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Over In Dragon〜悲しみから生まれた絆…〜  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜旅路の果て

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ルトルシニアVSブレグラン〜四天王〜{済}

涼香たちはその場から逃げようとしていると、二頭の馬の蹄の音が聞こえ……。

 ここは、ルドバの街の北東に位置する森の中。


 涼香たちは、ゴルボラを警戒しながら後退りし、逃げようとしていた。


 ガディスは、物陰からその様子をみている。


(なるほどな。ドラゴナードの者は龍がいれば力がつかえる。

 あのゴルボラとかいう奴は、龍神バルロス様があの女と同化してることを知らない。

 そういえば先程、信号弾を放ってたが……。近くにいれば救援がくるのも時間の問題か。

 もし、そいつらが馬できたら。なおさら、ここまでくるのに、そう時間はかからないだろう)


 そう思いながらガディスは辺りを見渡した。


 するとガディスの読み通り、北東の方角から二頭の馬の蹄の音が聞こえ、こちらに向かってくるのがみえた。


(二頭の馬の蹄の音……。それに、あれは黒鹿毛と芦毛の馬!

 まさか⁉︎ブレグラン国の四天王のあの2人が駆けつけたというのか。

 そうなると、これはもう少し様子をみてからが良さそうだな)


 そして涼香たちの後方に二頭の馬が止まり、2人の男が馬から降り近づいてきた。


「ゴルボラ。なにがあった?」


「これは、ネフロス様とラゴス様。まさか四天王のお二方にきて頂けるとは」


 そう言うとゴルボラは一礼をする。


「ゴルボラ。まさかドラゴナード1人に手こずっていたのか?」


「はっ、申しわけございません。ですが、このドラゴナードの者は、龍がいないというのに魔法が使えたのです。そのため兵たちがやられてしまいました」


 ゴルボラがそう言うとネフロスとラゴスは、涼香たちに視線を向ける。


「涼香、要。クッ。これはまずいことになりそうですね。……」


 そう言いクルテルは涼香と要をかばいながら、ネフロスとラゴスを警戒している。


 ラゴスは涼香たちを見まわすと、ふと疑問に思った。


「ドラゴナードの者と。ん?2人は人間のようだけど。なぜ1人だけ、フードを深々と被っているんだ?」


 するとラゴスは、涼香に近づきフードをとろうと右手を伸ばした。


 涼香はまずいと思い後ろに避ける。


 要は咄嗟に、涼香のフードがとられるのを阻止しようと、左手でラゴスの右手をつかもうとする。


 だが、それをみたネフロスが瞬時に要めがけ矢を放った。


 するとガディスはみていられなくなり、


「なにをやっている⁉︎」


 そう言いガディスはすかさずその矢めがけ剣を一閃する。


 《魔剣 氷結斬‼︎》


 と、ガディスは矢めがけ斬魔を放った。


 その斬魔はネフロスが放った矢にあたり、一瞬で凍り跡形もなくくだけ散った。


「これは氷の魔法剣⁉︎まさか、なぜルトルシニア国の四天王がここにいる?」


 ネフロスは驚きガディスをみる。


 ガディスは涼香たちの近くまできた。


「たまたま、ここを通りかかっただけだ!」


「たまたまだとぉ。嘘をつくな⁉︎お前が用もないのに、この辺をウロウロしているわけがない!」


「ああ。そうかもな。だが急用ができ、たまたま通りかかった」


 ガディスはそう言い、ネフロスとラゴスの動きを警戒している。


 そして、ネフロスとラゴスはガディスを睨みつけた。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)


『うわぁ。なんかすごい事になりそうだね』…by,涼香


『そうだな。でもなんで、ルトルシニアの四天王ガディスが俺たちを助けてくれるだ?』…by,要


『それは……そうそう。たまたまだ!……たまたま、ここを通りがかったのでな。:(;゛゜'ω゜'):……』…by,ガディス


『そうだとしたら変ですねぇ。まさか、私たちのあとをつけてきたのでしょうか?ジィィ──(。¬д¬。)──ッ』…by,クルテル


『そ、それは……(.;゜;:д:;゜;.)』…by,ガディス


と、いう事で……∩^ω^∩


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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