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試行錯誤の異世界旅行記  作者: 取方右半
第4章 エルフの隠れ里
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4-22 勝利の代償

 エトネ以外にとって二度目のレッサーデーモン戦は辛勝で終わった。


 何しろ、全員が何かしらの傷を負っているか、あるいは精神力を著しく消耗している。


 もしもの増援に備えて、レイたちは村の中央付近の広場で治療を行っていた。


 シアラは屋根の上から滑り落ちた時に頭を強く打った。その後、意識は回復し、今も会話などには問題は無い。その際に額に傷を負い血が流れたが、レティの回復魔法で治療中である。


 エトネはレッサーデーモンに足首を掴まれた時に、強く握られたようで、くっきりと痣が残っている。更に放り出された時に、全身を打ったこともあって、すり傷だらけだった。クエスト目的で集めた薬草を擦り、滲み出たエキスを肌に塗る事で傷口を塞ぐ。精霊を呼び出した反動か、戦闘の疲労のせいかは不明だが、戦闘が終わると同時に崩れ落ちるように倒れると、寝息を立ててしまった。


 リザは全員の中で一番の重傷者である。レッサーデーモンの蹴りから身を守る際に、左腕を犠牲にした。精神力で防御を固めても、焼け石に水。上腕と前腕の両方の骨が折れてしまった。壊された家屋の一部を拝借して、添え木を作り、毛布の一部を切り取って縛る。三角巾を作って腕を通して左腕を固定した。


「回復魔法で治療は出来ないの?」


 治療の手伝いが出来る程度まで回復したレイがレティに問いかける。本来なら精神力を大分消耗した彼女も休むべきなのだが、レティはすり鉢で薬草を擦る。そのままレイの質問に答えた。


「あたし程度のヒーラーじゃ、骨折した状態から即座に完治なんて無理。人の持つ自然治癒である程度骨がくっ付いてからじゃないと、中途半端に回復したら神経とかを巻き込んで復元しちゃうよ」


「回復魔法も万能じゃない、と。リザの固定は終わったよ」


「ありがと。……それでご主人さまの方はどうなの?」


 レティは一度手を止めると主の表情を伺った。今までにない程、長時間イタミの波に飲まれていたレイの顔は紙のように白く、まるで死体のような不気味さを放っていた。リザ達の治療を手伝っている間も血の気が戻る様子は無い。


 レイが目を覚ましたのはエトネが飛び出した直後だった。イタミの後遺症に苦しみながら、周囲の変化から状況を推察した。そして、戦闘音の続く方向へと重い足取りで進み、最後の瞬間に間に合った。


 それからしばらくして、完調にはまだ至らないが、ある程度自力で活動できる程度に回復した。


「体の芯が重たい感じがするけど……動く程度なら問題は無いよ」


 安心したかのように胸を撫で下ろすレティに対してシアラは懐疑的な視線をレイに向けた。


「それよりも、一体全体何が起きたのか。説明してもらえる、主様?」


 問い質す口調にリザは不安そうに両者を見つめる。レイは困った風に頭を掻いた。


「説明って言われてもな。……とにかく、前回の時間軸を整理しようか」


 言ってから横たわるエトネが起きてないかどうかをレイは確認してから、順を追って思い出す。


「まず、僕らはレッサーデーモンの通った道を逆走して、あのモンスターの処刑場に辿りついた。それは間違いないね」


 三人は同意するように頷いた。


「そして、僕の主観では、攻撃を受けて死んだ。それもとんでもない高速の一撃か、あるいは不可視の一撃だ。僕の持つ技能スキルでも追いきれなかった。……きっとあの屍の山の上に居た男がレッサーデーモンにあの傷を負わせた犯人だと思う」


「むしろ、そうであって欲しいわね。じゃないと、この森にとんでもない怪物が複数いる事になるわ。ゾッとするわよ」


 シアラが皮肉を吐き捨てる。内心、全員は同じ気持ちを共有している。あんなのが他にも居てたまるか、と。


「問題は此処からだ。治療中に聞いた皆の話を統合すると、全員アイツに殺された……と思われる」


 確認するようにレイはリザを見た。視線を受けたリザは頷くと自分の最後の記憶を思い出す。


「私も目では追いきれませんでした。ですが、受けた衝撃は凄まじく、今でも胸が痛みだしそうです」


「そうね。……それに《トライ&エラー》の理屈からいえば、主様が最初に死んでいれば、戻れるのは主様だけ。ワタシたち戦奴隷の誰かが死ねば、対等契約によって主様も死に、そこで死んだ二人が戻る。だとしたら、全員が死に戻る可能性は二つよ」


