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ここではありふれた物語  作者: 越智 翔
第五十章 千年祭
1041/1082

予選開始

 甲板には大勢の人が立っていた。船員ではない。少しおめかしした母親、その手を引っ張って飛び跳ねる子供。帽子を深くかぶった老人もいる。いつもと違って肌の浅黒いシュライ人の姿は見かけない。

 違うといえば、船の装いもそうだ。実のところは、普段の交通手段を流用しただけなので、船そのものが違うのでもないのだが、新たにペンキを塗り直しただけでなく、観光用の船舶らしく、左右に木の柱を立て、そこにきらびやかな看板を取りつけている。色とりどりの小さな風車も、いくつか取り付けられていて、目にする人を飽きさせないようにしていた。


 千年祭のイベント会場の多くが、ラギ川南岸に設けられている以上、移動手段の確保は欠かせない。だが、東西の歯車橋だけでは、この交通量を捌くのは不可能だ。といって、そのために橋を新たに建設したり、専用の船を建造したりというのは、経済的でもなければ、現実的でもなかった。結局、普段の交通手段を流用するという現実的な方向で解決が図られたのだが、そのままではいかにも殺風景で、市民の心証がよくない。南方大陸から送り込まれた肉体労働用の移民、そんな連中と同じ船に乗って楽しくお出かけ、なんて不可能だ。だってそうだろう? きれいなマイカーでピクニックに出かけるならともかく、工事現場に行くための薄汚れたトラックで遊びにいっても、テンションは上がらない。

 だから、いわばこれは、現実的な問題と利用者のお気持ち、その両方に配慮した解決手段なのだ。そして、船主の側としても、これに便乗しない理由はない。船の補修費用も政府が出してくれるし、期間中は無料送迎を行うのだが、その分の代金は、これまた政府が肩代わりしてくれる。


 ただ、この船に乗っているのは、お遊び目的の人ばかりではない。目立たないながらも、そういうお客様を楽しませる側の人間も、乗船している。かくいう俺も、その一人だ。


 小さく溜息をついて船から降りた。

 少し前までは空虚で殺伐とした雰囲気だった南岸だが、今は別世界だ。色とりどりの屋台のテントが立ち並び、そこから客引きの声が途切れることなく聞こえてくる。串焼き肉の脂の匂いがまず鼻についた。


 俺はそこで視線を上に向けた。いくつか新規に建設された千年祭向けの施設の一つ。それがこの小競技場だ。

 娯楽としてのスポーツ競技がほぼ存在しないこの世界、肉体的な競技といえるもののほとんどは、戦闘技術の色合いを帯びている。元々、帝都の東の競技場で繰り広げられているのも、戦車競走だ。起源としては戦闘用の車両の操作技術を競うというものだった。

 よって小競技場の役目とは、いずれ祭りの終盤に、チュンチェン区の大競技場で開催される武闘大会の決勝戦のために、予選の試合を執り行うことにある。だからその施設は、南岸のあちこちに複数、分散して配置されている。今日、俺が出向くのは、この目の前にあるシーチェン区の小競技場だ。

 周囲には、例の古代の高層ビルも突き立っている。リフォームが間に合ったらしく、今では海外からの観光客や商人が、一時的に入居しているという。


 これから戦うことになるのだが、さすがに相手を殺害しかねないような暴力は容認されない。使用する武器は木剣などで、試合会場にあるものを使うこととされている。一方で、魔法や神通力の使用は禁止されない。触媒の持ち込みも可能だ。但し、それによって相手選手を殺害してしまった場合には、勝利してもその場で失格とされる。死亡しなかった場合でも、魔術で重傷を負わせた場合には、やはり同様となる。防具については、会場にあるものを使用することが許可されるほか、係員の検査の上で、自前のものを持ち込むこともできる。いずれにせよ、参加者の負傷について、当局は責任を負わない。


