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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
51/2152

柴田権六中市場合戦の事其壱

 天文二十三年七月十八日、柴田勝家が出陣し、清洲を攻めました。


 参陣した足軽衆は、安孫子右京亮、藤江九蔵、太田牛一、木村重章、芝崎孫三、山田七郎五郎などの愉快な仲間達です。


「違う!」


 適当な脚色をする地の文に切れる皆々衆です。

 

 清洲衆は山王口で迎え撃ちましたが、全く勝負にならずに押し捲られ、安食村あじきむら(現在の愛知県名古屋市北区)で押し留めようとしましたが、それでも止まりません。


 更に押し込まれて、誓願寺(同じく名古屋市北区)の前で防戦しましたが、遂に町の入り口の大堀の中に追い込まれました。


 河尻左馬丞、織田三位、原某、雑賀修理が斬ってかかり、二、三間(約四〜六メートル)の間合いを取って戦いましたが、柴田勢の槍は長く、清洲勢の槍は短かったので、次第に追い立てられましたが、一歩も引かずに戦いました。


 河尻左馬丞、織田三位、雑賀修理、原、八板、高北、古沢七郎左衛門、浅野久蔵等、三十人程が討ち死にしてしまいました。

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