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32 品評会

 戦闘の翌日は休暇ってのがまあ、定番になっているな。

 てなわけで兵器製造工場破壊任務から戻った第十八部隊は、何と一週間もの休暇をもらった。まあ激戦で部隊の半分以上も死者を出すという有様だし、そのうえで極めて重要な任務を達成もしたわけだからな。これくらいの御褒美は当然。

 しかし任務はともかくとして俺、七節戦線行ってからというもの、ちっとも訓練はしないなあ……まあいいか。


 今日と明日は本当にゆっくり休むとして、明後日からはこの休暇を用いて、どうしてもやりたい事がある。いや、行きたい場所がある。


「綺羅星町に行きたい」


 自宅リビングでディーグルとゴージンを前にして、俺は休暇中にどうしてもやりたいと思っていることを述べた。


「乱す者の文化も見てみたいということですか。悪い影響がないかと懸念してしまいますし、心情的には反対ですけど、主の決定には一応従いますよ」


 あからさまに嫌そうな顔をして、言葉のうえでも露骨に難色を示すディーグル。


「乱す者全てが悪には非ず。特に乱す者の作リし都市にいル者は、彼等の言う停まリ人を必ずしも敵視していルわけではない」


 と、ゴージン。


「ゴージンは乱す者の町に行ったことあるの?」

「うむ。町を二つ、小さな集落を一つ、訪れたことがあル。後者はただの村と変ラらぬ。町は娯楽に満ちていてとても面白い。我が行きし町は、それぞれが独自の文化を築きしゾ」


 結構ゴージンもあちこち旅している感じだなあ。ディーグルも昔冒険者だったっていうし。

 俺もいろんな所行ってみたい気もする。この世界はとんでもなく広いって話だし。いや、そのうち葉隠市も出る事になるのはわかっている。ネムレスの導きによって。


「一応市長に許可を取ってからの方がいいですよ。隊長にも話を通しておいたほうがよさそうですね」


 現地でのトラブル発生を危惧してか……。まあ何かあって休暇過ぎても戻れないという事態にも、ならないとは言い切れないしなあ。


「いつ行くものゾ?」

「明後日に行こうと思ってる」

「今日の予定はあルのか?」


 何か期待しているかのような顔つきでゴージンが問う。


「無いけど、何かあるのか?」

「こレを見よ」


 ゴージンが勢いよくビラを取り出して見せる。


「新規限定使い魔品評会? つーか、開催予定日今日じゃんかよ」

「正確には今日の正午かラ也。飛び入リも歓迎と書いてあルゾ。葉隠市使い魔愛護協会の登録は必要だが」


 目を輝かせてゴージンが説明する。この品評会に凄く出たいという気持ちが、これでもかというくらいに伝わってくる。


「うん、わかった。じゃあ行こうか」

「よし! やったゾ、エナイト」


 拳を握り締め、テーブルの上にいる桃蟲の使い魔に向かって、嬉しそうに笑いかけるゴージン。エナイトもそれに呼応したかのように、大きく一回跳びはねる。


「あ、私は見学で。すでに使い魔愛護協会に登録済みですし、いろんな品評会に何度も出陳していますし、いろんな賞も貰っていますので」


 やんわりと断りを入れるディーグル。たとえやんわりとでも、最後の一言がちょっと嫌味な感じがするなっ。


「我のエナイトも是非とも入賞させたいものゾ。様々な部門の賞が用意さレていルが故、一つでも取リたい所存。力自慢部門や戦闘部門は無理であロうが、ラブリー部門かカリスマ部門であラば、我のエナイトも十分に賞を取レルと期待できル」


 むう……気合い入ってるなあ、ゴージン。


「俺のアルーと勝負って所だな。つーか複数の部門を同日の品評会で同時進行するのか? 複数のに出陳したい場合はどーすんだよこれ」


 ゴージンが浮かれているので水をかけたくも無いが、それでもケチをつけてしまう俺。


「複数同時進行は新規限定だけですよ。品評会は大抵が、ジャンル限定で個別に行われます。使い魔はそれぞれ個性がありますし、強さも美しさも兼ね備えた使い魔などそうそういませんしね。うちのレンティスくらいものですよ。ええ、もちろん新規限定の際も幾つも賞をいただきました」


 穏やかな口調でディーグルがほざく。何をどうあっても自慢したいらしい。


「使い魔は一人一体で永続して所持するものですから、品評会は毎回お題を変え、開催区域も限定して行われていますね。今回は中央区限定、新規限定という風に」


 使い魔品評会常連ぽいディーグルが、さらに薀蓄を語る。


「結構人集まるものなのか?」

「題目にもよりますが、新規は毎回人が多いですよ。使い魔を長年所持していても、品評会には全く出ないという人も多いですし、そういう人が初参加というケースもありますしね」


