表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
1/2152

尾張国かみ下わかちの事

 足利将軍家の威信が失墜し、日本は戦国乱世になっております。


 尾張国おわりのくには八郡からなり、そのうち上四郡は織田おだ伊勢守いせのかみ家が支配し、岩倉という地に居城を構えておりました。


 下四郡は織田おだ大和守やまとのかみ家が領しており、清洲城という城に行政官である守護の斯波しば氏が住んでいました。


 その大和守の家中には三奉行がいて、その中でも織田おだ備後守びんごのかみ等京とうきょうは秀でた人物で、家中に次々と味方を作り、着実に力をつけておりました。


 等京の嫡男ちゃくなんである元猿の名は吉法師きっぽうしです。


「何故一つ前の前世を思い出させるのだ!」


 どうしても昔話をしたくなる地の文に切れる吉法師こと元猿です。


「前々世の話はやめろ!」


 更に地の文に切れる吉法師です。


 このお話は戦国乱世を駆け抜けた猿の一代記です。


「猿の話はやめろー!」


 もう一度元気よく切れる吉法師です。いじりがいがあると思う地の文です。


 すぐに切れて面白がらせてくれると思います。


「うるさい!」


 言っているそばから切れてくれる吉法師です。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