 面倒臭い、という思いしかない。

 ヒジリが勝手にエントリーしたというだけなら、わざと初戦敗退して終わりにしてもよかった。だが、ノーラが「目立て」というのであれば、これには逆らえない。目的が領地とコーヒーの宣伝だと言われれば、道理があるのはあちらだ。

 優勝する必要はない。余程ひどいことをするのでなければ、面白おかしく観衆を喜ばせて、かっこ悪く負けてもいいはずだ。それでコーヒーが売れるなら、道化でもなんでもやる。


 北岸からやってきた人々の多くは、小競技場の前を素通りした。別に催し物は、試合だけではない。今日も大競技場を使って、何か派手な見世物でもあるのだろう。音楽なのか、演劇なのか、曲芸なのかはわからないが。或いは、フリーマーケットなのかもしれない。すぐ目の前を、おめかしした親子連れが通り過ぎていった。母親の左右の手を掴む子供達が、楽しくてならないというように飛び跳ねていた。

 俺はこれから見世物の一部になるのだが、お客様はといえば、こんなかわいらしい子供達、というわけにはいかないのだろう。どうせ見に来るのは、普段、以前からの競技場で戦車競走に金を賭けて、口汚くヤジを飛ばすオッサンばっかりに違いない。勝ち上がっていけばまた違ってくるのだろうが、大きな大会の第一回戦なんて、きっとそんなものだ。


 そっと小競技場の裏手の小さな入口から、内側へと滑り込んだ。薄暗い廊下には守衛が立っていて、俺に声をかけてきた。


「出場者の方ですか」

「はい」

「お名前を」

「ファルス・リンガと申します」

「身分証になるものをお持ちですか」


 俺は黙って冒険者証を差し出した。確認してすぐ、彼は俺にそれを返した。それから手元の書類を手早く確認して、右手で指し示した。


「東側の控室で出場をお待ちください」


 廊下を歩きながら、俺はこの新しい建物の内側を見分していた。

 突貫工事で組み立てた割に、意外としっかりしている。基礎部分の外壁は石造り。内側はアーチ構造になっていて、コンクリートでしっかり補強してある。廊下の壁は赤い煉瓦でできていた。

 控室の前にはまた守衛がいて、室内に立ち入る際に、ボディチェックを受けた。所持してきた護身用の短剣は、ここで没収される。装飾品の類も預けることができる。今回、俺は防具を持参していないが、例のホアが作ってくれた魔道具は首からかけている。係員が預かるかどうかを尋ねてきたが、断っておいた。

 試合に出る時の服装には、特に制限などない。目立つ格好をしてもいいのだ。ただ、そうするメリットが感じられないので、俺は普通の服装のままだ。黒い薄手の上下、ただそれでは暑いので、白いサーコートのようなものを羽織っている。試合中は、これは脱いでおくつもりだ。

 控室の隅には、武器代わりの木剣や木の棒などが、纏められていた。俺は適当に一振りとりあげて、それを手に、控室中央の、ベッドみたいに大きな座席に腰を下ろした。


 こんなことをしている暇があったら、白身魚を香り醤油焼きにしてみたいのだが。どんな味わいになるか、一回でも多く試して、料理大会の本番に備えたい。

 また溜息が出た。


 だが、やる気のない俺とは違って、周囲の出場者は、大半は真剣だ。じっと思い詰めたような顔をして、木剣を杖にして座ったままの男もいれば、上半身裸になって、部屋の隅でゆっくりと拳を突き出す動作を繰り返すのもいる。

 そうなると、俺もあんまりいい加減な態度でいるのは失礼というものだ。大怪我はさせず、しかもちゃんと戦って倒すべきだろう。


 そういえば、今日の対戦相手は誰だろう? 参加人数が多すぎるためにバカデカいトーナメントになっているので、一回敗退したら即退場だ。怪我をする競技というのもあって、敗者復活戦もない。