 なるほどなー。閑古鳥が鳴くような品評会なので、飛び入りも有りなのかと邪推していたが、そんなこたーないか。


***


 そんなわけで会場となる公園につくと、まだ開始時刻じゃないってのに大盛況だった。

 普段街中ではあまり見かけないようなサイズの巨大な使い魔が、この場にはわんさかいる。空飛ぶイルカ、ホワイトタイガー、バク、優しげな顔の飛竜、赤と白という派手な配色のグリフォン、頂にピンクのアレがついた肌色の巨大スライム、紅葉で彩られたトレント、エトセトラ。

 なるほどなー、デカい使い魔持ちはこういう場所で呼び出して、戯れるというわけか。逆に言えばここ以外で、一体どこで呼び出すというのか……


 ちなみに俺はアルーを堂々と出して頭頂部から後頭部辺りの位置に乗せているが、誰も気味悪がるようなリアクションはしない。まあビラにも注意書きがしてあったからな。他者の使い魔がどのようなものだろうと、その人のとっては大事な使い魔なのだから、尊重するようにと。


「おや、あんたらも来たのかい」


 聞き覚えのある声が上からかかった。

 声のした方向には巨大な牛が闊歩していた。明らかに外見は牛だが、その大きさは牛のそれではない。象ほどありそうだ。よく見ると頭から三本も角が生えているし、目は一つだし、口からは牙が生えている。


「奇遇だねえ。あんたらもセラに誘われたのかい? あたしもセラに誘われて来たのさ。品評会なんかで、使い魔を審査されるなんて嫌な感じだと敬遠してたんだが、祭りだと割り切って参加してみようと言われてね」


 牛の上にはランダがいた。おばちゃんらしい豪快な使い魔だ。つーか、この使い魔も戦闘力高そうだし、屋外だったらそういう用途で出しても良さそうなもんだ。


「いや、俺はゴージンに……」

「然リ。セラにビラを貰った」


 否定しようとした俺だが、ゴージンが肯定した。ゴージンもセラ経由だったのか。


「勇猛そうな牛であルな。触れてもよしや?」

「ああ、好きにしな」


 ランダの許可を得て、ゴージンは表情を輝かせて牛の背後に回り、背伸びして牛の尻を揉みだす。


「セラなら奥でまだ登録の列に並んでいるよ。ラブリー部門で賞を取るって息巻いてたね。結構な行列だし、さっさと並んだ方がいい」

「よし、我等も登録しに行くゾ」


 ゴージンに促され、俺らは会場の奥へと向かう。


「うげえ……これに並ぶのか」


 かなりの長蛇の列を見て、俺は顔をしかめる。ゴージンはさっさと列に並びに行く。


「太郎さん、せっかくゴージンさんが無邪気に楽しんでいるのですから、ネガティブな発言や表情はできるだけ控えましょうよ」


 ゴージンが離れたところで、ディーグルが俺の耳元に顔を寄せて注意してきた。


「ああ……すまんこ。うん……今日だけは言いたいこと口にしない努力をもっと頑張る」


 よりによってこいつに注意されるとは思わなかった。ふぁっくー。


「おやおや、ディーグルさんじゃないですか。どなたかの同伴ですか?」


 ディーグルの知り合いらしいコボルトの男性が声をかけてくる。服装から見ると、品評会の運営の人のようだ。


「ええ、あちらのお嬢さんとここにいるちんちくりんの付き添いです」

「おおお、この方が奇跡の絵描きのお嬢さんですか。あちらはディーグルさんの恋人さんで?」


 突っ込みどころ満載な会話を交わすディーグルとコボルトの運営。


「誰がちんちくりんだ。俺はちんちんあります。あとあれは俺の女だ」


 全て突っ込んでおいた。ゴージンの前じゃなければ言いたいこと言ってもいいだろう。うん。


「おっと、これは失礼。ディーグルさん、次回は一ヶ月後に飛翔部門での品評会がありますので、出来ましたら是非御出席を」

「はい、行けたら伺います」


 コボルトの運営が去っていく。


「本当お前顔だけは広いな」


 列の後ろにつきながらディーグルに向かって言う俺。喋っている間にゴージンと列の間が開いてしまった。


「私は使い魔品評会の常連ですし、幾度となく受賞していますから、自然と葉隠市の品評会運営委員会の方々とも懇意になったのですよ。私のレンティスは客寄せになるほど人気もありますしね」


