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勇者になってみませんか?  作者: 七瀬 優
第二章 ヒロイン登場  りん「これから私のターンだ!」  ????「ターン終了」  りん「誰だ終了させたの!」
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  番外編 りん、したいけん?

もう一話SSです。

こんどはりんのお話です。

 目が覚めたらきれいなお花畑のなかにいた。

 見たことも無いお花ばっかりですごくきれいだった。


 よし、一つ持って帰ろう。

 全部持って帰るとか欲張りは言わないよ!言いたいけど。

 

 お花を一つ取ってみる。

 直ぐに光の粒になって消えてしまった。

 もう一度試してみる。うう取れない?

 だけどそんなことで諦める私じゃない!

 かしこい私は考えた。


 地面を掘ってお花の根っこごと取り出してみる。

 おお~こんどは消えたりしない。

 さすが私!すごいね私!

 手に入れたお花はポケットに入れておく。


 なにか遠くから呼ばれた気がする。

 お花畑を後にして呼ばれたほうに歩いていく。

 しばらく行くと川があった。

 川の向こうで呼んでる人が居る。

 何か見覚えがあるおじいちゃんやおばあちゃんの気がする。

 行ってみよう。


 川を越えたら、誰も居なかった。

 おかしい、さっきまで呼んでいたのにどうしたのだろう?

 よし、探しに行こう!


 しばらく歩くと、大きな家があった。

 お城みたいに大きないえだ!

 そこには何故か長い行列が。

 これは、おいしいご飯のお店だ!

 早速並ぼう。


 すごい長い時間まって、やっと私の番になった。

 中に入ったらおっきなおじちゃんが色々聞いてきた。

 あれ?ご飯は?ご馳走は?

 一通り話が終わると「バカだから帰れ」といわれた。

 ひどい、じんけんしんがいだ!

 こうぎしようと思ったら何故かどこかに飛ばされた。

 うわ~~~~目が回る~。


 ふと気がついた。

 あの行列はきっとしゅうしょくしけんだったんだな。

 私を落とすなんてだいそんがいだよ!

りん「あおちゃん、あおちゃん。今日変な夢見たんだよ」


あお「変なのはいつもだろう」


りん「バカだから帰れ!って言わたんだ。ひどいよね!」


あお「正夢なんじゃないか?」


りん「まさゆめ?」


あお「現実にこれから起こる事を見る夢の事だ」


りん「にゃにゃんだと~~!」



さな「こんな所に見たことも無いきれいな花が咲いてる。後で種をもらって育ててみよ」


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 私はバカじゃない! りん』

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