 シアラの白い指がすらりと二本伸びた。


「戦奴隷組が全員死んで、主様が死ぬか。もしくは全員が同時に殺されたか」


「……確かにその二つの可能性だな」


 レイが同意すると、シアラは満足そうに頷いた。少しだけ誇らしそうに薄い胸を張る。


 すると、レティが口を挟んだ。


「ご主人さまはどっちの可能性だと思う?」


 問われて、レイは顎に手を当てる。しばし考えてから「どちらも当てはまる」と返した。


「過去に二度。リザとレティが死んだ時に見た死に戻りのイメージは、それぞれ同じものを見た。……ちなみに今回見たのは吹雪だけど三人は?」


「同じです」「寒かった!」「……なんで吹雪なのかしら?」


 三人は口々に見たイメージ映像の感想を言い合う。もっとも思い出したことで全員、皮膚の下を這いずり回るイタミの感覚まで思い出したのか、口数は少なくなる。


「少なくとも同時に死ねば、共有されるイメージは同じだ。だからどっちの可能性なのかはここからじゃ分からない」


「ちょっと待って、主様。そもそも、今の二つの可能性は何か違いがあるの?」


 シアラが質問を投げかける。


「違いはあるよ。リザが死んだ時は、僕は対等契約にのっとって死んだ。レティの時は赤龍のブレスで一緒・・に死んだ……おいおい、まさか!」


 説明の途中でレイは自分の口を手で押さえた。何かに気づいたかのように目を見開くと、固く閉じた。周囲が声を掛けるも、自分の中に意識を向ける。


 瞼の裏に、見慣れたステータスが表示される。慣れた操作で自分の能力値パラメーターを開いた。


 LV.54 称号.スライムに負けた男

 HP.364 MP.31

 STR.167 END.202 DEX.165 MAG.8 POW.139 INT.71 SEN.203


 表示された数字が覚えているうちにギルドで更新されたプレートと見比べ、数字の減少を確認した。赤龍戦の時と同じ現象が起きている。いや、正確に言うと、赤龍戦後に目覚めた時に気づいた現象が起きていた。


「ああ、成程ね」


 レイはため息まじりに納得した。顔を上げれば事情を聞きたがる三人の顔が飛び込んできた。


「何か分かったの?」


 代表するように尋ねるシアラにレイは答えた。


能力値パラメーターがまた下がってる」


 三人は驚きのあまり、息を呑んだ。同時に共通点を見出した。


「私達が死に戻りに巻き込まれることで……ご主人様の能力値パラメーターが下がる……という事でしょうか?」


「多分ね。同時に死んだからなのか、それとも対等契約による死亡でも下がるのかどうかは分からないけど、能力値パラメーターの減少は皆が死に戻れる条件……いや、対価なのかもしれないな」


 呟くと、レイは自分の頭髪を摘まんだ。一部が白色した前髪を持ち上げる。


「此処からだとよく見えないけど、白い部分は広がってる?」


 三人の視線がレイの前髪に集中する。前髪の白色部分は増えていると言われれば、そう見えるし。増えていないと言われればそう見えなくも無い。ハッキリと広がっていると彼女らは断定できなかった。


「そもそも、変色が起きたのがどの回数の時だったのか。それがよく分からないんだよな」


 レイの視点からでは自分の頭髪の色までは見る事は出来ない。そのため変色の条件が回数なのか、あるいは同時に死ぬことなのかの判断がつかない。


 リザとシアラも午前零時を超えてレティと同時に死に戻った時に変色が起きているのは覚えている。問題はその前、つまり、レティがブレスで死に戻る前の試行錯誤の間に変色が起きていたのかどうかは覚えていない。塗りつぶされた時の流れだった。


 ところが、一人だけ覚えていた少女が居た。


 レティだった。


「あたしが覚えている限りだと、ご主人さまの髪の毛が変色しだしたのはあたしが死に戻り始めた後だと思うよ」


「それは……本当?」


「うん。少なくとも……赤龍のブレスで死ぬ前までは、死に戻りのイタミで苦しむことは有っても、髪の色が変わるなんて事は無かった。それは間違いないよ」


 レティが告げた情報で大分絞れてきた。髪の変色と能力値パラメーターの低下が無関係ではないのなら、『同時に死ぬ事』が引き金だ。そこまで分かってレイが断言できないのはレティが死に戻った時に赤龍を倒したわけでは無い。


 彼女は覚えてないがその後も少なくない回数をレイは死亡している。もしかすると、レティと同時に死んだ時では無く、その後に死んだ時に変色が起きたのかもしれない可能性は僅かに存在する。そのため確信できないでいた。


 そして、話は次に起きた事へと移った。レイの意識不明の状態だ。


「主様は覚えているかどうか知らないけど、あれに近い状態を一度見たわよ。赤龍戦の時、午前零時を境に主様が倒れこんで膝をつくのを」


「……そうですね。呼びかけても返事をせず、脈も呼吸も弱くなるというのも冷静になって思い返せば、同じでした。……ですが、奇妙な聞き方になりますが、今回の死に戻りは一度だけですよね?」