 何が気になるって、運悪く知り合いに当たったりしないかということだ。ギルとか、ジョイスとか、ベルノストとか。できれば戦いたくないし、ぶち当たったらわざと負けたいくらいだ。俺は優勝なんかしたくないし、彼らの道を塞ぎたくもない。でも逆に、俺相手では絶望的なことを知りつつも、手抜きなんかされたら、彼らはきっと怒り出すか、がっかりするだろう。

 なお、一部の有名選手に限っては、シードということで、こういう序盤の第一回戦は免除されているという。それからすると、俺も一応、最上位の冒険者証を持っているのだし、シードになっていても不思議はないのだが、どういうわけか、一番下からの参戦となっている。


 順番に係員が名前と番号で選手を呼び出していく。わかりやすく緊張した面持ちで廊下に出るのもいれば、余裕を取り繕って口元では笑みを浮かべるのもいた。或いは本当に気楽に参加していそうなのも、いないでもなかった。ただ、みんな試合が終われば、余程の大怪我をするのでもなければ、荷物を回収するために、この控室に戻ってくる。遊びのノリで出て行った奴は、横っ面に青痣を拵えて、見るからに不機嫌そうな顔になって戻ってきた。


「三十三番、ファルス・リンガ」


 呼ばれた。俺はすぐ立ち上がった。係員は、こちらの爪先から天辺までジロジロ視線を這わせてきたが、敢えて何も言わなかった。防具をまったくつけていないからだろう。だが、それはそれで本人の自由でもある。大方、勘違いした若者が、怪我の怖さも考えずに無謀な振る舞いに出ているのだと、そんな感じで受け止めているのだろう。

 だが、俺からすれば、こんなのは本当に余興のようなものでしかない。どんなに強く殴られたところで、並みの使い手が木剣で俺を殺すのは困難だ。相手がキースとかノーゼンみたいな怪物であれば、いざ知らず。また、仮に敗退したのなら、それはそれで構わない。多少の怪我なら、どうせ少しの間、痛いのを我慢するだけで、そのうち治癒するのだし。

 要するに、怖いものなどなかった。俺はまったく、その辺を散歩するのと変わらないくらいの気持ちで廊下を直進し、光に溢れる競技場の真ん中へと進み出た。


「さぁ、次は第十七試合! おっと、東側からも選手が入場しました!」


 俺から見て右手、北側には実況担当の席が設けられていた。会場がそこまで広くないのと、競技場の構造のおかげもあって、マイクのような機械的な拡声器がなくても、サイズの大きなメガホンがあるだけで、十分に声を届かせることができている。

 意外なことに、ただの予選だというのに、会場はほぼ満席だった。ざっと見て九割は席が埋まっている。さすがに立ち見の人は見当たらないが、大人もいれば、子供達もいる。


「ファルス・リンガ選手! ええと、提出されたプロフィールによりますと……帝立学園の生徒だそうです! それと、あとは」


 冒険者としてではなく、学生という肩書で登録したのか。そして、大会の運営側も、俺の身分について裏取りをしなかった。だからその辺の実績のない普通の選手と同じ扱いにしてしまったのだろう。


「と、特技……が、ええと、お、女たらし? なんだとか!」


 と思っていたら、とんでもないことが実況担当の口から飛び出てきた。この一言に、会場の観客は大いに盛り上がった。下卑た笑いが巻き起こり、俺の頭上に降り注いだ。

 なるほど、腹いせ、か。しかし、そうしてみるとヒジリも変われば変わったものだ。最初は覚悟を決めて、それこそどんな扱いを受けても、俺を監視するという使命を果たすつもりだったのだろうに。今では、他の女と俺を奪い合う役割を演じて遊ぶようになったのだから……そう、遊び、のはずだ。


