても 今こうやって自分が幸せだったと感じられた瞬間の為に生きてもがき続ければいいの…
マリータ立場的にファルスとくっつくとか想像できないんだよなぁ。どんな流れになるのやら
ファルスくんが充実していると違和感を感じるようになった今日この頃、ファルス君は女性関係を利用しようとしない分向こうが勝手にがんばる構造ができてしまっていてかわいそう
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