 リザの質問にレイは頷いた。しかし、リザは答えを得ても表情を曇らせたままだ。


「……ご主人様が《トライ&エラー》で戻ってきた所を見るのは二度。今回と赤龍戦の時ですが、今まで私たちと一緒に行動している間も、戻っていますよね」


 この質問にリザは多少なりとも確信があった。船上で決闘や精霊祭初日など、振り返ればおかしな点がいくつかあった。おそらく、あれらは一度戻ってやり直しをしたのだと推察していた。リザの読みは当たった。レイが肯定するように頷くと、彼女は言葉を続ける。


「ですが、今まで行動を共にしている間、あのような苦悶する姿を見たのは今回と赤龍戦の時のみです。おそらく、それ以外の死に戻り時のイタミなどは耐えていたのだと思われます」


 レイはリザの推測に感服していた。まさに彼女の言う通りだった。今までに何度も《トライ&エラー》を使ってきたが、意識だけは直ぐに覚醒していた。だけど、赤龍戦と今回の二回だけは目覚めるまでの時間にずれがある。


 特に今回は酷い。


「普通の死に戻りは僕一人。リザが死んだ時も死に戻りのイタミは耐えられるものだったし、すぐに意識を取り戻せた。だけど、赤龍戦の時と今回の時はどちらも目覚めるのに時間が掛かった。通常時との違いなんて……回数と人数か?」


 回数だとしたら、今回はまだ一回しか使用していない。死に戻りの人数が原因だとしたら、リザの時にも近い結果になっていないとおかしい。追加されたのが一人リザと三人の違いなのかもしれない。


 どちらにしても推測の域を出ていない。このまま推測を重ねても正解に辿りつけるとは限らなかった。


「とにかく、《トライ&エラー》の考察は此処までにしよう。判明した事は二つ。リザ達と共に死に戻れば僕の能力値パラメーターが減少する事と、複数人の死に戻り時は意識の覚醒が遅れる事。これらは確実だと思う。……そして、問題はこれからどうするべきなのか、だ」


 三人は頷くと、最初に口火を切ったのはリザだった。


「即刻、森を出ましょう」


 ある意味当然の意見だった。村の北に広がる森で何が起きたのか不明だが、超級モンスターを大量に虐殺できる存在が居る以上、危険度は大きく変わった。怪物本人も危険だが、その怪物に追いやられてモンスターが南下してくる方が怖い。いつまた村にモンスターが姿を見せるのか分からない。


 それにリザを始めとして負傷者が居る。これ以上森に残るのは得策とは言えなかった。この意見にレイとレティも同意した。


 ところが。


「ワタシはもう一度、あそこに戻るべきだと思う」


 シアラが真っ向から対立した。他の三人が驚く中、シアラは言葉を紡いだ。


「あの処刑場の向こう側にエルフの隠れ里はあるわよ」


 その断定的な物言いに、三人は更に驚愕した。少なくとも、シアラがそのような重要事を適当に言う人間では無いとレイは信じている。だから、彼女があると言うからには、何かしらの理由があるとすぐに気づいた。


「……その根拠は? 確かに僕らを殺した奴はエルフだった。緑の髪に長耳が遠くからでも分かった。エルフの隠れ里があの付近にあるのかもしれない。でも、だからといってあそこにあるとも限らないだろ」


「そうだよ。それに、あんな一方的に殺しにかかってくる人を相手にどうやって里に辿りつくの」


 レイの意見にレティも加わった。すると、シアラは真剣な表情で口を開いた。


「あれは……理不尽な言い方だけど、アイツの前で武器を不用意に抜いていたから殺されたのよ」


 その言い方にリザが鋭く切り込んだ。


「アイツ? ……まるであのエルフが何者なのか分かっている様な口ぶりですね」


 シアラは一瞬口籠ると、重大な事項を告げるかのように重苦しい口調で告げる。


「アイツが誰か、ワタシは知っているの。……アイツはエルフの『守護者』よ」


「エルフの『守護者』? それって一体―――」


「―――エルフの『守護者』ですって!? それは本当なの、シアラ?」


 聞き返そうとしたレイの言葉を遮ってリザが叫んだ。レティも姉と同じように驚愕していた。


「本当よ。三百年前にあった『人魔戦役』。その時に遠目だけど顔を見たことがあるの。……あれから三百年、年を取ったようには見えないのが余計に恐ろしいわよ」


 シアラは不気味な物を見たような口ぶりだった。レイには三人が何を驚いているのか全く分からなかった。それを察したリザが解説する。


「エルフの『守護者』というのは文字通り、エルフの護り手です。話は千年前に遡ります。当時繁栄を極めていたエルフの国は突如として滅びました。理由はよく分かりません。天変地異とも、他国から攻められたとも、超弩級モンスターに蹂躙されたとも言われています」


