人物紹介・3
『シェイド・オルテンベルク』
言わずと知れた今作の主人公。今回も色々とやらかした。反骨極まった反逆者。
レオルクスでは厄介事を押し付けられる事を懸念してトンズラし、ビスタリアへと逃げ込んだがそこでも厄介事に巻き込まれることとなる。
が、偶々里帰り&戦力供与の打診を行う為にビスタリアへと来ていたラヴィニアと再会してしまい、彼女が偶然拾った『稀人』の少年を弟子として取り、鍛える事に。
話を聞いた当初は、ソレをぶん投げようとしていたラヴィニアの態度が気に食わなかった事もあって断ろうとしていたのだが、当の本人であるマモルと顔を合わせた際に、一度は折れたものの立ち上がる事に成功した者特有の光をその瞳に見た為に、彼を鍛える事を承諾した。
本気であの世を見せる様な訓練を課す事でマモルを鍛え上げ、無事に彼の目的を果たさせる事に成功すると、彼の事を闇討ちしようと企んでいた連中の悉くを粛清し、裏社会の蔓延る首都カオレンズベルクを恐怖のドン底へと叩き込んだりもしたが、その後素直にサタニシスと共に後にする事に。
最終的にアルベリヒへと逃げ込み、レオルクスからの追っ手からも、ビスタリアからの追及からも逃げ切った、と安堵した時に自身が世間的にはどの様に扱われているのか、を知って愕然とする。
が、同時に国家単位で面倒事を押し付けてくれる様子であるのならば、そこの王宮をペシャンコにでもしてやろうか?と企む程度には変な方向に吹っ切れている様子。
どうせだから、と受けた依頼で予想外に大きく多くの『竜』と、その上位種(正確に言えば『歳をとってより強大に至った個体』だが)たる『百年竜』と交戦し、サタニシスと共にソレを撃破するに至る。
その後、サタニシスとは買い出しと言う名目で行ったデートの後に告白するに至り、結果的に結ばれる事となった。
サタニシスと今後の事を話し合っている時に、タイミング悪く転移魔法陣によって強制召集を受ける事となってしまう。
本人的には心当たりの在る事、であったのだが、そうでない周囲の人間にとっては心臓に悪い事この上無い為に、後で搾られること間違いなしな状況となっていたりする。
『サタニシス・ケーニッヒャ』
魔族から送り込まれた監視者。無事主人公に絆された真ヒロイン。とうとう明かされた『魔王』様。
以前から強大な力を持つにも関わらず、弱い部分を垣間見せる彼に対して好意を抱いていたが、直接告白を受ける事によって無事陥落し関係を持った。
その後、彼と共に歩む未来も悪くないな……と考えていたのだが、その矢先に唐突に強制召喚の魔法陣によって目の前から主人公を何者かに奪われる事となってしまう。
半ば茫然自失とするものの、取り敢えず彼に出された指示を全うしよう……とした矢先に魔王軍の幹部であるズィーマが接触し、魔王本人である、と言う事が明かされた。
本人的にも主人公に対して病的な想いを抱いている、と言う事を自認しており、この世界の常識(力在る者は多数のパートナーを持ち、多くの子孫を残して戦力や資質を受け継がせる)に対して真っ向から喧嘩を売る事を厭わない程の独占欲も覗かせていた。
実力の方は未知数だが、ズィーマとのやり取りにて発せられた魔力圧が主人公並みであった事から、かなり高い実力を擁している事は確定事項であり、かつ普段はソレなりに手加減して行動していた、と言う事を窺わせる結果となった。
当初の予定通りに幼馴染み達を差し置いてヒロインの座をゲットするに至った女傑。今後に新旧ヒロインの絡みが在るかはこうご期待、と言う事で(ただ単に『未定』である、とも言えるが)。
『正堂 護』
不撓不屈の少年。反逆者の弟子。王道主人公。
誰かに呼び出された訳では無い、純粋に『偶々『あちら側』に転がり落ちてしまった稀人』。元居た世界では長く苛めを受けていた。
