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大河内国司退城の事其弐
南の山には、織田上野守信包、滝川左近一益、津川掃部一安、稲葉伊予守一鉄、池田勝三郎恒興、和田新介定利、中島豊後守、進藤山城守賢盛、後藤喜三郎高治、蒲生右兵衛大輔賢秀、永原筑前守重康、永田刑部少輔正貞、青地駿河守茂綱、山岡美作守景隆、山岡玉林景猶、丹羽五郎左衛門長秀を配備しました。
戦国趣味レーションゲームなら「卑怯だ」というくらいの布陣です。
「しゅみれーしょんげーむとは何ぞや!?」
時空を超えたボケをかます地の文に切れる左京です。
西には、木下藤吉郎馨、氏家卜全、安藤伊賀守守就、飯沼勘平長継、佐久間右衛門信盛、市橋九郎右衛門長利、塚本小大膳をつかせました。
北には、斎藤新五、坂井右近政尚、蜂屋伯耆守、簗田弥次右衛門、中条将監家忠、磯野丹波守員昌、中条又兵衛です。
(いつか左京を超える)
血気に逸る馨です。
(勝てる!)
何も知らない左京は相変わらずバカです。
「うるさい!」
またしても地の文に切れる左京です。