 一拍開けた後、言葉を継ぐ。


「国を失くし、流浪の民になったエルフたちは世界各地に散らばり、隠れ住むような場所を見つけました。ですが、そこは大抵先住している者達が居ます。……帰る場所を失くしたエルフたちは彼らを駆逐することで新しい住処を手に入れました。その時、率先して戦ったのがエルフの『守護者』と呼ばれている伝説の戦士なのです」


 声に恍惚の色が混じっていた。よどみなく説明する彼女にレイは感心したように言う。


「千年も前の出来事をよく知っていたね」


「というのが全て、ご主人様に買って頂いた、『古今の達人』に書いてありました」


 がくり、とレイは扱けそうになった。


(売り物の本の内容かよ!)


 内心の突っ込みはおくびも出さずに姿勢を戻した。すると、補足するかのようにレティが言う。


「お姉ちゃんの言った伝説が真実かどうかはともかく、エルフが高価な商品なのに、滅多に市場に出回らない理由は、エルフの『守護者』っていう番人が居るせいだからってクロトが言っていたよ。……それでもエルフの寿命からすると千年は眉唾だけど」


「事実よ。あれはどういうやり方をしたのか知らないけど、七百年間生きて、そして三百年生き延びてあそこに居た。だから、あの先にエルフの隠れ里があるとワタシは確信しているのよ」


 リザとレティがそれぞれ自分の知っている知識を披露することで、シアラの推測が現実味を帯びてきた。


「隠れ里があの先にあるかどうかはこの際置いておくよ。それで、どうして武器を持っていたのが悪い事になるんだ?」


 シアラは説明を続ける。


「アレはそういう存在なのよ。武器を向けられた瞬間、反射で斬る怪物。神経の隅々まで染み込んだ戦闘本能。……『人魔戦役』において六将軍三人を同時に相手取って互角に戦った男よ」


 ごくり、と。レイの喉が鳴った。ゲオルギウスと同格の六将軍を同時に相手取って生き残るなど、不可能な芸当に思えた。


 そんな怪物がどうしてこの森のあんな場所に居たのか。それこそがエルフの隠れ里がある場所だというシアラの推測を補強する証拠の様だった。


 しかし。


「この状況で北に進むのは、どう考えても危険すぎるよな」


 レイの呟きに、シアラは不承不承ながら頷いた。全てシアラの推測通りで、あの怪物がエルフの隠れ里を守る『守護者』だとして、武器を抜かない事で会話が出来たとしても、殺されない保証はどこにもない。


 それよりも森を脱出してアマツマラに戻るべきだとレイは考える。


 だが、それも問題が無いわけでは無い。全員の視線がリザの腕に集まった。


「リザの腕がこの状態だと、森を抜けるのも難しいよな」


「も、申し訳ありません。このような時に足を引っ張ってしまいました」


 すまなさそうにリザは謝罪した。レイは首を横に振った。


「名誉の負傷だ。気にしないで」


 言ったもののレイは状況の厳しさに憂鬱となる。当初の予定ではエトネは森に残る事になっている。人の多い場所に向かう勇気は彼女にまだない。


 そうなれば、森の中の索敵はリザだよりになる。しかし、負傷しているリザに索敵を任せられるかどうか不安だ。怪我によって感覚が鈍るかもしれないし、戦闘にだって参加できない。


 かといってリザをエトネと共に森に残す訳にもいかない。食料の問題や、リザ抜きレイ達だけで森を無事に脱出できるとは到底可能だとは思えない。


 しばらく熟考してから、レイは決断する。


「森を進もうと思う」


 リザは反射的に反論しようとするも、先んじてレイが口を開いた。


「言いたいことは分かる。でも、今は森を進んでエルフの隠れ里に辿りつく方が全員無事に生き残る唯一の可能性だ」


「しかし、それは―――」


「―――危険な賭けなのは分かってる。でも、これが残っている可能性の中で成功する確率は高い」


 この時。レイは一つの言葉を飲み込んだ。仮に、複数人が同時に死ぬことでデメリットが発生するなら、レイ一人が死ねば通常の《トライ&エラー》が発動するのではないか、と。そうなれば今回の失敗をやり直せるという考えを伏せていた。


 レイの意思は固く、リザとレティが翻意を促そうとしても、決して譲らなかった。それでもと言葉を重なるため、四人は議論に集中してしまう。


 だから、彼らは気づかなかった。


 エトネの萌黄色の瞳が薄らと開いていたことに。


読んで下さってありがとうございます。

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