中学に入学してから卒業するまでの間、誰一人味方は無く、絶える事無く『榊』によって虐げられる事となり、一度は完全に心が折れ、榊の事を肯定する人格すら作り出す事となってしまう。
が、高校への進学と同時に榊と離れる事が出来ただけでなく、小学生以来であった幼馴染みの『咲』との再会によって徐々に『己』を取り戻し、明日に希望を持つ事が出来る様になる。
…………と、ソコで終わっていれば『めでたしめでたし』で終われたのだが、学校からの帰り道の途中で共にいた咲と一緒に『あちら側』へと転がり落ちる事となってしまった。
早々にラヴィニアによって発見され、『稀人』であるが為に保護された為に五体満足のままに過ごすことが出来ていたが、タイミング悪く同時に『あちら側』へと榊も転がり落ちており、しかもラヴィニアに対して敵対的なギルドマスターに保護される事となる。
その結果として、保護者であるラヴィニアがギルドの関係者であった為に必然的に顔を合わせる事となり、一方的とは言え吹っ掛けられた勝負に乗る羽目になり、榊に咲の身柄を奪われる事となってしまう。
当初こそ、己が身の不幸を嘆くのみであったが、返して欲しいのなら……と条件を榊の保護者から出された為に奪還の希望を見出だし、再起を果たす。
が、自身の持つ『スキル』すらも碌に使いこなせない状況では絶対に勝てない、と見たラヴィニアの手引きによって主人公と邂逅を果たし、無事弟子入りを果たす。
その後は、彼から剣術を直伝されたり、勝負勘を養う為に、と何度も殺されかける事となるが、本人の『咲を助ける』と言う執念にも近い想いによってギリギリ踏み留まり、どうにか合格を得るにまで至る事に成功する。
その結果、それまで姿を目にするだけでも竦み上がっていたハズの榊を圧倒し、己のトラウマを克服すると同時に圧倒的な勝利を手にし、囚われていた咲を解放する事に成功する。
とは言え、結果を報告して改めて感謝を伝えつつ咲を紹介しよう、と思っていた主人公の姿は見えず、その上でその後漏れ聞こえて来たギルドマスターの最期や裏社会の実力者達の結末によって未だに師匠である主人公に守られている事、未だに自分は弱いままなのだ、と言う事を認識し、何時の日か彼に会いに行ける程に強くなる事を胸に刻み、自身に誓う。
元々ガリガリで戦闘なんて出来そうにない体型をしていたが、シェイドによるスパルタを通り越した拷問と毎回毎回ドカドカと肉類を食わされた事によって見事な逆三角形の体型を手に入れる事に成功するが、再会当初は幼馴染みの咲にすら『誰かと思った』と言われる程に、面影も残さない変貌を遂げている。
『稀人』と言うだけの事はあり、黒髪黒目な十六歳。
なお、長かった髪は『訓練の邪魔になるから』とシェイドによって強制的に伐採された。
因みにコレは余談だが、本作に於ける主人公はこいつなのでは?と言う読者様方からの声が一番多かったのもこいつであり、作者が画く際に想定していた属性として『王道主人公』を使用していたキャラクターでもある。
正直、スピンオフだとか続編だとかを書く場合にはこいつを主人公に据えるのが一番書き易そう、とは作者も思っているが、その予定は未定となっている。
所持している属性は明言されてはいないが、訓練の際に炎の術式を使っている場面が在る為に恐らくは火属性。
更に言うのであれば、本来向いているのは『前衛よりの後衛』らしいので『スキル』も『召喚・咒毒剣カンタレラ』以外にも所持している可能性が高い。
『花咲 桜』
信じ続けた幼馴染み。王道ヒロイン(真)。
護と共に『あちら側』へと転がり落ちてしまった『稀人』。護の幼馴染みその人。
外見は清楚系で長い黒髪が特徴的で比較的細身な美人さんらしく、民衆の中に埋もれようと服装が極度に変わっていようと、護が一目で見付ける事が出来る程度には整った見目をしている模様。
小学校の間護と共に過ごしていたのだが、親の仕事の都合で中学が別れる事となり、高校に入学してから再会する事となった。
