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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
巻一 永禄十一年戊辰以来織田弾正忠左京公の御在世、且これを記す
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左京御憑み御請の事其参

 左京は永禄十一年七月二十五日、越前から足利義昭を迎えるため、和田伊賀守惟政、不破河内守光治、村井民部貞勝、島田所之助秀満を遣わしました。


 義昭は美濃の国西庄(現在の岐阜市)の立正寺に到着しました。


 左京は宿所の一部屋に銅銭千貫を積み上げ、太刀、鎧、武具、馬、その他様々な品を献上しました。


 その他、従者達にも、並々ならぬもてなしをしました。


 滝◯クリ◯テルもびっくりだと思う地の文です。


「誰の事ぞ!?」


 意味不明な事を言った時代の最先端を行く地の文に切れる左京です。


「一刻も早くご上洛なさいませ、左京様」


 樹里が笑顔全開で告げました。


「そうなんですか」


 樹里の口癖で応じる左京です。


 そしていよいよ酒池肉林が現実になると考え、思わずニヘラッとする左京です。


「そ、そのようなよこしまな事は考えてはおらぬ!」


 真実を突き止められてしまった左京は、理不尽にも地の文に切れました。


「そうなんですか」


 それでも樹里は余裕の笑顔全開です。


 


 


 


 

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