 得意満面に語るディーグル。


「ところで、太郎さんはゴージンさんのことが好きなのですか?」

「好きに決まってるだろ。性格良くて自分に従順な美少女を好きにならない男がいたら、どうかしている」


 ディーグルの唐突な問いに、間髪おかず淀みなく答える俺。


「うーん……太郎さんの言う好きは、私が意識していた好きとは別物のようですね。私は恋心を抱いているのかと問うたわけですが」

「何でそんな問いを真顔でするんだよ。お前がゴージンに懸想しているのか?」

「違いますよ。私は君にその気があったななら、ゴージンさんとカップリングさせようと思っていたのです。人の恋路に首突っこんで世話を焼くのは大好きですから。しかしその線は無さそうなので、放っておきます」


 どういう趣味だよ……


 公式な開催時間は正午だが、登録手続きするだけで二十分もかかった。飛び入り以外は前日に事前手続きもしておくことができるらしいが、飛び入り参加が多いってわけか。紙に書くだけでなく、使い魔を出して魔法でチェック及び登録とかやってたからなあ。一人三十秒ほどで済むけど。


「こんにちは。第十八部隊が五人も揃ったわね」


 俺の手続きが済んだのを見計らって、セラが声をかけてくる。何だか今日は胸元が妙に開いている服装なので気になってしまう。背丈のせいでうっかり見下ろすとか出来ないけどな。


「セラに誘われたゴージンに誘われてきた。仕掛け人、御苦労さん」


 セラに向かって笑いかける俺。


「私はラブリー部門に出てみようと思うけど、貴方達はどうするの?」

「我もそレゾ」

「俺もラブリー」


 セラの問いにほぼ同時に答えるゴージンと俺。


「私のプピュウで勝てなくもないとは思うけど、二人とかぶるのもどうかと思うし、私は同時進行する予定のカリスマ部門に変更しようかしら」


 そう言ってセラが手をかざすと、彼女の肩の上でふよふよと浮いていたブルーの熱帯魚が、空中を大きく旋回して泳ぎ、掌の上へと移動する。


「手強そうではあルが、どうせなラともに参加して楽しもうゾ」


 俺も同じこと言いたかったが、ゴージンに先に台詞取られてしまった。


「そう? なら私もラブリーに出るわね」

「ランダもラブリー部門?」


 俺が尋ねる。あの牛でラブリーも糞も無いと思うが、どんな使い魔がどの部門に出ようと、基本は自由だ。力自慢部門に、セラの熱帯魚やゴージンの桃蟲が出た所で一向に構わないわけで。


「ランダは力自慢の方よ。流石にラブリーには興味なかったみたい」


 微笑みながらセラが言った。まあ、そうだろうなー。


***


 そんなわけで品評会開始。会場のあちこちで、様々な部門の品評が同時開催されている。他も見てみたい気もするが、しゃーないな。

 審査する運営の人達は皆大真面目な視線を使い魔達に注いでいる。初出陳とあって緊張している人もそこそこいるが、全体的には非常に和気藹々とした雰囲気だ。


『お次はー、新居太郎さんのアルー君です』


 おっ、きたきた。

 アビールタイムは十五秒で、その間に使い魔の可愛さのアピールをしなくてはならない。


「行け! アルーっ! 八艘飛び!」


 どの辺が八艘飛びなのかよくわからんが、とにかく壇上をぴょんぴょん跳びまわるアルー。

 出陳者や観客達が皆で拍手する。気持ち悪そうな顔をしている人は一人もいない。嗚呼……よかったな、アルー……


 その後も一人ずつ呼ばれて、使い魔のアピールが行われる。どんなしょーもない芸でもちゃんと皆で拍手。陳腐とか茶番とか言う無かれ。出陳者は皆真面目だし、自分の使い魔が可愛いし大事なのだ。


『お次はー、ゴージンさんのエナイト君です』


 いよいよゴージンの使い魔の出番。君てこたー、あれって雄だったのか。

 その場でぽいんいぽいん何度か垂直跳びしたかと思うと、着地に失敗したかのように横向きに倒れる。起き上がろうとしてまた跳びあがるが、さらに失敗して尻を出して、弧を描くようにしてころころと転がり、最後の大きく跳びはねて元に戻る。

 たったそれだけではあるが、十五秒という限られた時間内で、計算しつくした演出。ゴージン、やはり凄く気合い入ってるなあ……。つーか壇上のエナイトを見守るゴージンの視線の熱の帯びようからして、尋常じゃない。我が子を戦にでも赴かせるかのような感じ。


 結構な時間がかかって、出陳者のアピールが全て終わる。

 その後は使い魔達との戯れタイム。使い魔が無作為に放置されて、他の出陳者の使い魔にも触っていいことになっている。その間に審査員の人達は、一匹ずつ間近で見回って審査して点数をつけていく。

 俺も他の人の使い魔に触る機会を最大限に楽しませてもらった。アルーも結構人気があるようで、おっかなびっくり触ったり突いたりする人が何人もいた。写真とか撮れればもっと楽しいのになあ。