その際に、彼のあまりの変貌ぶり(元々は明るい方であったハズなのに、再会当初は何かに怯えながら腐った魚の目をしていた)に驚愕しつつ何が在ったのかを聞き出し、彼の心の傷を癒す事を己に誓う。
何くれと無く普段から気に掛け、行動を共にする事で最初は彼女に対してすら脅えていた護も心を開き、どうにか楽しく学校生活を送れそうだ、となった矢先に『あちら側』へと転移する羽目になってしまう。
護と共にラヴィニアによって保護されるが、その直後にカオレンズベルクのギルドマスターであるネメアヌスによって保護されていた榊によって身柄を押さえられる事となってしまった。
が、結果的にはネメアヌス側から仕掛けた公開処刑を逆手に取られる形にて利用され、何処からも文句を付けられない形で護と再会を果たす事に成功する。
監禁されている間、日々自らの身体を汚される可能性に恐怖し続けていたが、ふとした拍子に『何故こんなにもそうされる事を恐れているのだろうか?』と無意識的に考えてしまい、自らの秘めていた想いを自覚する。
シェイドによる大粛清の後は護と共に冒険者となり、順調に階級を上げて最終的には『英雄』と呼ばれる程の実力を着ける事になる様子だが、その魔力の属性や所持している『スキル』等は一切が不明である。
なお、彼女が無事に済んだのは、何よりも自らの矜持と周囲からの名声を守る事に固執する獣人族特有の気質により、勝負の景品、として扱われていた彼女に対して手出しをするのを『善し』とはしていなかった為、と言うだけであり、もしネメアヌスが戯れに勝負を持ち掛けて来ていなければ今頃何処ぞのNTR作品にでも出演しているヒロインの様にあの手この手で堕とされて護に向けてアへ顔でダブルピースをキメる羽目になっていた可能性が極大。
護と関係を進展させた後の夜では…………かも知れない。
『榊』
ただのチンピラ。無才の悪人。割りと噛ませ犬。
護を虐げていた張本人。
特に理由が在って彼を苛めていた訳では無い。強いて言うなら『目についた』から。
親が金持ちな家の出身で、身体も大きく声も大きかったので、子供特有の全能感を全力で暴走させて好き勝手やっていた。
偶々『あちら側』へと転がり落ちてしまい、その直後にネメアヌスによって保護され、かつて自身が虐げていた護が美人を横に連れていたのが気に食わなかった為に勝負を吹っ掛け、咲を強奪する。
その後、何時もの通りにそうやって暴力や権力や金によって強奪してきた女性と同じ様に彼女を蹂躙しようとしていたのだが、保護者にしてあの世界で生き抜く為に必要な諸々を教わっているネメアヌスが待ったを掛けた為にお預けを食らう形となる。
本人は不満ありありで、どうせ自分が勝つのだから体裁も面目も関係なんざありゃしねぇ!と突撃しようとしたりもしたが、仮にもネメアヌス側が言い出した事であった為に全力で阻止され逆に分からされる事となったりもした。
が、実際に蓋を開けてみれば、ネメアヌスが色々と手回しをしていたり、本人もでかい口を叩いていた割には格下だと思っていた護に終始一方的に攻められる展開となり、呆気なく惨敗した。
その後、負けた腹いせと憂さ晴らしに護達の事を強襲しようとしていたが、ソレを察知していたシェイドの手によって阻止され、本人も一撃で葬り去られる事となる。
属性の方は不明だが、『オーラ』の様なモノを身に纏って鎧や武具として扱う(魔力に近い性質を持った何か、と推測されていた)モノや、自身の身体能力や回復能力を高めるモノを所持していたと考えられるが、本人のセンスの無さから全てが発揮される事無く退場する事となった。
外観上はオラオラ系のワイルドな外見をした金髪イケメンとも見れなくは無いが、内面の卑しさと暴力性が滲み出ている。
『ネメアヌス』
冒険者ギルド・カオレンズベルク本支部長。元特級冒険者。真性のクズ。
『稀人』である榊を保護し、ラヴィニアに対して勝負を吹っ掛けた獅子族の獣人族。