「対するに、西側の選手は……シュリン・ジュダ、帝都の冒険者です! 今年、ガーネットになったばかりの十七歳! 可憐な帝都の華! ここは応援したいところですね!」


 視線を前方に向けると、相手選手が立っていた。

 普通の服に棒切れ一本の俺が言うことでもないが、大丈夫だろうか? 俺より一回り背の低い、女性としてはやや背が高い部類に入るのだが、別に特に筋肉質というのでもない。実況が言うように、強そうとか逞しいとかいった印象ではなく、可憐でかわいらしいと言った方がいいだろう。見た目は帝都人で、フォレス系とハンファン系のハーフ、焦げ茶色のセミロングヘアは、きれいに整えられていた。それに顔にはうっすら化粧までしている。

 身につけているのは革の胸当て、あとは下半身を保護するための、短冊のような細めの草摺みたいなものだけ。そこから垣間見える太腿は、さぞかし男の視線を惹きつけるに違いない。だが、一番保護を必要とするはずの頭部には兜も何も着用していない。顔面に木剣が直撃したら、どうするつもりなんだろう?


「しかし、そうすると相性最悪の相手とぶち当たってしまったようですね! まさか特技が女たらしとは」

「なんのなんの! 女の敵は、女の子が成敗すればいいのです! 頑張れ、シュリンちゃん!」


 こちらの、いかにも敵を侮るような装備を目にして、彼女は少しだけ口角を上げた。ついてる、勝てそう……そう思っているのがまるわかりだ。

 しかし、実況はそれでいいんだろうか。明らかに片方に肩入れするような……いいんだろうけれども。よりによって女たらしと紹介された後の試合の相手が女というのは、もしかすると運が悪いのかもしれない。知り合いと初戦でぶつかることを恐れていたが、こういうパターンもあるのかという気にならないでもなかった。


「開始線について」


 全身プロテクターに覆われた審判が、俺とシュリンに言った。これは大変そうな役割だ。ただでさえ暑いのに、鎧だけでなく、その内側には分厚い衣服、いわゆるクロースアーマーに相当するものを着用している。そうでもしないと、勝負する二人の間に割って入れないからだ。それでも怪我をする危険はあるし、気をつけないと熱中症で倒れてしまう。


 向かい合い、木剣を向け合う。そこで、実況席の方から、ゴングのようなものが打ち鳴らされた。


「はじめ!」


 合図と同時に、シュリンは砂を蹴立てて突っ込んできた。


 こちらの装備が劣っていることはわかっていても、男女の体格差、筋力の違いは明らかだから。何もさせずに一方的に仕留める。それは正しい考えだ。

 ただ、それを教えた人は悪くないのだが、いかんせん、シュリン自身の身体能力、そして技量が低すぎた。剣術のレベルが2しかない。本当に、なんとかガーネットになりましたという程度の腕前でしかなく、それも帝都であればこそだ。こんな腕前で大陸の冒険者稼業に首を突っ込んだら、そう遠からず重傷を負うか、女神の下に招かれるかだろう。


 あまりに動きがとろいので、こちらには考える余裕がたっぷりある。まっすぐこちらに突きを入れようとしているようだが、全身を投入する必殺の技だけに、避けられた場合のセカンドプランに乏しい。多分、うまくいなされてしまった場合、彼女にはリカバリーする手段などないだろう。

 これが実戦で、本物の剣を用いての戦いであれば、いっそのこと、以前にアネロスが見せてくれた技で対応するのもいい。剣の腹を手の甲で弾いて内側に滑り込み……でもダメだ。この試合でそれをやったら、手を切られたと判断され、一本負けだ。

