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Over In Dragon〜悲しみから生まれた絆…〜  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜旅路の果て

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タイミングと四天王の3人{済}

ガディスは涼香を監視しながら接触する機会を伺っていた。

 ここはルドバの街の市場。涼香たちは色々な物をみて歩いていた。


 ♣︎

 ♧


 ここルドバの街は、西側の海と東側の山との大自然に囲まれているため、市場では新鮮な海や山の幸が豊富に揃い並べられている。


 ♧

 ♣︎


 涼香と要は、みたこともないような魚や野菜などが並んでいたので、クルテルに聞きながら歩いていた。


 ガディスはそのあとを尾行している。


(さて、どうあの女と接触したらいい。……)


 ガディスは、どうしたらいいかと頭を悩ませている。


 そして涼香たちは、市場での買い物をすませると他の場所へと向かった。


 それを確認したガディスは、涼香たちのあとを追いかける。


 ♣︎

 ♧

 ♣︎


 一方、涼香たちは市場の買い物がすみ話をしながら歩いていた。


「これからエルラスタに向かうけど、ユリナシア様とは充分きをつけて接して欲しい」


「それって……。もしかしてユリナシア様って、気難しい人なんですか?」


「涼香。気難しいわけではないんだけどね。なんて言ったらいいのか……。そうだな。変わり者って言った方がいいかもしれないね」


「……領主で変わり者って。それに名前の感じからして女性だよな。なんか想像できないんだけど」


「はぁ。要は元々、頭つかうの苦手なんだからさぁ。無理に想像しなくていいからね」


「あのなぁ。俺だってなたまには……。んー……多少は頭つかう時だってあるからな⁉︎」


 そう言うと要は涼香をみて苦笑した。


「でも、要の言う通りかもしれない。ユリナシア様は……」


 クルテルはユリナシアのことをどう説明した方がいいか考えている。


「まぁ、そうだね。多分、説明しても無理だと思うから。直接あってみるのが1番かもしれないね」


 涼香たちは歩きながら話しているとルドバの街の外にでた。


 ガディスは涼香たちの後をつけていたが、


(……さて、どうする。……)


 ガディスは、どうしたらいいかと思考を巡らせていた。


 するとガディスは、涼香たちが森の中に入っていくのを確認する。


(森の中か。はぁ。服が汚れそうだなぁ。まぁ一応、着替えは持ってきてはいるから大丈夫だけどな。……)


 そう思いながらガディスは、涼香たちを追いかける。


 涼香たちは、森の中の木々などが少なく広い場所をみつけ、そこでルドバの街の市場で買ってきた物を整理することにした。


 そしてガディスは、涼香たちを遠くから監視をしていた。


 ♣︎

 ♧

 ♣︎


 場所は移り。ここはルトルシニア国のファストル城。


 城の中庭では3人の男性が話をしていた。


「ティガルにリィザス。そういえばガディスが、ボンゼル様の命で龍神バルロス様と同化した女の所に向かったらしいですね」


「ラグドル。アイツで大丈夫なのか?」


「なるほど。ボンゼル様の考えは、その女が手に入れたバルロス様の力。そのため女を傷をつけずにここに連れてくることが目的」


「ええ。リィザス。それを実行するには、我々では無理と判断したのでしょう」


 ♣︎

 ♧


 この3人はボンゼルの配下の四天王で、ラグドル=リエルとティガル=フェイザーとリィザス=ラボンだ。


 ♧

 ♣︎


 そして3人は、しばらく中庭でガディスの話をしていた。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)


『ガディスだけで本当に大丈夫でしょうか?』…by,ラグドル


『ラグドル。お前、いつになくアイツの心配してるな』…by,ティガル


『確かに、いつものお前らしくない。どうしたんだ?』…by,リィザス


『ふぅ〜。先程アリシスが城にきていたのですが。はぁ〜』…by,ラグドル


『アリシスは確かガディスの恋人だったはず。なぜ城に?』…by,リィザス


『ええ。ガディスがアリシスとの約束すっぽかしたらしく。それで先程、すごい剣幕で城に乗り込んできたのです』…by,ラグドル


『まさかアイツ。アリシスになにも言わず向かったのか?』…by,ティガル


『恐らくアリシスのあの様子ではそうなのかと。はぁ〜』…by,ラグドル


『『ハァ・・(;-ω-)』』…by,リィザス、ティガル


と、いう事で……∩^ω^∩……この3人の詳しい説明は後ほどしますd(≧▽≦*)


では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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