元より、自分よりも先に特級冒険者へと昇格し、その上でギルドマスターにも先に就任されたり、自身よりも高い知名度と名声を誇っているラヴィニアの事を敵視していた。
その為に、今回の一件を好機と捉え、ラヴィニアの事を引きずり下ろす為にも勝負を仕掛けていた。
…………が、ラヴィニアが誰と繋がりがあったのか、偶然とは言え近くに誰がいたのか、自分の考えと行動が誰の不興を買う可能性があったのか、を考慮していなかった為に惨殺される事となる。
自身もバリバリの前衛系であった為に、榊の事も直接指導する事になっていたが、結果を見るからにそこまで育成能力に優れていた訳では無い様子。
『ウォルフェン』
関所の職員。中年狼。元『凶狼』と呼ばれたオッサン(笑)。
シェイドとサタニシスが遭遇した関所の職員。
ソレなりに戦闘力は在るらしく、手加減していたとは言えシェイドの殺気を真っ正面から受けても居眠りから飛び起きる程度で済んだ。
何故かレオルクスとビスタリアの国境だけでなくアルベリヒとの国境にもその姿を現したが、本人曰く『ただ単にローテーションで異動になってるだけ』との事。
『ラヴィニア』
冒険者ギルド・カートゥ本支部長。発情兎。愚か者の成れの果て。
若々しい見た目をした、兎の特徴を持った獣人族。
シェイドとは浅からぬ因縁があり、彼の両親とも親交が深かった人物でもあったが、シェイドの事を駒として利用しようとして彼に粛清され、どうにか命は助かったが何故か一部の獣人族のみが持つ特殊な因子が発動してしまい、変な扉を開いてしまった。要するに変態。
偶然諸々の用事の為に生まれ故郷であるビスタリアへと戻っていた時に護と咲を保護し、冒険者ギルドへと連れて行くがネメアヌスが保護していた榊と遭遇する事となってしまい、意図せぬ騒動に巻き込まれる形となる。
が、本人としてはソレを利用して手駒を増やそう、と言う方向へと一瞬にして思考を切り替えた為に特に迷惑に思っていた訳では無い。(面倒臭い、程度には思っていた可能性は在る)
とは言え、自身の素質(徒手空拳が基本で魔術が補助)とは異なる戦い方が合っている、と見立てられた護の事を指導してもよい結果にはならないだろう、と判断する事までは出来たものの、肝心の指導者が見付からなかった為に『どうしよう?』と頭を悩ませていた時に偶然『ご主人様』認定しているシェイドと再会する事となった。
諸々の事柄が終了した後、『ご褒美』と『お仕置き』とを兼ねたアレやコレやソレを企んでいたのだが、ソレを察知した(と言う訳でも無い)シェイドが姿を眩ませたお陰で空振りに終わり、熟れた身体を持て余して悶々とする羽目になる。
…………が、本人的には『焦らしプレイ』や『放置プレイ』の一種か!?と若干では在るが愉しんでもいる様子。既に手遅れである。
『アルバース』
ブルムンドの冒険者ギルド職員。『英雄』のファン。
主人公達が訪れた冒険者ギルドにて、彼らの起こした騒動(一方的に絡まれてソレを振り払っただけでしか無いが)の片を付ける為に二人を呼び出したギルド職員。
当初は、見覚えの無い冒険者二人組が騒ぎを起こしたのだろう、と半ば決め付ける様にして対応しようとしていたのだが、シェイドのギルドカードを確認した途端に態度を一変させる事となった。
何故なら、一部では……処では無く有名になりつつあった『近代の英雄』であるシェイドのファンであったから。
ソレなりに重要職に就いているのか、それとも周囲からの信頼が篤いのか(もしくはその両方)発言力が強いらしく、主人公達が依頼を受けるかどうか、と言う時には後ろ楯として依頼の完遂を保証した。
とは言え、実際の処として現地でのアレコレを事前に知っていた訳でも無かった為に、後程シェイドによってコッテリと搾られたらしい。南無。
『百年竜』
成長を続けた『竜』。人類の敵対種。
子を産み、数を増やす事が出来るまでに成長した個体の総称。