 仕方がない。無難に切っ先をそっと相手の剣の先端に添えて、スッと力の向きを変えた。


 つんのめった彼女は、慌てて立ち止まろうとして、あろうことか剣を手放し、前方にすっ飛ばしてしまった。未熟にもほどがある。

 とはいえ、無手になった彼女を棒切れでぶっ叩くというのも気が進まない。それで俺は一緒になって木剣を抛りだした。


「おぉっと、両選手、剣を取り落としてしまったァ!」


 見当外れの実況に、俺は思わず溜息をついた。彼女は俺の動きによって剣を奪われたのだが、俺は自分で捨てただけ。区別もつかないか。

 ただ、その違いがわからないのは、シュリンも同じらしい。第二ラウンドだと言わんばかりに、両腕を体の前で構え直し、格闘戦を挑もうとしていた。だが、残念なことに格闘術のレベルも2しかない。


 変に怪我をさせるリスクも、もうない。さっさと終わらせてしまっても構わないだろう。

 そう考えた俺は無造作に前に出て、自然に右手を突き出した。昔、タリフ・オリムにいた時、ノーゼンに教わった龍の闘技だ。全身の捻りを活かして、超接近戦での打撃でも、十分な威力を出せる掌底。胸当ての上から一撃を浴びせると、シュリンはその瞬間、糸が切れたように膝をつき、そのまま砂粒だらけの闘技場の床に横たわった。


「い、今、何が起きたのでしょうか?」


 早業ゆえに、よく見えなかったらしい。


「え、えー、確か、ファルス選手の手が、シュリン選手の胸辺りに……」

「それより、いきなり倒れましたが、シュリン選手、大丈夫なんでしょうか?」


 暗い口を開けている西側の出口には、担架を手にした係員が駆けつけてきている。そこまで心配しなくてもいい。今の俺が本気で打撃を浴びせたら、普通の人間は死んでしまう。だが、言うまでもなくちゃんと手加減はした。もうすぐシュリンは目を覚ますはずだ。

 審判は、慌ただしくシュリンの横にしゃがみ込んで、そこまで致命的な怪我を負ったのでもないと判断すると、すぐ立ち上がって宣言した。


「勝者、ファルス・リンガ!」

「ファルス選手、一回戦を勝ち抜きました!」


 観客席からは、そこそこの歓声が聞こえてきた。本気で楽しんで興奮しているときの声ではない。まぁ、そんなものだろう。

 だが、その騒音ゆえに、シュリンは目覚めたらしい。ハッとして、すぐ座ったまま身を起こす。まだ顔が赤い。さっきの一撃で呼吸困難に陥っていて、そこから急速に血が巡りだしているからだ。彼女はサッと立ち上がり、俺の顔を凝視する。


「おぉっ? どうしたのでしょうか、シュリン選手? もう試合は終わりましたよ!」


 実況席からの声で、結末を悟った彼女は、我が身を掻き抱くようにして、赤い顔をしたまま、全速力で西側の控室に向けて走り出した。


「この反応、まさか」


 実況が見当違いなことを言い始めた。


「いやらしい、ファルス選手、なんという」

「えっ?」

「あの一瞬で胸をまさぐり、シュリン選手の羞恥心を破壊し尽くすとは、極悪非道! まさに女たらしの面目躍如な勝ち方でした!」


 そんなバカな。

 俺が呆然としていると、もう一人の実況が口を差し挟んだ。


「さすがにそれはないんじゃないでしょうか、いくらなんでも」

「いいえ、実はさるところからの情報提供がありまして、このファルス選手、思わぬ食わせ者らしいですよ! 次回の試合も要注目ですね!」


 どういうことだ?

 しかし、目を白黒させる俺に、審判は身振りで退場を命じた。


 こうして俺は、どうにもスッキリしない気分のまま、武闘大会の予選第一回戦を突破したのだ。

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― 新着の感想 ―
お前は普通に勝てんのか(笑)
こういったトーナメント系の武闘大会が大好物なんで助かります!
ここまで二週しました。いや、マジで面白い。 力を見せつけてないってところもあるけど、ファルスは帝都じゃ過小評価されてるよね。その気が無いってのは分るけど、本当は実力があるのに評価されないってモヤモヤ…
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