 楽しい時間が過ぎていき、やがて審査の結果発表の時間がやってきた。


『ラブリー部門最優秀賞はー、セラさんのプピュウちゃん!』


 歓声と拍手。どういう基準で選ばれているかは不明だが、あまり考えないようにしよう。知り合いが入賞したのは素直に喜ばしい。


『ラブリー部門パフォーマンス技巧賞はー、ゴージンさんのエナイト君!』


 名を呼ばれ、一瞬ポカンと呆けた顔になるゴージンだったが、満面に笑みをひろげ、誇らしげにエナイトを両手で掲げてみせた。


 んで、俺のアルーは最後まで呼ばれず。とほほ……


***


 まあそんなんこんなで楽しい品評会も終わった。結構時間がかかり、終わった頃には五時半になっていた。


「いやー、あれはまた是非出たいもんだな。ちょっと時間かかるのが難だが、あのカオスな雰囲気は凄くいいわ」

「私が使い魔品評会の常連になるのも頷けるでしょう。特に私のように普段から使い魔を出せない身とあっては……どうしました? ゴージンさん」


 三人で帰路につきながら会話を交わしている途中で、ディーグルが不審げにゴージンを見た。

 俺もつられて彼女の顔を覗き込むと、先程まで浮かれまくっていたのが嘘のように、浮かない顔になっている。一体どうしたというのだ?


「やはリ……どうしても思い出してしまうものゾ。生前のエナイトを」


 掌のエナイトを札の中に入れて、夕日を見上げながらゴージンは話しだす。


「エナイトは我のせいで死んだ。一族に裏切ラレて我が殺さレル前に、我の目の前でついでと言わんばかリに殺さレた」


 表情を悲痛に歪めるゴージン。


「我の使い魔のエナイトは、あのエナイトとは違う。にも関わラず、我はこのエナイトをあのエナイトと同じように見て愛でていル。そうなルであロうとわかっていたかラ、我は使い魔の取得を避けていたというのに。エナイトと似た、エナイトと異なル使い魔を愛でていル我を見たラ、エナイトは如何に思うであロうかと考えルと、疚しいことをしていルかのようで、心が苦しい……」


 ゴージンの頬を光るものがつたう。考えすぎだと言ってやるのは簡単だが、慰めるのであればもう少し気の利いた言葉が欲しい所だな。うん。ゴージンは思い込み激しい性格だし。


「え?」


 不意にディーグルが背後から俺の両脇の下を掴むと、逆方向に高い高いをするかのように、俺を抱え上げる。そしてゴージンの前方へと回り込み、ゴージンと目と鼻の先まで持っていく。

 何やってんだこいつは……という感じで戸惑う俺とゴージンだったが、丁度俺の胸の辺りにゴージンの頭部があるのに気がついて、俺はようやくディーグルの意図を察した。

 ゴージンの頭を力いっぱい抱きしめる俺。ディーグルが俺の体を抱え上げた状態での抱擁という、傍から見たらちょっと滑稽かもしれない構図だが、俺達三人はこれで大真面目なんだぜっ。


「下界のエナイトも、こっちに来ているのは間違いないだろう? そしてきっと幸せに暮らしている」


 ゴージンも俺を抱き返してきたのを確認し、俺は静かな口調で喋りだす。


「そのエナイトとまた巡り会うのは難しいかもしれない。でも互いに下界での思い出が、消えてなくなったわけじゃない。哀しい別れであったにせよ、今お互いどう過ごしているにせよ、ここで生きている限りは忘れないし、時々思い出すだろう。それでいいじゃないか。離れていても、それが互いの心が繋がっているって事じゃないか?」


 あまりうまい慰めの言葉でもなかったと思うが、俺にも思い当たることがあったので、なぞらえてみた。


「俺にもいるんだよ。俺が死ぬ前に先に下界で死んで、こっちにいるだろう大事な人が。俺はあいつのことをよく想うし、きっとあいつもどこかで俺を想ってくれていると信じている」

「太郎の言わんとしていルこと、理解し受け入レた。気を遣わせてすまぬ」


 そう言うゴージンの声には、少し元気が戻っていた。


「ディーグル、今のお前はちょっとイケメンだったぞ」


 機を見て俺の体を降ろしたディーグルを見上げて、俺は歯を見せて笑いかける。


「ええ。私がゴージンさんを抱きしめて慰めてもよかったのですけどね。けどそうしたら、嫉妬に狂った太郎さんが悪鬼の如く怒って妬んで、後々までネチネチグダグダ言うと見越して、私の方が大人になった次第です」

「真に大人であレば、そのようなことも口にせぬであロうゾ」


 俺がせっかく褒めてやったにも関わらず、余計なことぬかして台無しにしてくれたアホ野郎に、ゴージンが悪戯っぽく微笑んで突っこんだ

ちょっと充電します。来週再開します。

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