目安として、産まれてから十年程で十mに達し、ソコから約十年掛けて一mずつ大きくなって行く、と言う傾向が強い為に、二十m前後にまで到達した個体からそう判別される様になる。
その巨体に加えて種族特性から来る膨大な魔力とソレを繊細に操る事の出来る知性がもたらす戦闘力は強大無比であり、シェイドをして魔力を解放していない状態のままでは、常に命の危険が付き纏う程に危険性の高い戦闘を強要される事となる。
なお、コレは余談だが、百年生きた『竜』はこうして『災害』とも呼べるレベルでの戦闘力を獲得する事となるが、生涯を通じて成長を続け千年を生き抜いた『竜』は『龍』と呼ばれる様になり、『竜』の王として君臨し他の個体を支配下に置く様になる。
その状態になった『龍』の戦闘力は計り知る事が出来ず、下手をすれば主人公でも敗北を喫する事になる可能性が高い。かつて存在した『英雄王』が討伐したのはコレの事。
『カタギリ』
謎の『稀人』。飲食店の店主。
シェイドがサタニシスと共にブルムンドにてデートしている最中に寄ったレストランの店主。
外見や名前からして『稀人』であり、非戦闘向けな『スキル』を複数所持している模様。
何処ぞの誰かさんから何らかの事情で追われているらしく、常に警戒を怠ってはいない。その為に、店の扉には認識障害を引き起こす手製の魔道具を下げて客の選別を行っている。
魔道具の認識阻害を突破してくる者は自身を追って来ている者である、と言う認識であるらしいのだが、同時に『自身が求めている相手でもある』可能性も在るらしく、店を引き払って逃走するor引きこもる、と言った事が出来ない(しない?)状態に在るとか無いとか?真相は目下の所不明である。
『ザナドゥ』
飲食店の店員。狼系統の獣人族。
明るい性格をした獣人族のウェイトレスさん、と言った程度の情報しか無い人物。
カタギリとは付き合いが長いのか、それとも余程信頼を置ける関係となっているのかは定かでは無いが、追われている身であるハズなのに庇う素振りを見せられる程度には良好な間柄である様子。
アルベリヒでは珍しい獣人族だが、別段存在が皆無、と言う訳でも無いのでそこまで目立つ訳でも無い。
『ズィーマ』
魔王軍隠密方頭。神出鬼没な暗殺者。
サタニシスへの伝令として、久し振りに登場した魔族。
作中でも屈指の実力者である(文字通りに『あらゆる手段を選ばなければ』主人公相手にもワンチャン有り得る程度には強い)のだがその手法がダーティな方法に片寄っているので中々活躍させて上げられなかった可哀想なキャラ。
サタニシスの手によって、不用意に接触してきた事を主人公並みの魔力圧を掛けられる、と言う手段にて叱られる事となったが、冷や汗を流す程度で耐えきる事が出来ていた。
コレは完全な余談だが、初期の試作ルートでは、監視役として主人公に同行する相棒ポジションに付けようか、と作者が考えていたキャラクター。
だが、そうしてしまうとヒロインとなるキャラクターとの絡みがめんど……ゲフンゲフン、描写が難しくなる上に幼馴染みルート(姉)まっしぐらになりそうだったので降板された、と言う過去が在ったり無かったりする。
『ミズガルド翁』
推定・魔族。魔王曰く『自身に次ぐ実力者』。
ズィーマがサタニシスへとその危機を伝えた存在。
サタニシスの世話係(教育係?)を務めていた存在であり、彼女曰く『自分の次に強い』と言わしめるだけの実力者である様子。
その関係性は強く、シェイドとの平穏で愛に溢れた(爛れた?)生活(性活では無い)を一時的に放り出してまで救援として駆け付ける事を承諾する程。
今の処外見等の描写は無いが、『翁』と呼ばれている以上はそれなり以上の高齢である、と言う事が予想される。
取り敢えず名前付きだけ載せてみました
コイツ抜けてるんだけど?って言うのがいたら知らせて頂ければ追加いたしますのでご協力をm(_ _)m




